概要
志葉薫が変身するシンケンレッドのことであり、由来も志葉家十八代目当主で、志葉家の血を引く最後の姫である薫が変身することから来ている。
ちなみに正式名称ではなく本記事の名前も便宜上の仮称であり、二次創作どころか公式作品ですら様々な呼び方がされている。
スーツデザインも女性メンバーのものに準じ、スカートタイプとなっている。
志葉丈瑠が変身するシンケンレッドと区別するためにファンの間ではこう呼ばれていることもある。
海外版である『パワーレンジャー・サムライ』においても登場した。
一部の視聴者やファンによっては『姫レッド』や『シンケンレッド(姫)』と呼ばれることもあり、それらの表記タグで作品がPixiv内に投稿されているものもある。
なお、ダイスオーDXにカードとして登場した際は姫シンケンレッドではなく『シンケンレッド(薫)』という表記となっている。
シリーズ初にして、2024年現在の時点では唯一の女性の戦隊レッドである。
余談
公式で実現した『女性メンバーが変身する本家の戦隊レッド』ということもあってか、『海賊戦隊ゴーカイジャー』においてはゴーカイジャーが姫シンケンレッドのレンジャーキーを入手するまでは女性メンバーが(丈瑠が変身する方の)シンケンレッドのレンジャーキーを使ってゴーカイチェンジしたことは一度もなく、件のレンジャーキー入手後は本編第41話にて『登場する怪人が女性メンバーの祖国と両親の仇』ということもあり、その女性メンバーと男性メンバーがゴーカイチェンジすることでシンケンジャー本編では実現しなかった姫シンケンレッドとシンケンレッドによる『二人のシンケンレッドの揃い踏み(共闘)』を実現させた。
なお、登場時点では丈瑠は勿論、丈瑠との友情でチームに参加していた梅盛源太/シンケンゴールドも離脱したため、男女比が2:3になり、(男児向けの)スーパー戦隊シリーズのヒーローチームにおいて女性が多数派になるという前代未聞が発生している。
あくまでも番外戦士の為、キャラクターショーには基本的に登場しないと思われたが、放映中の戦隊を除いたレッド戦士が登場するレッドヒーローショーでまさかのサプライズ登場を果たし(なお、姫が共演したのはゴーバスターズからジュウオウジャーまでのレッド戦士)、2023年のWヒーロー夏祭り(4日目のみ)ではシンケンレッドとシンケンブルーとともに登場を果たしている。なお、ショーで番外戦士が登場するのは『魔法戦隊マジレンジャー』のウルザードファイヤー・『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』のアカレッド・『獣電戦隊キョウリュウジャー』の2代目キョウリュウバイオレットに引き続き4人目となった。
なお、海外を含めると公式作品で登場した女性レッドは彼女が初ではなく、『パワーレンジャー・S.P.D.』におけるA-スクワッドのレッドレンジャーが最初である。
ただし、2024年現在においても『スーパー戦隊シリーズ』においてレギュラーかつリーダーを務める女性レッドは登場していない。一方で『海賊戦隊ゴーカイジャー』とのクロスオーバー作品では彼女がシンケンジャー代表として登場する事も多く、かなり優遇されているのは間違いない。
リメイク版にあたる『パワーレンジャー・サムライ』ではローレン・シバという人物が変身し、桑島法子女史が吹き替えを担当する。なおそちらでは姫シンケンレッドはスタッフロールにて『新レッドレンジャー』という表記がされている。
関連イラスト
関連タグ
姫レッド、シンケンレッド(姫):表記ゆれ。
ゴーカイチェンジ:同じ戦士でも変身者の性別によって衣装が変わるのである意味先駆けと言えるだろう。
バルイーグル:こちらも交代劇があった戦隊レッドなのだが、一時的な交代であった姫シンケンレッドとは異なり、こちらはレギュラーメンバーの座を譲ったという違いがある。
ゴーオンシルバー/須塔美羽:ツーカイフリント/フリント・ゴールドツイカーが登場するまでは唯一の女性シルバー及び女性追加戦士だった。
ハチオージャー/イロキ:戦闘シーンは一瞬であったとはいえ、現状唯一の女性ブラック。本来の変身者は男性であり、しかも殿である。
黒獅子リオ/獣人メレ←姫シンケンレッド→キョウリュウシアン/キョウリュウグレー/2代目キョウリュウバイオレット/キョウリュウシルバー