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山伏しずく

やまぶししずく

『勇者であるシリーズ』第4弾のイラストノベル『楠芽吹は勇者である』のキャラクター。
目次 [非表示]

概要

「山伏しずく…よろしく……。」


複雑な家庭環境で育ってきた、口数の少ないおとなしすぎる中学2年生。感情を表に出すことがなく、他人とのコミュニケーションもうなづく程度ですぐ済ませてしまうため、何を考えているのかが読み辛い子だ。徳島県出身であり、うどんよりもラーメンが好き。

(『楠芽吹は勇者である』キャラクター紹介)


プロフィール

※誕生日は『花結いのきらめき』のキャラクター紹介によるもの。


人物像

楠芽吹の同級生で、32人の「防人」の一員。


詳細は不明ながら両親が心中するなど、複雑な家庭環境で育った少女。あまり感情を表に出さず、他人とのコミュニケーションもうなづく程度で済ませてしまう。人と話すのが苦手で、友達ができず孤立していた。相手の事は基本的に名字で呼んでいる(『花結いのきらめき』では、犬吠埼姉妹乃木若葉、中学生の乃木園子には区別のためか名前で呼んでいる)。

山伏しずくさん

かつては神樹館小学校に通っており、鷲尾須美乃木園子三ノ輪銀とは同級生だった。クラスは別で、勇者の噂を聞いてこっそり覗きに行った際に、銀に見つかり会話したこともある。

……どうしたの?

防人のお役目では判断力や作戦執行能力が優れており、回収するサンプルを一番多く採取している。芽吹たちと出会い、一緒のグループで行動するようになってからは、基本は物静かでいるが、会話の輪にも入るようになり、大切な友達となっていく。


ラーメンが好物であり、特に徳島ラーメンを好んでいる。うどんが主流の香川県でもラーメン店の場所を知っており、外出届を出して食べに行く事がある。また香川県の水問題に対して思う事があるらしく、水不足で他県の水を引くことでラーメンが食べられなくなるんじゃないかと思っているらしい。


なお、アニメ版では展開の変更の影響をもろに受け、銀との関係も芽吹とのぶつかり合いも一切描かれず原作より大分地味になってしまっている。多分しずくは一番泣いていい


山伏シズク

山伏 しずく

「しずくを守ること、それが俺の存在意義みたいなもんだ!」


実は二重人格であり、もうひとつの人格「シズク」が存在する。


花結いのきらめき

第23話「誤解を解く」より登場。

本作ではかつての同級生だった銀との再会を果たす。銀が自分の事を覚えていてくれたとは思っていなかったようで、他の小学生組2人共々「一緒に戦えるのは喜ばしい」と語っている。


また、互いの人格が互いを気遣い合っている事が度々掘り下げられており、誕生日イベントでは「シズクの分も祝ってあげてほしい」「俺はしずくが喜んでくれればそれでいい」と互いに言い、バレンタインイベント2年目ではしずくがシズクに手作りのチョコを渡せない事に悩んでいる所へ「ルールより気持ちが大事」という銀の後押しで市販のものを買いに行く場面がある(それにシズクが気付いたのは一か月後のホワイトデーイベントの時で、それまでずっとチョコはポケットに入れっぱなしであったのだが、チョコは常温でも一か月程度で食べられなくはならないのでご安心を)。


勇者部のワイワイした雰囲気には、「勇者は芸人みたいな事も要求される」と妙に感心していた。それに感化されたせいか、「せやな」「やりおる」などと時折つぶやく事も。

せやなしずく

彼女がうどん玉を調理すると、大成功で徳島ラーメンが出てくる。秋原雪花に続く第二のラーメン党の誕生である。

また、なかなか徳島ラーメンが食べられないあまり「ラーメン…ラーメン…」とうわ言のように呟きながら校内を彷徨っていた事もある。

ラーメン欠乏症

勇者システムが最新式に統一されたため、精霊として「雷獣」が設定されている。

2021年8月31日にURが実装され、強化装束が登場。

銃剣二刀流になるのは芽吹と同じだが、小ぶりな拳銃スタイルになっている。


関連人物

楠芽吹は勇者である

しずくは、当初から不愛想な芽吹になぜか懐いている。

シズクは、「勇者になる」ことに執拗にこだわる芽吹のことを「格好悪い奴」とバッサリ切り捨てていた。しかし、決闘で敗北した事で指示に従う事を了承される事になる。以降は真正面からぶつかった芽吹の事を気に入るようになる。

一緒にいるだけで楽しく幸せになれた騒がしい友達。ドラマCDでは漫才のネタのフリをしたり、一緒にラーメン店を回ったりしていた。アニメ版では、芽吹と出会う前から親しかった様子。

シズクは自身に対して怯えている彼女に絡んだり呆れたりしたものの、何だかんだで彼女を気遣っている。

雀ほどではないが、少々ぞんざいに扱っているものの、雀同様一緒にいるだけで楽しく幸せになれた騒がしい友達。『花結いのきらめき』石紡ぎの章38話では、シズクが「自分が必要なくなるのはしずくにとっていい事なんじゃないか」「自分はいない方が健全」と語った事に対し、「シズクも仲間達から愛されているのだから、勝手に消えてはならない」と諭されている。

心優しい友達。しずくの性格や考えを慮ってくれて、シズクの事を知っても「どちらか一人でも悪人なら、神樹様がお選びになるはずがない」と動じる事なく「善い人」だと信じてくれた。

「国土亜耶は天使である…多分」

かつて隣のクラスの勇者たちの担任を務めていた女性教師で、現在自分達防人の監督となっている神官。

隣のクラスの担任だったが、一人でいたときに気にかけて時々話をしてくれた。このことに恩義を感じており、ドラマCDでは漫才を披露し、恩返しをしようとしている。以前とは異なり、仮面を外さず無感情に行動しているが、(いつ正体を知ったのかは不明ながら)かつての優しい先生のままであると信じている。

かつての同級生で憧れていた勇者の一人。

面識はなかったが、シズクは「クソ真面目で不器用だが、友達思いな奴」と評していた。

『花結いのきらめき』で対面し、一緒に戦えることを喜んだ。

かつての同級生で憧れていた勇者の一人。

面識はなかったが、シズクは「マイペースで寝てばかりいるくせに、友人が関われば本気になり何でもできる奴」と評していた。

『花結いのきらめき』で対面し、一緒に戦えることを喜んだ。

かつての同級生で憧れていた勇者の一人。

シズクは「落ち着きがねえトラブルメーカーって感じだったが、他人や友人の事をよく気遣ってる奴」と評していた。こっそり覗きに行った際に、見つかり会話をしたことがあり、友達のように接してくれた彼女を特に憧れていた(この時点で二重人格である事を知っていたのかどうかは不明)。

防人の御役目中に命の危機に瀕し、防人になって初めてシズクを表に出す直前に、彼女の葬式がフラッシュバックしており、彼女の死が相当ショックだったことが窺える。

だからか、アニメ版では世界の真実を知ってもほとんど動じておらず、防人の御役目に参加する決意が揺るがなかった様子を見せている。

『花結いのきらめき』で再会し、自分を覚えていてくれたことを知る事になり、一緒に戦えることを喜んだ。

花結いのきらめき

中学生になったかつての同級生であこがれていた勇者。

『花結いのきらめき』で対面し、安芸先生についての話をして交友を深め、いつか一緒に会いに行こうと約束する。

また、銀の顛末を知る者として、なかなか本人に話せずにいる2人に物申した事がある。

似た境遇を持つ者同士。最初は二重人格の理由を聞かれ、シズクは警戒するものの、彼女の境遇を聞き、「あなたみたいな人間は一人じゃない」「他の人に話しにくい事も私に話してくれて構わない」とアドバイスされ、自身の境遇も打ち明け、友達になった。なお彼女とは誕生日が1日違い(千景は2月3日)。

ラーメン好きの同士。彼女に誘われラーメン党に入る。しかし旭川と徳島という違いはあるので、『結城友奈は勇者であるちゅるっと!』では揉める事に。

同じく徳島県出身。そのためか惹かれ合うものを感じ「仲良くなりたいと思っている」と自分から彼女にアプローチした。


余談

山伏という姓は徳島県の美馬郡で多く見られる姓であり、全国的にもおよそ30人しかいない希少な姓でもある。


片目隠れラーメン好き、更には二重人格と、正規勇者に無いキャラ属性を付与された防人としては非常に分かりやすいキャラクターである。


関連タグ

勇者であるシリーズ 楠芽吹は勇者である 大赦

防人楠芽吹 加賀城雀 弥勒夕海子 山伏しずく

巫女国土亜耶

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