概要
千葉県市川市市川にあるJR東日本総武本線の駅。総武快速線(JO24)と中央・総武緩行線(JB27)が停車する。
島式ホーム2面4線の高架駅。快速ホームの外側に特急、通勤快速、貨物列車などが通過するための線路がある。
1894年に開業。駅周辺にデイリーヤマザキ、ダイエーなどがある。北へ向かうと京成電鉄の市川真間駅を経て、真間山弘法寺へ抜けられる。
市川市の中心地は緩行線の本八幡駅であるが、駅名ゆえに当駅が中心地だと誤解されやすい。また市役所の最寄り駅もその本八幡駅である。
これは現在の市川市成立の際、当時の八幡町を中心に、当駅周辺の市川町など複数町村が合併したことによる。
駅北口に京成バス・京成タウンバス乗り場、南口に京成トランジットバス乗り場がある。前者のうちタウンバスは【新小52甲】が都県境を跨いで乗り入れてくるのみだが、実はこの路線、かつては京成(電鉄)バス・都バスの共同運行で浅草雷門を経て上野駅・上野松坂屋前まで伸びていた【上34】がその前身だったりする。
かつて駅周辺は市川市内屈指のホビー街として認知されていたが、平成後期以降はラーメン街で知られる。一方、繁華街の発祥が戦後の闇市であったため、その名残となる専門性の高い食料品店が今も一定数存在している。ただ、2010年代以降かつての繁盛店が続々閉店し、新規の店が客入りで苦戦するなど、全体的には衰退の傾向が見られる。
駅構造
乗り場 | 路線 | 方向 | 行き先 |
---|---|---|---|
1 | 総武線(各駅停車) | 西行き | 錦糸町・秋葉原・新宿・中野・三鷹方面 |
2 | 総武線(各駅停車) | 東行き | 西船橋・津田沼・千葉方面 |
3 | 総武線(快速) | 西行き | 錦糸町・東京、(品鶴線〜横須賀線直通)横浜・逗子・久里浜方面 |
4 | 総武線(快速) | 東行き | 千葉・成田空港、(内房線直通)木更津・(外房線直通)上総一ノ宮方面 |
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は61,575人である。
- 錦糸町駅~千葉駅の総武線快速の駅では稲毛駅に次いで少ない。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 58,723人 | 117,446人 |
2009年(平成21年)度 | 58,853人 | 117,706人 |
2010年(平成22年)度 | 58,979人 | 117,958人 |
2011年(平成23年)度 | 58,331人 | 116,662人 |
2012年(平成24年)度 | 58,522人 | 117,044人 |
2013年(平成25年)度 | 59,200人 | 118,400人 |
2014年(平成26年)度 | 58,577人 | 117,154人 |
2015年(平成27年)度 | 59,909人 | 119,818人 |
2016年(平成28年)度 | 60,558人 | 121,116人 |
2017年(平成29年)度 | 61,159人 | 122,318人 |
2018年(平成30年)度 | 61,418人 | 122,836人 |
2019年(令和元年)度 | 61,575人 | 123,150人 |
停車駅
中央・総武緩行線
総武快速線
関連タグ
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