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千葉県を走るJR東日本の鉄道路線の一つ

路線データ

路線データ

路線名内房線
ラインカラー水色
区間
  • 蘇我〜安房鴨川(正式区間)
  • 千葉〜安房鴨川(運行系統)
路線距離119.4㎞
軌間1,067 mm
駅数30駅
電化区間全線(直流1,500V)
最高速度120km/h
複線区間蘇我〜君津
単線区間君津〜安房鴨川
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-P
運転指令千葉総合指令室
  • 内房指令:千葉〜木更津
  • 内房指令・CTC:木更津〜館山
  • 外房指令:館山〜安房鴨川
大都市近郊区間東京近郊区間:全線
ICカード乗車券エリアSuica首都圏エリア:全線
第一種鉄道事業者JR東日本(全線)

概要

概要

蘇我駅(千葉県千葉市中央区)から安房鴨川駅(鴨川市)までを房総半島東京湾側(内房)を経由して結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の路線である。

運行系統上は千葉駅〜安房鴨川駅間であり、千葉駅〜蘇我駅間は外房線を経由する。また千葉駅のホームは独立している。


全線が大都市近郊区間の「東京近郊区間」及び交通系ICカード乗車券Suica」首都圏エリアに設定されている。


直通運転

蘇我駅〜千葉駅間は外房線に直通する他、定期列車では以下の区間で直通運転を行う。


総武本線(総武快速線):千葉駅〜東京駅

横須賀線:東京駅〜久里浜駅

京葉線:蘇我駅〜東京駅

・外房線:安房鴨川駅〜上総一ノ宮駅


沿革

沿革

開業〜国鉄時代


国鉄分割民営化後

  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い東日本旅客鉄道(JR東日本)が継承。
  • 1990年(平成2年)3月10日:京葉線との直通運転開始。
  • 2001年(平成13年)11月18日:Suica導入に伴い蘇我駅〜君津駅間が首都圏エリアに設定される。
  • 2009年(平成21年)3月14日:君津駅〜安房鴨川駅間が東京近郊区間及びSuica首都圏エリアに設定される。
  • 2015年(平成27年)3月14日:特急「さざなみ」の君津駅〜館山駅間の定期運行を終了。特別快速新設。
  • 2017年(平成29年)3月4日:特別快速廃止。
  • 2021年(令和3年)3月13日:木更津駅〜安房鴨川駅間の一部列車でワンマン運転を開始。
  • 2024年(令和6年)3月16日通勤快速及び朝の上り1本を除く京葉線直通快速廃止。「新宿わかしお」を含む全特急列車の自由席を廃止。

運行形態

運行形態

特急

2024年3月16日ダイヤ改正以降、定期列車では「さざなみ」が東京駅〜君津駅間で運行される。朝に上り3本、夜に下り4本設定されており、上りの4号のみ木更津駅発である。

2015年3月14日ダイヤ改正までは定期列車は館山駅まで、更に臨時列車扱いで千倉駅まで延長運行されていたが、東京湾アクアライン館山自動車道の全通により、車やバスの便が良くなったこともあり、区間短縮及び大幅減便が為された。

但し臨時列車としては現在も東京駅・両国駅〜館山駅間で設定されている。


この他に臨時列車扱いで毎週土休日に「新宿さざなみ」が新宿駅〜館山間で2往復(最繁忙期は3往復)運行されている。


快速

総武快速線直通系統と京葉線直通系統の2系統が存在する。


  • 総武快速線系統

千葉駅〜君津駅間で終日運行され、日中は毎時1本設定されている。下りの千葉発木更津行以外は全列車が総武快速線へ直通し、大半はその先の横須賀線まで直通する。通過駅は2010年(平成12年)12月4日以降は巌根駅のみ。


停車駅

(久里浜〜錦糸町間の各駅) - 新小岩 - 市川 - 船橋 - 津田沼 - 稲毛 - (千葉〜袖ケ浦間の各駅) - 木更津 - 君津


  • 京葉線系統

朝に上り列車の君津発東京行1本が運行されている。

2015年3月14日以降は内房線内は各駅に停車する。

2024年3月16日ダイヤ改正までは朝と夜に数本、更に通勤快速が運行されない土休日は同種別の代わりに上総湊駅始発も1本設定されていた。しかし同改正で通勤快速と共に廃止される事が発表されると沿線自治体から廃止撤回要望や批判が沸き起こり、結局1本だけ残して全て各駅停車に変更される事となった。


停車駅

(君津から海浜幕張までの各駅) → 南船橋新浦安舞浜新木場八丁堀 → 東京


普通

2021年(令和3年)3月13日ダイヤ改正以降は千葉駅〜木更津駅・君津駅間と木更津駅〜安房鴨川駅〜外房線上総一ノ宮駅間に運行系統が分割され、全線を走破する列車は消滅した。

この改正以前は主に千葉駅〜木更津駅・君津駅間と木更津駅・君津駅〜館山駅間、館山駅〜安房鴨川駅間の運行形態で設定されていた。2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正以前は長らく千葉駅〜館山駅間と館山駅〜安房鴨川駅間が主な運行区間だった。


  • 千葉駅〜木更津駅・君津駅

千葉駅〜蘇我駅間は外房線の線路を走行する為、両者を合わせると本数が多い。

木更津駅・君津駅発着の列車が主に設定され、木更津駅(一部君津駅)で安房鴨川駅方面の列車と接続する。

ラッシュ時はこれらに加えて姉ケ崎駅発着の区間便や、君津駅より先上総湊駅・館山駅発着の列車、京葉線直通列車が設定されている。


  • 木更津駅〜安房鴨川駅

君津駅から先は単線となる為本数が減少する。日中はワンマン運転列車が木更津駅〜外房線上総一ノ宮駅間で運行されており、前述の通り木更津駅又は君津駅で千葉方面の列車と接続する。

朝夕は前述の木更津駅・君津駅を跨ぐ列車や館山駅・千倉駅・安房鴨川駅発着の区間便も設定される他、平日朝のみ保田駅始発の館山行が存在する。


過去の種別

過去の種別

特別快速

2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正で、特急「さざなみ」を置き換える形で東京駅〜館山駅間に平日1往復設定された。停車駅は錦糸町駅〜館山駅間は臨時特急「新宿さざなみ」と同一。E217系を使用し東京駅〜木更津駅間は15両で運行、木更津駅で増解結を行い木更津駅〜館山駅間は付属編成4両のみで運行された。

2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正で消滅した。


停車駅

東京 - 錦糸町 - 船橋 - 津田沼 - 千葉 - 蘇我 - 五井 - 木更津 - 君津 - 佐貫町 - 浜金谷 - 保田 - 岩井 - 富浦 - 館山


通勤快速

平日のみ運行されていた京葉線直通列車。上りは朝に上総湊発東京行、下りは夜に東京発君津行がそれぞれ1本運行されていた。速達運転は京葉線内のみで内房線内は各駅に停車していた。

廃止発表時は沿線自治体からの廃止撤回が要望されていたが、結局2024年3月16日に各駅停車に置き換える形で廃止された。


停車駅

東京 - 八丁堀 - 新木場 - (蘇我〜上総湊間の各駅)


駅一覧

駅一覧

●:停車 ○:停車(京葉線系統は非経由)

▲:京葉線快速のみ停車

△:臨時列車のみ停車 レ:通過


駅名特急快速乗換路線備考
  1. ↑特急は総武快速緩行線経由中央線新宿まで直通運転。
  2. ↑快速は総武快速線経由横須賀線久里浜まで直通運転。
千葉
  1. 総武快速線
  2. 中央・総武緩行線
  3. 総武本線/成田線
  4. 千葉都市モノレール1号線・2号線
  5. 京成千葉線(京成千葉)
本千葉
京葉線東京まで直通運転
蘇我
  1. 外房線
  2. 京葉線
浜野
八幡宿
五井小湊鉄道
姉ケ崎当駅発着あり
長浦
袖ケ浦
巖根
木更津久留里線当駅発着あり
君津当駅発着あり
青堀
大貫
佐貫町
上総湊当駅発着あり
竹岡
浜金谷
保田始発あり
安房勝山
岩井
富浦
那古船形
館山当駅発着あり
九重
千倉当駅発着あり
千歳
南三原
和田浦
江見
太海
安房鴨川外房線
↓外房線上総一ノ宮まで直通運転

使用車両

使用車両

所属の記載の無いものは全て幕張電車区→幕張車両センター所属。

現在の使用車両

5両編成の特急形電車。

特急「さざなみ」「新宿さざなみ」として千葉〜蘇我〜館山間で運用中。区間短縮前は千倉への延長運転や館山発東京行の上り普通列車(君津から「さざなみ」)でも使用された。


特急形電車で、9両編成。特急「ビューさざなみ」として導入され、愛称統一後もE257系と共に運用されていた。

2024年3月16日ダイヤ改正で「さざなみ」「新宿さざなみ」の運用から撤退する予定だったが、同年6月末まで一部列車での運用を続けている。


唯一内房線全線で運用される電車。

2000番台・2100番台は千葉駅発着の列車や、木更津駅以南の外房線に直通しない列車の一部で使用される。

2200番台は臨時列車で使用。


運用区間は木更津駅〜安房鴨川駅〜上総一ノ宮駅間。ワンマン運転を行う列車で使用される。


鎌倉車両センター所属の近郊形電車。基本編成は11両で4・5号車はグリーン車。付属編成は4両。総武快速線直通快速として千葉駅〜君津駅間で使用。

E217系は特別快速として付属編成のみ君津駅〜館山駅間でも運用された。


京葉車両センター所属の通勤形電車で、運用区間は千葉駅〜上総湊駅間。

京葉線直通列車の他に間合い運用で千葉駅〜木更津駅・君津駅間の普通列車でも使用される。


過去の使用車両

特急形電車。定期運用されていた頃は特急「さざなみ」及び末端区間の普通列車、「おはようさざなみ・ホームタウンさざなみ」で使用された。


  • E257系5000番台

大宮総合車両センター東大宮センター所属の特急形電車で9両編成。

2021年(令和5年)から臨時特急「新宿さざなみ」として運用されていたが、同列車の5両編成化に伴い運用を終了した。


幕張車両センター・大船電車区(現・鎌倉車両センター)所属の近郊形電車。幕張車は全線で、大船車は主に総武快速線直通で使用された。


113系置き換えの為に導入された近郊形電車。全線で運用されたが、209系導入後中央本線に転属した。


京葉車両センター所属。京葉線直通列車及び間合い運用の普通列車として千葉〜君津間で使用された。


関連タグ

関連タグ

さざなみ 久留里線 小湊鉄道

113系 209系 211系 E217系 E235系 E131系 183系 255系 E257系

ジェフユナイテッド市原・千葉 氣志團


外部リンク

外部リンク

路線データ

路線データ

路線名内房線
ラインカラー水色
区間
  • 蘇我〜安房鴨川(正式区間)
  • 千葉〜安房鴨川(運行系統)
路線距離119.4㎞
軌間1,067 mm
駅数30駅
電化区間全線(直流1,500V)
最高速度120km/h
複線区間蘇我〜君津
単線区間君津〜安房鴨川
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-P
運転指令千葉総合指令室
  • 内房指令:千葉〜木更津
  • 内房指令・CTC:木更津〜館山
  • 外房指令:館山〜安房鴨川
大都市近郊区間東京近郊区間:全線
ICカード乗車券エリアSuica首都圏エリア:全線
第一種鉄道事業者JR東日本(全線)

概要

概要

蘇我駅(千葉県千葉市中央区)から安房鴨川駅(鴨川市)までを房総半島東京湾側(内房)を経由して結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の路線である。

運行系統上は千葉駅〜安房鴨川駅間であり、千葉駅〜蘇我駅間は外房線を経由する。また千葉駅のホームは独立している。


全線が大都市近郊区間の「東京近郊区間」及び交通系ICカード乗車券Suica」首都圏エリアに設定されている。


直通運転

蘇我駅〜千葉駅間は外房線に直通する他、定期列車では以下の区間で直通運転を行う。


総武本線(総武快速線):千葉駅〜東京駅

横須賀線:東京駅〜久里浜駅

京葉線:蘇我駅〜東京駅

・外房線:安房鴨川駅〜上総一ノ宮駅


沿革

沿革

開業〜国鉄時代


国鉄分割民営化後

  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い東日本旅客鉄道(JR東日本)が継承。
  • 1990年(平成2年)3月10日:京葉線との直通運転開始。
  • 2001年(平成13年)11月18日:Suica導入に伴い蘇我駅〜君津駅間が首都圏エリアに設定される。
  • 2009年(平成21年)3月14日:君津駅〜安房鴨川駅間が東京近郊区間及びSuica首都圏エリアに設定される。
  • 2015年(平成27年)3月14日:特急「さざなみ」の君津駅〜館山駅間の定期運行を終了。特別快速新設。
  • 2017年(平成29年)3月4日:特別快速廃止。
  • 2021年(令和3年)3月13日:木更津駅〜安房鴨川駅間の一部列車でワンマン運転を開始。
  • 2024年(令和6年)3月16日通勤快速及び朝の上り1本を除く京葉線直通快速廃止。「新宿わかしお」を含む全特急列車の自由席を廃止。

運行形態

運行形態

特急

2024年3月16日ダイヤ改正以降、定期列車では「さざなみ」が東京駅〜君津駅間で運行される。朝に上り3本、夜に下り4本設定されており、上りの4号のみ木更津駅発である。

2015年3月14日ダイヤ改正までは定期列車は館山駅まで、更に臨時列車扱いで千倉駅まで延長運行されていたが、東京湾アクアライン館山自動車道の全通により、車やバスの便が良くなったこともあり、区間短縮及び大幅減便が為された。

但し臨時列車としては現在も東京駅・両国駅〜館山駅間で設定されている。


この他に臨時列車扱いで毎週土休日に「新宿さざなみ」が新宿駅〜館山間で2往復(最繁忙期は3往復)運行されている。


快速

総武快速線直通系統と京葉線直通系統の2系統が存在する。


  • 総武快速線系統

千葉駅〜君津駅間で終日運行され、日中は毎時1本設定されている。下りの千葉発木更津行以外は全列車が総武快速線へ直通し、大半はその先の横須賀線まで直通する。通過駅は2010年(平成12年)12月4日以降は巌根駅のみ。


停車駅

(久里浜〜錦糸町間の各駅) - 新小岩 - 市川 - 船橋 - 津田沼 - 稲毛 - (千葉〜袖ケ浦間の各駅) - 木更津 - 君津


  • 京葉線系統

朝に上り列車の君津発東京行1本が運行されている。

2015年3月14日以降は内房線内は各駅に停車する。

2024年3月16日ダイヤ改正までは朝と夜に数本、更に通勤快速が運行されない土休日は同種別の代わりに上総湊駅始発も1本設定されていた。しかし同改正で通勤快速と共に廃止される事が発表されると沿線自治体から廃止撤回要望や批判が沸き起こり、結局1本だけ残して全て各駅停車に変更される事となった。


停車駅

(君津から海浜幕張までの各駅) → 南船橋新浦安舞浜新木場八丁堀 → 東京


普通

2021年(令和3年)3月13日ダイヤ改正以降は千葉駅〜木更津駅・君津駅間と木更津駅〜安房鴨川駅〜外房線上総一ノ宮駅間に運行系統が分割され、全線を走破する列車は消滅した。

この改正以前は主に千葉駅〜木更津駅・君津駅間と木更津駅・君津駅〜館山駅間、館山駅〜安房鴨川駅間の運行形態で設定されていた。2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正以前は長らく千葉駅〜館山駅間と館山駅〜安房鴨川駅間が主な運行区間だった。


  • 千葉駅〜木更津駅・君津駅

千葉駅〜蘇我駅間は外房線の線路を走行する為、両者を合わせると本数が多い。

木更津駅・君津駅発着の列車が主に設定され、木更津駅(一部君津駅)で安房鴨川駅方面の列車と接続する。

ラッシュ時はこれらに加えて姉ケ崎駅発着の区間便や、君津駅より先上総湊駅・館山駅発着の列車、京葉線直通列車が設定されている。


  • 木更津駅〜安房鴨川駅

君津駅から先は単線となる為本数が減少する。日中はワンマン運転列車が木更津駅〜外房線上総一ノ宮駅間で運行されており、前述の通り木更津駅又は君津駅で千葉方面の列車と接続する。

朝夕は前述の木更津駅・君津駅を跨ぐ列車や館山駅・千倉駅・安房鴨川駅発着の区間便も設定される他、平日朝のみ保田駅始発の館山行が存在する。


過去の種別

過去の種別

特別快速

2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正で、特急「さざなみ」を置き換える形で東京駅〜館山駅間に平日1往復設定された。停車駅は錦糸町駅〜館山駅間は臨時特急「新宿さざなみ」と同一。E217系を使用し東京駅〜木更津駅間は15両で運行、木更津駅で増解結を行い木更津駅〜館山駅間は付属編成4両のみで運行された。

2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正で消滅した。


停車駅

東京 - 錦糸町 - 船橋 - 津田沼 - 千葉 - 蘇我 - 五井 - 木更津 - 君津 - 佐貫町 - 浜金谷 - 保田 - 岩井 - 富浦 - 館山


通勤快速

平日のみ運行されていた京葉線直通列車。上りは朝に上総湊発東京行、下りは夜に東京発君津行がそれぞれ1本運行されていた。速達運転は京葉線内のみで内房線内は各駅に停車していた。

廃止発表時は沿線自治体からの廃止撤回が要望されていたが、結局2024年3月16日に各駅停車に置き換える形で廃止された。


停車駅

東京 - 八丁堀 - 新木場 - (蘇我〜上総湊間の各駅)


駅一覧

駅一覧

●:停車 ○:停車(京葉線系統は非経由)

▲:京葉線快速のみ停車

△:臨時列車のみ停車 レ:通過


駅名特急快速乗換路線備考
  1. ↑特急は総武快速緩行線経由中央線新宿まで直通運転。
  2. ↑快速は総武快速線経由横須賀線久里浜まで直通運転。
千葉
  1. 総武快速線
  2. 中央・総武緩行線
  3. 総武本線/成田線
  4. 千葉都市モノレール1号線・2号線
  5. 京成千葉線(京成千葉)
本千葉
京葉線東京まで直通運転
蘇我
  1. 外房線
  2. 京葉線
浜野
八幡宿
五井小湊鉄道
姉ケ崎当駅発着あり
長浦
袖ケ浦
巖根
木更津久留里線当駅発着あり
君津当駅発着あり
青堀
大貫
佐貫町
上総湊当駅発着あり
竹岡
浜金谷
保田始発あり
安房勝山
岩井
富浦
那古船形
館山当駅発着あり
九重
千倉当駅発着あり
千歳
南三原
和田浦
江見
太海
安房鴨川外房線
↓外房線上総一ノ宮まで直通運転

使用車両

使用車両

所属の記載の無いものは全て幕張電車区→幕張車両センター所属。

現在の使用車両

5両編成の特急形電車。

特急「さざなみ」「新宿さざなみ」として千葉〜蘇我〜館山間で運用中。区間短縮前は千倉への延長運転や館山発東京行の上り普通列車(君津から「さざなみ」)でも使用された。


特急形電車で、9両編成。特急「ビューさざなみ」として導入され、愛称統一後もE257系と共に運用されていた。

2024年3月16日ダイヤ改正で「さざなみ」「新宿さざなみ」の運用から撤退する予定だったが、同年6月末まで一部列車での運用を続けている。


唯一内房線全線で運用される電車。

2000番台・2100番台は千葉駅発着の列車や、木更津駅以南の外房線に直通しない列車の一部で使用される。

2200番台は臨時列車で使用。


運用区間は木更津駅〜安房鴨川駅〜上総一ノ宮駅間。ワンマン運転を行う列車で使用される。


鎌倉車両センター所属の近郊形電車。基本編成は11両で4・5号車はグリーン車。付属編成は4両。総武快速線直通快速として千葉駅〜君津駅間で使用。

E217系は特別快速として付属編成のみ君津駅〜館山駅間でも運用された。


京葉車両センター所属の通勤形電車で、運用区間は千葉駅〜上総湊駅間。

京葉線直通列車の他に間合い運用で千葉駅〜木更津駅・君津駅間の普通列車でも使用される。


過去の使用車両

特急形電車。定期運用されていた頃は特急「さざなみ」及び末端区間の普通列車、「おはようさざなみ・ホームタウンさざなみ」で使用された。


  • E257系5000番台

大宮総合車両センター東大宮センター所属の特急形電車で9両編成。

2021年(令和5年)から臨時特急「新宿さざなみ」として運用されていたが、同列車の5両編成化に伴い運用を終了した。


幕張車両センター・大船電車区(現・鎌倉車両センター)所属の近郊形電車。幕張車は全線で、大船車は主に総武快速線直通で使用された。


113系置き換えの為に導入された近郊形電車。全線で運用されたが、209系導入後中央本線に転属した。


京葉車両センター所属。京葉線直通列車及び間合い運用の普通列車として千葉〜君津間で使用された。


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     どこかで捩れてしまった、房総線のお話。  こんにちは。このジャンルではお初にお目にかかります、Naか村と申します。  普段は南大塚に骨を埋めておりまして、萌えが高じてMMDでなんか色々やっております。  このたび千葉の双子の歴史に萌え殺されました。端的に言いますと、結婚した後離婚して現状友達状態。なんだこいつら最高か。気になった方は今すぐWikipediaで歴史を調べましょう。二人はいつも蘇我駅で殴り合いを繰り広げていてくれるって信じてる。けよたんが巻き添えくらって直通で下ってきた総武さんにシメられるまでがワンセット。そのうちこいつらのMMDモデルも作りたい。  以下、本文の続きかもしれない何か。  続きかもしれないので、本文を読んでから読むことをおすすめします。  ――現代。蘇我駅。  やっとのことで到着した駅のホーム。そこで待っていたのは、どこまでも気に食わねえアイツだった。 「おい!てめぇ誰に許可取って遅延してンだ内房!」  ああもう、やっと一息つけると思ったのに。  イラつきを隠しもせず、俺は向かいのホームへと怒鳴り返す。 「知らねえよ安全第一だ!風強ぇんだからしゃーねーだろ!!」 「てめぇのせいで俺まで遅延なんだよ。おら千葉根性見せろ!ほれほれ館山から安房鴨川まで折り返した気概はどこいったー?」 「ガキじゃねえんだからそれ止めろ!!」 「おんやぁ?俺のお守りがないと夜も眠れないのはどこの誰だったかなァ?」 「昔の話だろうがハゲ!!!」 「ハゲは本数減らされたてめぇの方だろwww 君津までしか行けなくなって、さざなみも泣いてるぜ?」 「だー!本数減らされてんのはわかしおもだろうが!!」 「わかしおは本数減らされても途中から各駅になってもキチンと安房鴨川まで行ってっかんな?てめぇのとこと一緒にすんなよ」 「死ね!!!通勤ラッシュに人身事故で死ね!!!!」 「そんときゃてめぇも道連れだけどな」 「うぜぇ!!黙れ!!!死ね!!!!」 「……ねえ2人とももっと静かに走れないの?」  そう言って赤い制服を着た男が階段を降りてくる。そう、今やこの駅を拠点にする路線は俺たち2人だけではない。 「二人の声、僕のホームまで聞こえてきたよ。僕お客さんから苦情言われちゃった。言い合うなら事務所でやってよー」 「すまん京葉。ほれてめぇも謝れ内房」 「やめろ頭触るな離せ自分で謝れるだから俺はガキじゃねえ!!」 「君たち仲が良いのか悪いのか本当わかんないよね」  なんとか外房の腕を振り払い、自分のホームへと逃げる。なんなんだアイツの馬鹿力。もう貨物はほとんどタッチしてねえんじゃねえのかよクソ。 「にしてもほんっとお前ぇは打たれ弱ぇなあ……あの京葉でもまだ走ってんだぞ」 「うっ……返す言葉がねえ……」 「あの京葉って随分な言い方だなー。でもまあ実際問題すぐ止まると思うけどねー。こんな風じゃあ走る気力なんてないよー」 「頼むから走ってくれ。じゃねえと俺が東金にどやされる」 「俺だって快速止められると困る!久留里に殴られる」 「てめぇは自分の遅延を何とかしてから言え」 「この風で無茶言うな!!」  俺の叫びは蘇我駅のホームに虚しく響くだけだった。(この後めちゃくちゃ遅延した)  強風で止まったり人為的な事故で止まったり車両点検で止まったり強風で止まったり車内で酒飲み始める奴がいたり高校生のマナーが悪かったり喧嘩始める奴がいたり強風で止まったり、千葉の電車は快適とは言い難いかもしれない。  でも、利用してくれるなら俺らは嬉しいし、どんな事があっても走っていこうと思えるんだ。  房総の青い空と青い海。  待ち焦がれたあの場所で。  ――今日も、アイツが待っている。
  • 桜花の宴

    飛花落葉

    青春鉄道の2次です。 内房線の特急さざなみが減便されて館山行が臨時列車になって一年と少し経ちました。 君津から各駅になってるって知った時のショック…。 ふつうにさざなみを見かけるから館山発の特急がなくなってることに気付かなかった。  内房、さざなみがんばれ! *ある程度は調べてありますが、多少ねつ造アリです。内房には軽く房総弁を喋らせてみました。

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千葉県を走るJR東日本の鉄道路線の一つ

路線データ

路線データ

路線名内房線
ラインカラー水色
区間
  • 蘇我〜安房鴨川(正式区間)
  • 千葉〜安房鴨川(運行系統)
路線距離119.4㎞
軌間1,067 mm
駅数30駅
電化区間全線(直流1,500V)
最高速度120km/h
複線区間蘇我〜君津
単線区間君津〜安房鴨川
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-P
運転指令千葉総合指令室
  • 内房指令:千葉〜木更津
  • 内房指令・CTC:木更津〜館山
  • 外房指令:館山〜安房鴨川
大都市近郊区間東京近郊区間:全線
ICカード乗車券エリアSuica首都圏エリア:全線
第一種鉄道事業者JR東日本(全線)

概要

概要

蘇我駅(千葉県千葉市中央区)から安房鴨川駅(鴨川市)までを房総半島東京湾側(内房)を経由して結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の路線である。

運行系統上は千葉駅〜安房鴨川駅間であり、千葉駅〜蘇我駅間は外房線を経由する。また千葉駅のホームは独立している。


全線が大都市近郊区間の「東京近郊区間」及び交通系ICカード乗車券Suica」首都圏エリアに設定されている。


直通運転

蘇我駅〜千葉駅間は外房線に直通する他、定期列車では以下の区間で直通運転を行う。


総武本線(総武快速線):千葉駅〜東京駅

横須賀線:東京駅〜久里浜駅

京葉線:蘇我駅〜東京駅

・外房線:安房鴨川駅〜上総一ノ宮駅


沿革

沿革

開業〜国鉄時代


国鉄分割民営化後

  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い東日本旅客鉄道(JR東日本)が継承。
  • 1990年(平成2年)3月10日:京葉線との直通運転開始。
  • 2001年(平成13年)11月18日:Suica導入に伴い蘇我駅〜君津駅間が首都圏エリアに設定される。
  • 2009年(平成21年)3月14日:君津駅〜安房鴨川駅間が東京近郊区間及びSuica首都圏エリアに設定される。
  • 2015年(平成27年)3月14日:特急「さざなみ」の君津駅〜館山駅間の定期運行を終了。特別快速新設。
  • 2017年(平成29年)3月4日:特別快速廃止。
  • 2021年(令和3年)3月13日:木更津駅〜安房鴨川駅間の一部列車でワンマン運転を開始。
  • 2024年(令和6年)3月16日通勤快速及び朝の上り1本を除く京葉線直通快速廃止。「新宿わかしお」を含む全特急列車の自由席を廃止。

運行形態

運行形態

特急

2024年3月16日ダイヤ改正以降、定期列車では「さざなみ」が東京駅〜君津駅間で運行される。朝に上り3本、夜に下り4本設定されており、上りの4号のみ木更津駅発である。

2015年3月14日ダイヤ改正までは定期列車は館山駅まで、更に臨時列車扱いで千倉駅まで延長運行されていたが、東京湾アクアライン館山自動車道の全通により、車やバスの便が良くなったこともあり、区間短縮及び大幅減便が為された。

但し臨時列車としては現在も東京駅・両国駅〜館山駅間で設定されている。


この他に臨時列車扱いで毎週土休日に「新宿さざなみ」が新宿駅〜館山間で2往復(最繁忙期は3往復)運行されている。


快速

総武快速線直通系統と京葉線直通系統の2系統が存在する。


  • 総武快速線系統

千葉駅〜君津駅間で終日運行され、日中は毎時1本設定されている。下りの千葉発木更津行以外は全列車が総武快速線へ直通し、大半はその先の横須賀線まで直通する。通過駅は2010年(平成12年)12月4日以降は巌根駅のみ。


停車駅

(久里浜〜錦糸町間の各駅) - 新小岩 - 市川 - 船橋 - 津田沼 - 稲毛 - (千葉〜袖ケ浦間の各駅) - 木更津 - 君津


  • 京葉線系統

朝に上り列車の君津発東京行1本が運行されている。

2015年3月14日以降は内房線内は各駅に停車する。

2024年3月16日ダイヤ改正までは朝と夜に数本、更に通勤快速が運行されない土休日は同種別の代わりに上総湊駅始発も1本設定されていた。しかし同改正で通勤快速と共に廃止される事が発表されると沿線自治体から廃止撤回要望や批判が沸き起こり、結局1本だけ残して全て各駅停車に変更される事となった。


停車駅

(君津から海浜幕張までの各駅) → 南船橋新浦安舞浜新木場八丁堀 → 東京


普通

2021年(令和3年)3月13日ダイヤ改正以降は千葉駅〜木更津駅・君津駅間と木更津駅〜安房鴨川駅〜外房線上総一ノ宮駅間に運行系統が分割され、全線を走破する列車は消滅した。

この改正以前は主に千葉駅〜木更津駅・君津駅間と木更津駅・君津駅〜館山駅間、館山駅〜安房鴨川駅間の運行形態で設定されていた。2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正以前は長らく千葉駅〜館山駅間と館山駅〜安房鴨川駅間が主な運行区間だった。


  • 千葉駅〜木更津駅・君津駅

千葉駅〜蘇我駅間は外房線の線路を走行する為、両者を合わせると本数が多い。

木更津駅・君津駅発着の列車が主に設定され、木更津駅(一部君津駅)で安房鴨川駅方面の列車と接続する。

ラッシュ時はこれらに加えて姉ケ崎駅発着の区間便や、君津駅より先上総湊駅・館山駅発着の列車、京葉線直通列車が設定されている。


  • 木更津駅〜安房鴨川駅

君津駅から先は単線となる為本数が減少する。日中はワンマン運転列車が木更津駅〜外房線上総一ノ宮駅間で運行されており、前述の通り木更津駅又は君津駅で千葉方面の列車と接続する。

朝夕は前述の木更津駅・君津駅を跨ぐ列車や館山駅・千倉駅・安房鴨川駅発着の区間便も設定される他、平日朝のみ保田駅始発の館山行が存在する。


過去の種別

過去の種別

特別快速

2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正で、特急「さざなみ」を置き換える形で東京駅〜館山駅間に平日1往復設定された。停車駅は錦糸町駅〜館山駅間は臨時特急「新宿さざなみ」と同一。E217系を使用し東京駅〜木更津駅間は15両で運行、木更津駅で増解結を行い木更津駅〜館山駅間は付属編成4両のみで運行された。

2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正で消滅した。


停車駅

東京 - 錦糸町 - 船橋 - 津田沼 - 千葉 - 蘇我 - 五井 - 木更津 - 君津 - 佐貫町 - 浜金谷 - 保田 - 岩井 - 富浦 - 館山


通勤快速

平日のみ運行されていた京葉線直通列車。上りは朝に上総湊発東京行、下りは夜に東京発君津行がそれぞれ1本運行されていた。速達運転は京葉線内のみで内房線内は各駅に停車していた。

廃止発表時は沿線自治体からの廃止撤回が要望されていたが、結局2024年3月16日に各駅停車に置き換える形で廃止された。


停車駅

東京 - 八丁堀 - 新木場 - (蘇我〜上総湊間の各駅)


駅一覧

駅一覧

●:停車 ○:停車(京葉線系統は非経由)

▲:京葉線快速のみ停車

△:臨時列車のみ停車 レ:通過


駅名特急快速乗換路線備考
  1. ↑特急は総武快速緩行線経由中央線新宿まで直通運転。
  2. ↑快速は総武快速線経由横須賀線久里浜まで直通運転。
千葉
  1. 総武快速線
  2. 中央・総武緩行線
  3. 総武本線/成田線
  4. 千葉都市モノレール1号線・2号線
  5. 京成千葉線(京成千葉)
本千葉
京葉線東京まで直通運転
蘇我
  1. 外房線
  2. 京葉線
浜野
八幡宿
五井小湊鉄道
姉ケ崎当駅発着あり
長浦
袖ケ浦
巖根
木更津久留里線当駅発着あり
君津当駅発着あり
青堀
大貫
佐貫町
上総湊当駅発着あり
竹岡
浜金谷
保田始発あり
安房勝山
岩井
富浦
那古船形
館山当駅発着あり
九重
千倉当駅発着あり
千歳
南三原
和田浦
江見
太海
安房鴨川外房線
↓外房線上総一ノ宮まで直通運転

使用車両

使用車両

所属の記載の無いものは全て幕張電車区→幕張車両センター所属。

現在の使用車両

5両編成の特急形電車。

特急「さざなみ」「新宿さざなみ」として千葉〜蘇我〜館山間で運用中。区間短縮前は千倉への延長運転や館山発東京行の上り普通列車(君津から「さざなみ」)でも使用された。


特急形電車で、9両編成。特急「ビューさざなみ」として導入され、愛称統一後もE257系と共に運用されていた。

2024年3月16日ダイヤ改正で「さざなみ」「新宿さざなみ」の運用から撤退する予定だったが、同年6月末まで一部列車での運用を続けている。


唯一内房線全線で運用される電車。

2000番台・2100番台は千葉駅発着の列車や、木更津駅以南の外房線に直通しない列車の一部で使用される。

2200番台は臨時列車で使用。


運用区間は木更津駅〜安房鴨川駅〜上総一ノ宮駅間。ワンマン運転を行う列車で使用される。


鎌倉車両センター所属の近郊形電車。基本編成は11両で4・5号車はグリーン車。付属編成は4両。総武快速線直通快速として千葉駅〜君津駅間で使用。

E217系は特別快速として付属編成のみ君津駅〜館山駅間でも運用された。


京葉車両センター所属の通勤形電車で、運用区間は千葉駅〜上総湊駅間。

京葉線直通列車の他に間合い運用で千葉駅〜木更津駅・君津駅間の普通列車でも使用される。


過去の使用車両

特急形電車。定期運用されていた頃は特急「さざなみ」及び末端区間の普通列車、「おはようさざなみ・ホームタウンさざなみ」で使用された。


  • E257系5000番台

大宮総合車両センター東大宮センター所属の特急形電車で9両編成。

2021年(令和5年)から臨時特急「新宿さざなみ」として運用されていたが、同列車の5両編成化に伴い運用を終了した。


幕張車両センター・大船電車区(現・鎌倉車両センター)所属の近郊形電車。幕張車は全線で、大船車は主に総武快速線直通で使用された。


113系置き換えの為に導入された近郊形電車。全線で運用されたが、209系導入後中央本線に転属した。


京葉車両センター所属。京葉線直通列車及び間合い運用の普通列車として千葉〜君津間で使用された。


関連タグ

関連タグ

さざなみ 久留里線 小湊鉄道

113系 209系 211系 E217系 E235系 E131系 183系 255系 E257系

ジェフユナイテッド市原・千葉 氣志團


外部リンク

外部リンク

路線データ

路線データ

路線名内房線
ラインカラー水色
区間
  • 蘇我〜安房鴨川(正式区間)
  • 千葉〜安房鴨川(運行系統)
路線距離119.4㎞
軌間1,067 mm
駅数30駅
電化区間全線(直流1,500V)
最高速度120km/h
複線区間蘇我〜君津
単線区間君津〜安房鴨川
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-P
運転指令千葉総合指令室
  • 内房指令:千葉〜木更津
  • 内房指令・CTC:木更津〜館山
  • 外房指令:館山〜安房鴨川
大都市近郊区間東京近郊区間:全線
ICカード乗車券エリアSuica首都圏エリア:全線
第一種鉄道事業者JR東日本(全線)

概要

概要

蘇我駅(千葉県千葉市中央区)から安房鴨川駅(鴨川市)までを房総半島東京湾側(内房)を経由して結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の路線である。

運行系統上は千葉駅〜安房鴨川駅間であり、千葉駅〜蘇我駅間は外房線を経由する。また千葉駅のホームは独立している。


全線が大都市近郊区間の「東京近郊区間」及び交通系ICカード乗車券Suica」首都圏エリアに設定されている。


直通運転

蘇我駅〜千葉駅間は外房線に直通する他、定期列車では以下の区間で直通運転を行う。


総武本線(総武快速線):千葉駅〜東京駅

横須賀線:東京駅〜久里浜駅

京葉線:蘇我駅〜東京駅

・外房線:安房鴨川駅〜上総一ノ宮駅


沿革

沿革

開業〜国鉄時代


国鉄分割民営化後

  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い東日本旅客鉄道(JR東日本)が継承。
  • 1990年(平成2年)3月10日:京葉線との直通運転開始。
  • 2001年(平成13年)11月18日:Suica導入に伴い蘇我駅〜君津駅間が首都圏エリアに設定される。
  • 2009年(平成21年)3月14日:君津駅〜安房鴨川駅間が東京近郊区間及びSuica首都圏エリアに設定される。
  • 2015年(平成27年)3月14日:特急「さざなみ」の君津駅〜館山駅間の定期運行を終了。特別快速新設。
  • 2017年(平成29年)3月4日:特別快速廃止。
  • 2021年(令和3年)3月13日:木更津駅〜安房鴨川駅間の一部列車でワンマン運転を開始。
  • 2024年(令和6年)3月16日通勤快速及び朝の上り1本を除く京葉線直通快速廃止。「新宿わかしお」を含む全特急列車の自由席を廃止。

運行形態

運行形態

特急

2024年3月16日ダイヤ改正以降、定期列車では「さざなみ」が東京駅〜君津駅間で運行される。朝に上り3本、夜に下り4本設定されており、上りの4号のみ木更津駅発である。

2015年3月14日ダイヤ改正までは定期列車は館山駅まで、更に臨時列車扱いで千倉駅まで延長運行されていたが、東京湾アクアライン館山自動車道の全通により、車やバスの便が良くなったこともあり、区間短縮及び大幅減便が為された。

但し臨時列車としては現在も東京駅・両国駅〜館山駅間で設定されている。


この他に臨時列車扱いで毎週土休日に「新宿さざなみ」が新宿駅〜館山間で2往復(最繁忙期は3往復)運行されている。


快速

総武快速線直通系統と京葉線直通系統の2系統が存在する。


  • 総武快速線系統

千葉駅〜君津駅間で終日運行され、日中は毎時1本設定されている。下りの千葉発木更津行以外は全列車が総武快速線へ直通し、大半はその先の横須賀線まで直通する。通過駅は2010年(平成12年)12月4日以降は巌根駅のみ。


停車駅

(久里浜〜錦糸町間の各駅) - 新小岩 - 市川 - 船橋 - 津田沼 - 稲毛 - (千葉〜袖ケ浦間の各駅) - 木更津 - 君津


  • 京葉線系統

朝に上り列車の君津発東京行1本が運行されている。

2015年3月14日以降は内房線内は各駅に停車する。

2024年3月16日ダイヤ改正までは朝と夜に数本、更に通勤快速が運行されない土休日は同種別の代わりに上総湊駅始発も1本設定されていた。しかし同改正で通勤快速と共に廃止される事が発表されると沿線自治体から廃止撤回要望や批判が沸き起こり、結局1本だけ残して全て各駅停車に変更される事となった。


停車駅

(君津から海浜幕張までの各駅) → 南船橋新浦安舞浜新木場八丁堀 → 東京


普通

2021年(令和3年)3月13日ダイヤ改正以降は千葉駅〜木更津駅・君津駅間と木更津駅〜安房鴨川駅〜外房線上総一ノ宮駅間に運行系統が分割され、全線を走破する列車は消滅した。

この改正以前は主に千葉駅〜木更津駅・君津駅間と木更津駅・君津駅〜館山駅間、館山駅〜安房鴨川駅間の運行形態で設定されていた。2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正以前は長らく千葉駅〜館山駅間と館山駅〜安房鴨川駅間が主な運行区間だった。


  • 千葉駅〜木更津駅・君津駅

千葉駅〜蘇我駅間は外房線の線路を走行する為、両者を合わせると本数が多い。

木更津駅・君津駅発着の列車が主に設定され、木更津駅(一部君津駅)で安房鴨川駅方面の列車と接続する。

ラッシュ時はこれらに加えて姉ケ崎駅発着の区間便や、君津駅より先上総湊駅・館山駅発着の列車、京葉線直通列車が設定されている。


  • 木更津駅〜安房鴨川駅

君津駅から先は単線となる為本数が減少する。日中はワンマン運転列車が木更津駅〜外房線上総一ノ宮駅間で運行されており、前述の通り木更津駅又は君津駅で千葉方面の列車と接続する。

朝夕は前述の木更津駅・君津駅を跨ぐ列車や館山駅・千倉駅・安房鴨川駅発着の区間便も設定される他、平日朝のみ保田駅始発の館山行が存在する。


過去の種別

過去の種別

特別快速

2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正で、特急「さざなみ」を置き換える形で東京駅〜館山駅間に平日1往復設定された。停車駅は錦糸町駅〜館山駅間は臨時特急「新宿さざなみ」と同一。E217系を使用し東京駅〜木更津駅間は15両で運行、木更津駅で増解結を行い木更津駅〜館山駅間は付属編成4両のみで運行された。

2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正で消滅した。


停車駅

東京 - 錦糸町 - 船橋 - 津田沼 - 千葉 - 蘇我 - 五井 - 木更津 - 君津 - 佐貫町 - 浜金谷 - 保田 - 岩井 - 富浦 - 館山


通勤快速

平日のみ運行されていた京葉線直通列車。上りは朝に上総湊発東京行、下りは夜に東京発君津行がそれぞれ1本運行されていた。速達運転は京葉線内のみで内房線内は各駅に停車していた。

廃止発表時は沿線自治体からの廃止撤回が要望されていたが、結局2024年3月16日に各駅停車に置き換える形で廃止された。


停車駅

東京 - 八丁堀 - 新木場 - (蘇我〜上総湊間の各駅)


駅一覧

駅一覧

●:停車 ○:停車(京葉線系統は非経由)

▲:京葉線快速のみ停車

△:臨時列車のみ停車 レ:通過


駅名特急快速乗換路線備考
  1. ↑特急は総武快速緩行線経由中央線新宿まで直通運転。
  2. ↑快速は総武快速線経由横須賀線久里浜まで直通運転。
千葉
  1. 総武快速線
  2. 中央・総武緩行線
  3. 総武本線/成田線
  4. 千葉都市モノレール1号線・2号線
  5. 京成千葉線(京成千葉)
本千葉
京葉線東京まで直通運転
蘇我
  1. 外房線
  2. 京葉線
浜野
八幡宿
五井小湊鉄道
姉ケ崎当駅発着あり
長浦
袖ケ浦
巖根
木更津久留里線当駅発着あり
君津当駅発着あり
青堀
大貫
佐貫町
上総湊当駅発着あり
竹岡
浜金谷
保田始発あり
安房勝山
岩井
富浦
那古船形
館山当駅発着あり
九重
千倉当駅発着あり
千歳
南三原
和田浦
江見
太海
安房鴨川外房線
↓外房線上総一ノ宮まで直通運転

使用車両

使用車両

所属の記載の無いものは全て幕張電車区→幕張車両センター所属。

現在の使用車両

5両編成の特急形電車。

特急「さざなみ」「新宿さざなみ」として千葉〜蘇我〜館山間で運用中。区間短縮前は千倉への延長運転や館山発東京行の上り普通列車(君津から「さざなみ」)でも使用された。


特急形電車で、9両編成。特急「ビューさざなみ」として導入され、愛称統一後もE257系と共に運用されていた。

2024年3月16日ダイヤ改正で「さざなみ」「新宿さざなみ」の運用から撤退する予定だったが、同年6月末まで一部列車での運用を続けている。


唯一内房線全線で運用される電車。

2000番台・2100番台は千葉駅発着の列車や、木更津駅以南の外房線に直通しない列車の一部で使用される。

2200番台は臨時列車で使用。


運用区間は木更津駅〜安房鴨川駅〜上総一ノ宮駅間。ワンマン運転を行う列車で使用される。


鎌倉車両センター所属の近郊形電車。基本編成は11両で4・5号車はグリーン車。付属編成は4両。総武快速線直通快速として千葉駅〜君津駅間で使用。

E217系は特別快速として付属編成のみ君津駅〜館山駅間でも運用された。


京葉車両センター所属の通勤形電車で、運用区間は千葉駅〜上総湊駅間。

京葉線直通列車の他に間合い運用で千葉駅〜木更津駅・君津駅間の普通列車でも使用される。


過去の使用車両

特急形電車。定期運用されていた頃は特急「さざなみ」及び末端区間の普通列車、「おはようさざなみ・ホームタウンさざなみ」で使用された。


  • E257系5000番台

大宮総合車両センター東大宮センター所属の特急形電車で9両編成。

2021年(令和5年)から臨時特急「新宿さざなみ」として運用されていたが、同列車の5両編成化に伴い運用を終了した。


幕張車両センター・大船電車区(現・鎌倉車両センター)所属の近郊形電車。幕張車は全線で、大船車は主に総武快速線直通で使用された。


113系置き換えの為に導入された近郊形電車。全線で運用されたが、209系導入後中央本線に転属した。


京葉車両センター所属。京葉線直通列車及び間合い運用の普通列車として千葉〜君津間で使用された。


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    天女とハイド(プロローグ)

    千葉・滋賀の羽衣伝説に興味を持ち、日本神話・ギリシア神話などの要素を交えた物語に仕上げました。 完成までに1年半を掛けた力作です。 モデルチェンジ版・天つ乙女と毛獣 を作成しました。 こちらもどうかご観覧いただけると幸いです。 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1850535 http://www.pixiv.net/member.php?id=4710702 主人公・広瀬百合子は、風光明媚な千葉県館山市にすむ陽気で活発な女の子であり、君津の渡鍋学院に内房線の電車で通っている。 いつものように内房線・千葉行きに乗っていたところ、保田駅・浜金谷駅間のトンネルで電車が障害物によって衝突脱線した。 それと共に、声しかせず姿の見えないハイドという人物らが現われ、乗客や救助に来た人々に襲い掛かった。 この最中、広瀬百合子は一人の少年を連れて逃げようとするものの、ついには姿の見えないハイドたちに取り囲まれてしまうが、そこに一人の美しい天女・イチキ(東郷茜)が現われ、絶望に打ち拉がれていた彼女を天女・タキリとして覚醒させる。天女となった彼女は、イチキと共にハイドを退治し、死の淵から少年を助け出した。この物語は八人の天女・戦士が迫り来るハイドやその頭・ミタマに立ち向かい、自分たちの住む世界を守る御伽話アクションストーリーである。
  • 桜花の宴

    高山流水

    青春鉄道二次です。内・外の話。外房のターンです。 桜は散ってしまいましたが、あともう少し続く予定。大丈夫、まだ、八重桜が咲いている。ということで,仲間思いの房総族たちがさり気に活躍?します。 * 少し加筆修正をさせていただきました。
  • 天女とハイド

    天女とハイド(CH No.1001)

    千葉・滋賀の羽衣伝説に興味を持ち、日本神話・ギリシア神話などの要素を交えた物語に仕上げました。 完成までに1年半を掛けた力作です。 http://www.pixiv.net/member.php?id=4710702
  • プリキュアの曲で駅名・高速道路施設名シリーズ

    トロピカI・N・Gで外房線、内房線、鹿島線の駅名

    トロピカルージュプリキュアのEDのトロピカI・N・GのTVサイズの歌詞を 外房線、内房線、鹿島線の駅名にしました。
  • 内房線の話

    青春鉄道さんの二次です。 昔々に実際に経験した事をもとに書いてみました。 たわいもない話ですが、他のとこでもあったのでしょうか。ある種レアな体験でした。
  • 天つ乙女と毛獣 ヨモツ国キャラまとめ

    (Y-81)【登場人物資料】東郷茜/天女イチキ/王妃クイーン

    表面上は味方、その傍らは敵キャラであるイチキ・茜・王妃クイーンの資料を掲載いたします。 http://www.pixiv.net/member.php?id=4710702 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2091973
  • メビウスの輪

     どこかで捩れてしまった、房総線のお話。  こんにちは。このジャンルではお初にお目にかかります、Naか村と申します。  普段は南大塚に骨を埋めておりまして、萌えが高じてMMDでなんか色々やっております。  このたび千葉の双子の歴史に萌え殺されました。端的に言いますと、結婚した後離婚して現状友達状態。なんだこいつら最高か。気になった方は今すぐWikipediaで歴史を調べましょう。二人はいつも蘇我駅で殴り合いを繰り広げていてくれるって信じてる。けよたんが巻き添えくらって直通で下ってきた総武さんにシメられるまでがワンセット。そのうちこいつらのMMDモデルも作りたい。  以下、本文の続きかもしれない何か。  続きかもしれないので、本文を読んでから読むことをおすすめします。  ――現代。蘇我駅。  やっとのことで到着した駅のホーム。そこで待っていたのは、どこまでも気に食わねえアイツだった。 「おい!てめぇ誰に許可取って遅延してンだ内房!」  ああもう、やっと一息つけると思ったのに。  イラつきを隠しもせず、俺は向かいのホームへと怒鳴り返す。 「知らねえよ安全第一だ!風強ぇんだからしゃーねーだろ!!」 「てめぇのせいで俺まで遅延なんだよ。おら千葉根性見せろ!ほれほれ館山から安房鴨川まで折り返した気概はどこいったー?」 「ガキじゃねえんだからそれ止めろ!!」 「おんやぁ?俺のお守りがないと夜も眠れないのはどこの誰だったかなァ?」 「昔の話だろうがハゲ!!!」 「ハゲは本数減らされたてめぇの方だろwww 君津までしか行けなくなって、さざなみも泣いてるぜ?」 「だー!本数減らされてんのはわかしおもだろうが!!」 「わかしおは本数減らされても途中から各駅になってもキチンと安房鴨川まで行ってっかんな?てめぇのとこと一緒にすんなよ」 「死ね!!!通勤ラッシュに人身事故で死ね!!!!」 「そんときゃてめぇも道連れだけどな」 「うぜぇ!!黙れ!!!死ね!!!!」 「……ねえ2人とももっと静かに走れないの?」  そう言って赤い制服を着た男が階段を降りてくる。そう、今やこの駅を拠点にする路線は俺たち2人だけではない。 「二人の声、僕のホームまで聞こえてきたよ。僕お客さんから苦情言われちゃった。言い合うなら事務所でやってよー」 「すまん京葉。ほれてめぇも謝れ内房」 「やめろ頭触るな離せ自分で謝れるだから俺はガキじゃねえ!!」 「君たち仲が良いのか悪いのか本当わかんないよね」  なんとか外房の腕を振り払い、自分のホームへと逃げる。なんなんだアイツの馬鹿力。もう貨物はほとんどタッチしてねえんじゃねえのかよクソ。 「にしてもほんっとお前ぇは打たれ弱ぇなあ……あの京葉でもまだ走ってんだぞ」 「うっ……返す言葉がねえ……」 「あの京葉って随分な言い方だなー。でもまあ実際問題すぐ止まると思うけどねー。こんな風じゃあ走る気力なんてないよー」 「頼むから走ってくれ。じゃねえと俺が東金にどやされる」 「俺だって快速止められると困る!久留里に殴られる」 「てめぇは自分の遅延を何とかしてから言え」 「この風で無茶言うな!!」  俺の叫びは蘇我駅のホームに虚しく響くだけだった。(この後めちゃくちゃ遅延した)  強風で止まったり人為的な事故で止まったり車両点検で止まったり強風で止まったり車内で酒飲み始める奴がいたり高校生のマナーが悪かったり喧嘩始める奴がいたり強風で止まったり、千葉の電車は快適とは言い難いかもしれない。  でも、利用してくれるなら俺らは嬉しいし、どんな事があっても走っていこうと思えるんだ。  房総の青い空と青い海。  待ち焦がれたあの場所で。  ――今日も、アイツが待っている。
  • 桜花の宴

    飛花落葉

    青春鉄道の2次です。 内房線の特急さざなみが減便されて館山行が臨時列車になって一年と少し経ちました。 君津から各駅になってるって知った時のショック…。 ふつうにさざなみを見かけるから館山発の特急がなくなってることに気付かなかった。  内房、さざなみがんばれ! *ある程度は調べてありますが、多少ねつ造アリです。内房には軽く房総弁を喋らせてみました。

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