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概要編集

東京都墨田区横網にあるJR東日本および都営地下鉄(JB21/E12)。

JRは中央・総武緩行線(各駅停車)が、都営地下鉄は大江戸線が乗り入れる。

回向院両国国技館といった相撲に縁のある施設が周辺に多い事もあってよく間違えられるが、駅の所在する地名は横綱ではなく横である。

余談だが、現在国技館がある場所はかつて、国鉄バスの東京自動車営業所が置かれていた場所でもある。同営業所は現在の江東区塩浜の東京メトロ東西線深川検車区に隣接した場所へ移転、JRバス関東の東京支店となり現在に至っている。


JR両国駅編集

2面3線の高架駅で、普段使われる島式の中央・総武緩行線ホームに比べ、かつての長距離列車用ホームは低い場所にある。この長距離列車用ホームは、国鉄時代末期には2面3線だったが、のちに2線が削減されている。

元々は総武本線の前身である総武鉄道の東京側のターミナルとして開業しており、長らく千葉方面へのターミナル駅として機能していた。しかし、総武快速線東京錦糸町間が開業してからはその役割を終え、現在では中央・総武緩行線以外はごくたまに房総方面行きの臨時列車がかつての長距離列車用ホームの片隅から発着する程度である。


乗り場方向行先隣の駅
1西行き秋葉原新宿中野三鷹方面浅草橋駅(JB20)
2東行き錦糸町西船橋千葉方面錦糸町駅(JB22)
3※臨時ホーム(通常、出入口は閉鎖されている)

都営両国駅編集

副駅名は「江戸東京博物館」。JR両国駅から見て東、清澄通りの直下にある。

島式ホーム1面2線。

乗り場方向行先隣の駅
1内回り本郷三丁目方面蔵前駅(E11)
2外回り赤羽橋方面森下駅(E13)

なお都営バスの停留所名は都営両国駅前となっており、同じく中央・総武緩行線と大江戸線が接続する駅の飯田橋駅の北西側、文京区に所在する都営バスの停留所名も都営飯田橋駅前になっているが、いずれも大江戸線全通以前は別の停留所名だった。


利用状況編集

近況編集

JR東日本

  • 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は39,148人である。

都営地下鉄

  • 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は36,066人である。

利用状況比較表編集

事業者名JR東日本都営地下鉄
年度乗車人員乗降人員乗降人員
2008年(平成20年)度39,969人79,938人26,789人
2009年(平成21年)度39,371人78,742人26,789人
2010年(平成22年)度38,733人77,466人27,318人
2011年(平成23年)度37,926人75,852人26,616人
2012年(平成24年)度37,961人75,922人27,812人
2013年(平成25年)度37,996人75,992人28,702人
2014年(平成26年)度37,813人75,626人29,556人
2015年(平成27年)度38,901人77,802人31,472人
2016年(平成28年)度39,902人79,804人32,739人
2017年(平成29年)度39,768人79,536人33,839人
2018年(平成30年)度39,862人79,724人35,313人
2019年(令和元年)度39,148人78,296人36,066人

関連タグ編集

東京23区の駅一覧 中央・総武緩行線 都営大江戸線

両国 両国国技館 相撲 横綱


東武伊勢崎線亀戸線:総武鉄道が国有化される以前は東武線の列車が亀戸駅から当駅まで直通しており、事実上の東武の都心側ターミナルも兼ねていたという。


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