概要
1904年開業。開業から1910年までの間は亀戸から総武鉄道両国橋駅(現在のJR総武線両国駅)まで直通運転を行っており、北千住方面からの事実上の本線として扱われていた(亀戸線開業とともに伊勢崎線曳舟以西が一旦廃止されていたほどである)。しかし総武鉄道の国有化によって両国橋への直通が廃止されると伊勢崎線の廃止区間が復活し、亀戸線は現在のような支線へと転落した。優等列車が走らない短距離路線にも拘らず全区間が複線で敷設されているのはこの経緯がある為である。
副都心にも認定された亀戸と東京スカイツリーがある押上を中心とした再開発地域の一つ曳舟間を走行しながら下町風情の景観が広がることから「都会のローカル線」とも呼ばれる。
2004年にワンマン運転が開始された。
車両は二両編成のワンマン運転で、運転は早朝・終電間際を除き10分間隔。 曳舟に到着するとすぐに亀戸へと折り返す。
またこの車両は大師線と共通運用されており、早朝に北春日部駅の車庫から曳舟まで回送された車両が、亀戸線→回送→大師線→回送→北春日部駅(車庫)へ戻るというローテーションで運用されている。
使用車両は東武8000系 共通運用の大師線と主に東京都内で唯一東武8000系の運用が残されている
停車駅
駅番号 | 駅名 | 読み | 乗り換え路線 | 備考 |
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TS04 | 曳舟 | ひきふね | 東武伊勢崎線 | イトーヨーカドー曳舟店を跨いだ先に京成押上線京成曳舟駅あり(乗り換え指定は隣駅の押上駅) |
TS41 | 小村井 | おむらい | 小村井~東あずま間の徒歩圏内にTHE ALFEEの坂崎幸之助の実家「武蔵屋坂崎商店」がある | |
TS42 | 東あずま | ひがしあずま | ||
TS43 | 亀戸水神 | かめいどすいじん | 駅名由来の亀戸水神宮は出口から約200m先 | |
TS44 | 亀戸 | かめいど | 中央・総武緩行線 |