概要
東京都江東区亀戸にあるJR中央・総武緩行線(JB23)及び東武亀戸線(TS44)の停車駅。東武鉄道亀戸線は当駅が起点になる。
錦糸町駅からほぼ直線に東進した延長線上に当駅があるが、総武快速線は通過する。
また越中島貨物線の分岐駅であり、千葉方面から走ってきた貨物列車がこの駅で本線から分岐する。
しかしながら現在ではJR向けのレール輸送用列車しか運行されていない。
かつては本線と貨物線間に生い茂る草を除去するために除草用のヤギを飼っていた事もあった。
駅名は「亀戸」ではあるが、関東三天神の一つ亀戸天神へはそこまで近いわけではなく、快速停車駅である錦糸町駅からでも距離は大して変わらない。
(双方の中間地点に当たる場所であり、当駅からは都バスでのアクセスになる。また東武亀戸線にある駅は「亀戸”水”神駅」なので注意)
北口は巨大かつ立派な駅ビルで構成されており、錦糸町ほどではないもののこちらも北口周辺は中々の繁華街。現在駅ビルはアトレ亀戸だが、かつては亀戸エルナードという名前だった。
その一方で東口は下見しないとわからないほど地味で、狭い路地の中に位置している。
亀戸と新木場は同じ江東区内にありながら区内を縦断する旅客線が存在しない為、上述した越中島貨物線を流用し、終点の越中島貨物駅近くから新木場駅へ軌道を分岐敷設する形で亀戸〜新木場間を結ぶLRTの計画案も挙がっている。
駅構造
JR東日本
島式1面2線の高架駅。ただし厳密には駅の前後は土を盛った築堤構造であり、駅前の道路真下だけをくり抜いたような形状のため、駅前以外はほどんど通り抜けが出来ない。次の平井駅との間で旧中川を渡るためにこのような構造になっている。
東武鉄道
一面2線の地上駅。
利用状況
近況
JR東日本
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は58,276人である。
東武鉄道
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は27,064人である。
利用状況比較表
事業者名 | JR東日本 | 東武鉄道 | |
---|---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 56,323人 | 112,646人 | 26,994人 |
2009年(平成21年)度 | 55,949人 | 111,898人 | 26,684人 |
2010年(平成22年)度 | 55,613人 | 111,226人 | 27,031人 |
2011年(平成23年)度 | 54,986人 | 109,972人 | 26,299人 |
2012年(平成24年)度 | 55,488人 | 110,976人 | 27,023人 |
2013年(平成25年)度 | 56,693人 | 113,386人 | 26,833人 |
2014年(平成26年)度 | 56,665人 | 113,330人 | 26,286人 |
2015年(平成27年)度 | 57,328人 | 114,656人 | 26,616人 |
2016年(平成28年)度 | 57,438人 | 114,876人 | 26,406人 |
2017年(平成29年)度 | 58,136人 | 116,272人 | 26,817人 |
2018年(平成30年)度 | 58,276人 | 116,552人 | 27,064人 |
停車駅
中央・総武緩行線
東武亀戸線
亀戸駅 - 亀戸水神駅