ピクシブ百科事典

彼岸花

ひがんばな

ヒガンバナ科の赤い花を咲かす有毒植物。
目次[非表示]

概要

彼岸花(ヒガンバナ)とはの一種である。
名前の由来は、お彼岸の頃に咲くことから。

別名は曼珠沙華マンジュシャゲ)。
その他、地獄花、葬式花、死人花、ハッカケババアなど、日本で最も別名が多い植物であると言われている。花が咲いた後に葉が出てくるため「葉見ず花見ず」という呼び名もある。
属名はリコリス。ヒガンバナ属の園芸種は主にそう呼ばれている。
放射状に外向きに斜め上へ向かって咲く花びらや毒を持つ根で有名。
独特の怪しげな雰囲気に魅了される人が絶えることはない。

生態

有史前帰化植物であり、原産は中国とされる。鱗茎を持つ球根性の植物。
日本に生えているヒガンバナは三倍体であるため花粉が使い物にならず普通は結実しないが、近縁種のショウキズイセン(黄色)とは雑種を作ることが出来、その場合は何故か白花のヒガンバナとなる。

毒性

その鱗茎にアルカロイドを含む有毒植物であり、食べると最悪、に至る。
田んぼ畦道川辺、また墓地付近に自生していることが多い。これは過去に鱗茎の有毒性を利用してモグラなどに畦道や墓を荒されないよう人為的に植えられたためだと言われる。
水辺に多いのは、過去に洪水などでに流された球根が根付いたからではないか等と推測されている。

ちなみにこの毒は水溶性のため、水洗いして処理をした球根からデンプン成分を食べることもできるため、かつては救荒作物として食糧難の際に食べられた歴史もあるが、同時に誤食による中毒も多かったと考えられるので、現代人にはそこまでして食べる勇気はないだろう。

また、毒も使いようでは薬になるため、古来より石蒜(せきさん)という薬草名で取り扱われている。
経口投与はされないようだが。ちなみに、毒成分は現在ではアルツハイマー病の治療薬として用いられている。

俗説

上記の理由で墓地に植えられたため、見目と相まって色々不吉な印象を与えられている。

墓地に咲いていれば当然ながらその下には死体が埋まっており、そこから転じて、たとえ墓地以外の場所でもその花の下には死体が埋まっていると嘯かれている。

家に持ち帰ると火事になるという俗説もあり、これは花の見た目が炎のようであることが発想の原因ではないかと考えられている。

園芸品種

毒々しさや不吉さが漂う花と思われがちだが、上記の通り園芸種も開発されており、ピンクオレンジ色などの可愛らしい色の種類も存在する。
海外ではその美しさからガーデニングでも人気である。
園芸種では「リコリス」の名で扱われることが多いようだ。

仏教

「曼珠沙華」という名称は、仏教でいう「天上に咲く赤い花」の名前である。
サンスクリット語で「マンジュシャカ」が「赤い」という意味だったり、おめでたい時には天から赤い花が降るという経典の下りもあったり。


まつわるものは、悪いものばかりでも無いらしい。


花言葉

・赤い彼岸花の花言葉
「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」 「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」

・白い彼岸花の花言葉
「また会う日を楽しみに」「想うはあなた」 など。

関連イラスト

彼岸花
女学生


ひがんばな
それっぽい彼岸花の描き方



別名・表記揺れ

ヒガンバナ 曼珠沙華 / マンジュシャゲ 死人花 狐花 壱師の花

関連タグ

植物 
 秋分の日 彼岸 秋の風物詩
 赤い花
園芸 / ガーデニング
新美南吉 ごんぎつね
ヒガンバナ(花騎士)
リコリス棲姫艦隊これくしょん
彼岸花の咲く夜に 踊る彼岸花
郡千景

pixivに投稿された作品 pixivで「彼岸花」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 5644861

コメント