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システムボイス:平床政治


概要

戦極凌馬が開発した、『仮面ライダー鎧武/ガイム』における変身ベルトの一種。

開発者の名前がそのままドライバー名になっている稀有なベルトでロックシードの音声は劇中でツッコまれているが何故かこれには誰も触れていない。


戦極

バックル中央にロックシードを嵌め込み「カッティングブレード」を倒すことでロックシードを開き、アーマードライダーに変身できる。

変身中にブレードを再び倒すことで倒す回数に応じて(1回)「スカッシュ」(2回)「オーレ」(3回)「スパーキング」の3段階の必殺技が発動する。


変身以外の機能として装着者がヘルヘイムの果実を手に取ると果実のエネルギー量に応じたグレードのロックシードに自動的に組成変換する機能を持つ。

これにより果実が入手できる環境においては戦闘と並行して新たなロックシードを入手していくことも可能となっている。

また、戦闘を行わないユグドラシル・コーポレーションのロックシード回収班はこの機能専用でブレードのない戦極ドライバーを装着している。


劇中では技術の展開に伴い複数の仕様違いが登場しているが、基本的な仕様は共通している。

一方で、終盤では戦闘による破損所有者の死亡が相次ぎ、ヘルへイム騒動の終結に伴い量産型も殆どが処分されている。

しかし個人で保有していた物に関しては処分されていない他、非正規ルートによる所持や再生産による形で存在はしている。

このため、ほとんどのライダーが一度はベルトを失って変身不可になった上で新しく同型ベルトを入手しなおした経歴となっている。


その本質(ネタバレ注意)

その本質はヘルヘイムの環境下で人類が生き残るための生命維持装置

食すとインベスに変貌してしまう有害なヘルヘイムの果実をロックシードに変え、ドライバーにセットする事で栄養分を無害な形で取り込む事が出来る。

使用者認証がついていたのも紘汰たちアーマードライダーをドライバーをテストするモルモットとして扱っていたためだった。


だが第43話で開発者である戦極凌馬によりゲネシスドライバーを開発するためのいわばプロトタイプであること、凌馬自身にとってヘルヘイムでの人類生存は建て前でしかなく、自身の開発したドライバーで人間を超えた存在を創り出すためのステップの一段階に過ぎなかったことが判明した。


主なバリエーション

初期型

鎧武達主要なライダーが使用するメインモデル。

帯の色はイエローで初めて装着した際にはバックル左側のプレート「ライダーインジケータ」にライダーの横顔が描かれる。

貴虎たちがビートライダーズをこのベルトの実験台にしたのは事実だが、実際のところ後述の量産型と比べても遜色ないレベルで完成されており、動作が保証されていない規格外のロックシードを使わない限り、人体に害を及ぼす事は無い。


使用者認証機能により最初に装着した者しか使うことができない


量産型戦極ドライバー

仮面ライダーナックル黒影トルーパーが使用。アーマードライダーのデータを基に完成させた一応の「完成系」

本人認証の必要がなく、誰でも装着し使用することができる。

詳細は該当項目を参照。


ユグドラシルEUのドライバー(あるいは幹部用量産型?)

『グリドンVSブラーボ』に登場したもの(登場自体は小説からだが、外見については本作が初出)。

小説版以降に凰蓮が使用する戦極ドライバーで、呉島貴虎がユグドラシルEUから回収してきたもの。他の地域支部にあったものであるため量産化後に生産されたと思われるが、帯がイエローでインジケータが下記のプロトタイプと同じモノトーンのカラーリングになっている(生成されるライドウェアは初期型と同じ色付きのもの)。認証機能はない。

明言されていないが凰蓮が城乃内に手渡したドライバーもこれだと思われる。


戦極ドライバー(プロトタイプ)

舞台『鎧武外伝 仮面ライダー斬月』にて登場した初期型より以前のプロトタイプ。

通常のドライバーと同様、ロックシードを嵌め込んで変身することが出来る。舞台では既存のアーマードライダーに変身していたが、プロトタイプの為かアンダースーツが全て黒色など細部が異なっている。

帯はシルバーでインジケータはモノトーンになっている。認証機能はないらしく使い回しや奪い合いが起きていた模様。

貴虎が本編の回想で使用したのもこのタイプ(正確にはそれ以前の試作型?)であり、これによる変身で重症を負ったのが「舞台斬月」の物語のきっかけとなっている。


未完成のドライバー故にヘルヘイムの果実の毒を完全に除去出来ておらず、変身し続けると変身者をインベスへと変化させてしまう致命的な欠陥がある。


メガヘクス製の戦極ドライバー

『進撃のラストステージ』以降斬月が使用するドライバー。

葛葉紘汰の記憶を解析して作られたためか仕様がやや曖昧で、生成時は黒影トルーパーを基にしたメカ黒影のドライバーだったにもかかわらず貴虎が装着したとたん斬月のインジケータが出現し、ライドウェアも斬月のものになった。

これについては後に仮面ライダー図鑑のメカ黒影のページにて補足されており、

量産型ドライバーの様に見える無地のインジケータは、どうやらイニシャライズ前のドライバーとして生成されたものだった模様。

元々メカ黒影が黒影トルーパーを元にして生成されたためか帯はシルバーだが、バロン用のものはイエローであり、インジケータもバロンのものになっている。

これについては、葛葉紘汰の駆紋戒斗についての記憶を元に生成しているためと解釈できる。

イニシャライズはされるものの、認証機能は無いのか、舞台仮面ライダー斬月-鎧武外伝-では何者かが貴虎のドライバーとロックシードを奪い斬月に変身している。

『グリドンVSブラーボ』でも貴虎はシルバーの帯のドライバーで斬月に変身しているため、引き続き使用している模様。


狗道供界の戦極ドライバー

アーマードライダーセイヴァーのみが使用するドライバー。

ゲネシスコアがデフォルトで装着されており、システムサウンドが凌馬が用意した4種類とは異なるなど異質な仕様になっている。帯はシルバー。

その正体は該当項目を参照。


イエローとシルバーの2色が存在する。量産型ドライバーは全てシルバーである。

作中終盤では殆どの戦極ドライバーが破壊されており、最終回の時点で一度はイエローの帯は鎧武と龍玄の2つしか存在しない状態となった。

しかし、複製や再生産が可能な勢力が登場したためか、その後の時系列の作品でも再びイエローの帯での変身が見られるようになっている。

該当ライダー
イエロー鎧武、バロン、龍玄、黒影、龍玄・黄泉、邪武、武神鎧武、マルス、冠、イドゥン、デューク、ブラックバロン、魔蛇、シルフィー
シルバーナックル、黒影トルーパー、フィフティーン、鎧武・闇、セイヴァー、プロト鎧武、プロトバロン、プロト龍玄、プロトグリドン、プロトブラーボ

作品やアームズ等によって変わるライダー


音声

ライダーによって変身待機音とブレードを倒した際の音声が異なり、おおむね以下の4パターンに分かれている。

鎧武外伝「仮面ライダーデューク」では、セイヴァーと斬月のブレード音声が「ハッ」「イヨ~ッ」と別物になっている。

モチーフ待機音ブレード音声該当ライダー
和風ほら貝「ソイヤッ」鎧武斬月黒影黒影トルーパー鎧武・闇邪武、プロト鎧武、シルフィー
洋風ファンファーレ「カモンッ」バロングリドンマルスイドゥンブラックバロンデューク、プロトバロン、プロトグリドン
中華風二胡「ハイーッ」龍玄龍玄・黄泉、プロト龍玄
その他エレキギターギター音ブラーボナックル武神鎧武フィフティーン、プロトブラーボ
特殊ファンファーレ(ダーク)「ハアッ!」セイヴァー

ゲネシスコアでのカッティング音

エナジーロックシード以外のロックシードをゲネシスコアに装填してカッティングすると通常とは異なるカッティング音が鳴る事がある。

対応LSカッティング音
マツボックリ「あ、そ〜れ」
クルミ/「ウェルカム」
ドングリ/バナナ/マンゴー/オーズ「OK!」
メロン/フォーゼ「イヨォッ!」
パイン「もういっちょ!」
イチゴ「あ、ヨイショ!」
オレンジ/ウィザード/ドライブ「わっしょい!」
ブドウ/W「ヤァッ!」
スイカ「どすこい!」
ドリアン「アンコール!」
キウイ「セイッ!」
カチドキ「オー!」
「テッペン!」
ヨモツヘグリ「ヨミー」
ダークネス「黒」
ブラッドオレンジ/フィフティーン「ハァッ!」
リンゴ「リンゴ」
ウォーターメロン「イヨォッ!どすこい!」
レモン「レモン」
ザクロ「ザクロ」
金のリンゴ「キン!」
銀のリンゴ「ギン!」
昭和15ライダー「昭和!」
平成15ライダー「平成!」

使用ライダー


一つのベルトで変身したライダーの数は龍騎を超えて最多である。


DX玩具

当時

2013年10月5日に「変身ベルト DX戦極ドライバー 仮面ライダー鎧武&バロンセット」の商品名で発売。ロックシードとフェイスプレートの組み合わせが鎧武・バロンの2人分同梱されており、商品展開の中心となる主役ライダーの変身ベルトとしては珍しく、最初からサブライダーにも変身できる構成になっている。

この商品を中心に多数のロックシードが展開された。

当初は食玩等のみの予定となっていたグリドン・黒影・ブラーボ・ナックルについても、番組後半時期のプレミアムバンダイ限定ではあるもののDXとフェイスプレートのセットが発売され、ブラックバロンのような差分以外は網羅されている。


一方で、黒影トルーパー等のシルバーの帯は商品化されておらず、再現には帯パーツをゲネシスドライバーのものと取り替えたり、プレートを無地にするなど改造が必要。

プレミアムバンダイ限定「マツボックリ&クルミロックシードセット」にブランクのフェイスプレートが付属されているが、あくまでこれはナックル用である。


フェイスプレートの内、ギター音のプレートは劇場版アイテムやプレミアムバンダイのみのため、入手ルートが限られていた。


20th

2020年2月22日に「変身ベルト ver.20th DX戦極ドライバー」の商品名で復刻発売された。

復刻といっても、製造コストや販売数による値上がりの問題から付属品は鎧武フェイスプレートとオレンジロックシードのみに削減されておりバロン用はどちらもオミットされている。

その他の各種ロックシードも復刻されていない。


CSM

2020年10月19日(月)、遂に戦極ドライバーが大人のための変身ベルト「Complete Selection Modification(=CSM)」として販売決定したことが発表され、10月25日(日)13時から12月21日(月)23時まで完全受注生産で注文受付された。

詳細は下にまとめる外部リンクを参照。


鎧武関連のほとんどのライダーのセリフを収録(なお、デュークとマルスについては過去のDX玩具に収録のものやガンバライジングの音声といったバンダイナムコグループ保有の過去収録音声からのアーカイブとなる)。これによりDXでは4種類だったフェイスプレートが20種類以上に増加。

さらに、銀色の帯も付属し、無地のプレートと合わせて量産型がついに再現可能になった。

オレンジカチドキ極ロックシードゲネシスコア、ロックシードホルダーが付属する通常セットの他、「プロジェクト・アークが実行され量産型戦極ドライバーが配付された」ことをイメージした、無地のプレートが装着された本体と帯だけのプロジェクト・アークエディションも用意される(こちらは帯が選択式でロックシードが付属しない)。

待機音が不明だったセイヴァーだが、開発側と武部Pが相談したうえで今回新規に待機音が用意されることになった。その待機音についてはこちらを参照されたし。

更なる詳細は開発者ブログを閲覧されたし。


CSMが発表されると同時に新しいロックシードも登場したが、これらはDXではなく最初からCSMのみの発売となった。未発売だったカチドキアームズ(斬月)の商品化についても同様になるもよう。


なお、ロックシードの規格はDX版と同じとのことなので装填は可能だと思われる。

一方、フェイスプレートは認識の仕方が一新された関係上、一切互換性がない(物理的に装着できないものと思われる)。


関連タグ

仮面ライダー鎧武 ロックシード アーマードライダー

フェイスプレート 量産型戦極ドライバー ゲネシスドライバー ゲネシスコア

戦極凌馬 ユグドラシル・コーポレーション 黒の菩提樹

変身ベルト ライダーベルト


主役ライダー変身ベルト

ウィザードライバー戦極ドライバードライブドライバー


2号ライダー変身ベルト

ビーストドライバー戦極ドライバーマッハドライバー炎


3号ライダー変身ベルト

メイジのベルト戦極ドライバーマッハドライバー炎


4号ライダー変身ベルト

キバットバットⅡ世戦極ドライバーゲーマドライバー


外部リンク

戦極ドライバー | 仮面ライダー図鑑 | 東映

変身ベルト DX戦極ドライバー 仮面ライダー鎧武&バロンセット | 商品情報

変身ベルト ver.20th DX戦極ドライバー | 仮面ライダーおもちゃウェブ | バンダイ公式サイト

CSM戦極ドライバー | 仮面ライダー鎧武 - プレミアムバンダイ

CSM戦極ドライバー プロジェクト・アーク EDITION(イエロー/シルバー)

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