名前は初変身の際に初瀬自身が決めた。もしもこの時初瀬が決めていなかったら鎧武やバロンに因んで「アーマードライダー(仮面ライダー)・レイドワイルド」という名前になっていたかもしれない。かっこ悪い気はしないが長い。因みに初瀬は初変身直後の姿を確認していないので、ドライバーの変身音声だけで命名した事になる。

スピードに特化しており、他のライダーに比べアーマーが少ない（スピードだけなら鎧武イチゴアームズに次ぐ）。

素早い動きで敵を翻弄する戦法が得意だが、初瀬の経験不足やランクの低いロックシードの宿命ゆえか、ややパワー不足気味。

変身音から察するに不意打ちで一撃で仕留めるスタイルを想定していたのだろうか?

グリドンと行動を共にしており、インベスゲームでもコンビを組んで（と言うよりもこき使って）戦う。

グリドンとは互いの弱点（グリドンはパワーと防御力はあるが鈍重、黒影はスピードはあるが防御力がなくパワー不足）を補い合えるベストな組み合わせなのだが、劇中ではイマイチお互いの利点を発揮できていない。

第5話で初登場。続く第6話で自ら名前を名乗りを上げ、連合を組んだ筈のバロンをあっさりと裏切り、一度は勝つが鎧武と龍玄のコンビに敗北。

更に第6話のラストから第7話の序盤ではグリドンと戦いの特訓をしていたところブラーボが乱入し、グリドンと共に戦おうとしていたが、グリドンが早々に離脱したために一方的に倒されるなど不憫さが際立っている。

第11話ではヘルヘイムの森にて斬月に遭遇。

斬月が龍玄を無力化させようとする直前に研究ブースにあるロックシードの匂いを嗅ぎつけたインベスに襲撃されているという一報が入り現場へ急行する際に黒影が乱入。黒影が斬月をスペシャルゲームの参加者と勘違いしてしつこく襲いかかった為、焦りから戦極ドライバーごと切りつけてしまい、ベルトが破損して変身できなくなってしまった。

続く第12話ではバロンと交戦しようとするも、装着すらできなくなっていた。そして……

それと入れ替わるかのように、ドライバーの量産化に成功したユグドラシル・コーポレーションの特殊部隊員たちが変身するようになり、この姿で活動を行っている。

しかし、初瀬が自分で名前を決めていなかったり別の名前にしていたりしたら、彼らの名前も変わっていたのだろうか。

なお、オリジナルの黒影は「仮面ライダー図鑑」では「仮面ライダー」としてカウントされている一方でなぜか黒影トルーパーの方は仮面ライダーではない扱いを受けている。

劇場版『サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』では夢の世界の産物であるため、再登場。

後継機の仮面ライダー黒影・真とも共闘を果たす。

最終回後の話であるファイナルステージでは初瀬がこの姿で魔蛇によって蘇らせられる形で再登場した。

変身ポーズ

左手に持ったロックシードを前に突き出し「変身」の掛け声と共に起動。

右上、左上の順に腕を振りドライバーに装着、カッティングブレードをおろす。

形態

本編に登場

マツボックリアームズ

「一撃!　インザシャドウ!!」

専用武器は長槍「影松」。

ガンバライジングに登場

ドングリアームズ
クルミアームズ

第4弾に登場。

ブレイドアームズ

第6弾に登場。

その他

以下はアームズチェンジシリーズの作例で登場した形態(参考)。

アームズ名	出典
オレンジアームズ	『AC09 仮面ライダー黒影&チューリップホッパーセット』

ガンバライジングでは3弾から参戦。RとCPで登場し、いずれも元相棒であるグリドンと組んだときに発動するバーストアビリティを持つ。4弾では他より遅れてSRに昇格し、また新たにCPを手に入れた(この4弾CPではドングリアームズかクルミアームズにチェンジできる)。アビリティは初瀬ちゃんのイメージに反し、サポートとして優秀なものが多く劇中では不遇な黒影とグリドンのタッグも、ゲームでは中々の強敵になる(ただ、4弾CPのカードは仲間のステータスを犠牲にして自分のステータスをアップするものになっている)。又、劇中の必殺技持ちなのも、今は亡き初瀬ちゃんにとっては嬉しいだろう。

6弾のCPではブレイドアームズで登場した。