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概要

アドレナリンちゅうにゅう・・・うぎゃあ!!


石川賢の漫画版「ゲッターロボ」に登場する兵器開発を得意とする科学者

第二次大戦中は水爆の研究をしていたが終戦後お払い箱になり、ゲッター線の権威早乙女博士に引き抜かれた。

性格は残酷で快楽主義万歳!!といわんばかりのハイテンションジジィで、異常者ぞろいのゲッター関係者のなかでもトップクラスキ(ピー)ガ(ピー)である。天才となんちゃらは紙一重を地で行く人物であり、早乙女博士とはベクトルの違う天才科学者である。

極めて実用的な兵器(婉曲表現)を開発し、「いかに大量に人を殺せるか」を研究テーマにしているという、恐竜帝国の非道な実験も顔負けするマッドサイエンティストの鑑である。敵じゃなくて本当に良かった。

その興味の対象は他人に留まらず、自分自身すら例外ではない。

夢は「自分の作った武器で醜く殺されること」。

人質にされた際も、命乞いをするどころか、自分の殺し方に細かい注文をつけるイカレっぷりであった。ただ、自身を採用した早乙女博士に恩義を感じていたり、故人の事を懐かしむなど、彼なりの人情も垣間見せるシーンも時折ある。


初代ゲッターロボ以降は殆ど出番がなかったが、最終作『ゲッターロボアーク』においてまさかの再登場。年老いた肉体を捨て、全身に兵器を搭載したサイボーグ博士となりますます手が付けられなくなってしまった・・・・・。


開発した兵器一覧

描写などから過剰な威力があると思われがちだが、意外にも作中のパワーバランス的には全くそんなことはない。


  • リボルバー散弾銃
    • 博士曰く「傑作の一つ」。見た目は普通の大型リボルバー拳銃だが、爬虫人類も一撃で惨殺する威力の散弾を発射する。装弾数は3発。流竜馬が一目で気に入り使用した。後に彼の息子である流拓馬も使用したが、数十年の間に更なる強化改造が施されており、弾倉を外して追加パーツを装備する事で小型チェーンガンへと変形可能になっていた。連射可能になったうえに弾薬も炸裂弾になり、より殺傷能力が増している。なお「散弾を発射可能なリボルバー拳銃」は実在するが、発売されたのは原作連載から30年後だった。
  • ミサイルマシンガン
    • ゲッターロボ用の携行武装。超大型のガトリング砲だが、打ち出す銃弾はなんと追尾式のミサイルであり、機関銃さながらにミサイルを雨あられとぶっ放すすさまじい制圧力を持つ兵器である。この兵器の登場以降、OVAやゲームでゲッターロボがガトリング銃をぶっ放すという一種の様式美が誕生した。
  • 化学物質噴射機(仮称)
    • 特殊な化学物質が収められた噴射機。ゾウでも20秒で溶かすとされる。
  • ウラン弾
    • 50センチの壁を貫く威力を持つ弾頭。しかも貫通後爆発する。
  • クジャク
    • 『アーク』時代の新早乙女研究所の防衛システム。敷島博士や所長の神隼人割れるバリアのような防御策で満足するはずもなく、要塞化した研究所や浅間山の森林から数えきれないほどのミサイルポッドが出現、夥しい数の追尾ミサイルを発射する。大部隊を率いて研究所侵攻を図ったアンドロメダ流国も想定外の被害を受けてしまい、ゲッターアークとの戦闘前に敗北を悟っていたほど。名前の由来は後述の通り、案外詩的である。
  • サイボーグボディ
    • 敷島博士はとうとう自分の体も兵器に改造してしまった。頭には上述のクジャクを電脳操作する生体デバイス、左腕には内蔵式マシンガン、胸には連装ミサイルポッド、脳天には地雷を埋め込んでいる。が、それ以外にも全身に兵器が内蔵されており、好きなように取り外せるとのこと。博士、アンタは天才だよ。
  • アイ、イヤー、ノーズ
    • アニメ版『アーク』で新早乙女研究所に配備されていた侵入者迎撃システム。侵入者を三つの密室に閉じ込め、「アイ」では閃光弾、「イヤー」では超音波、「ノーズ」では臭気を浴びせて悶絶させた後、密室ごと爆破してトドメを刺す。非殺傷兵器なんて生ぬるいものを敷島博士が作るはずが無かった。

敷島語録

(竜馬に渡した銃で死んだ敵を見て)

ひひひ・・・わしは昔からわしの作った武器で死んだ者を見るのが一つの楽しみでねぇ。こいつはなかなか芸術的な死に方をしとるわい。ぞくぞくするなぁ。


(敵に特攻すると言った流竜馬に対して)

行きなさい、そして見事散れ!特攻はいい。あれこそ男の死に様じゃよ!!」(止める気ゼロである)


地球侵略に乗り出した恐竜帝国に対して)

「やるならとことんやったろうじゃない!アメリカにでも頼んで核をぶち込んでぶっ飛ばしちまえ!!


(奇跡の生還を果たしたゲッターチームに対して)

「まったくしぶといやつらだ。チッ


(新生早乙女研究所に攻めてきたアンドロメダ流国軍に対して)

きやがれ!早乙女研究所の恐ろしさ思い知るがいい!!


(「クジャク」で発射されたミサイルが敵に襲い掛かる光景を評して)

まさにクジャクが羽根を広げたようじゃあ!」(拓馬からは「これがクジャクの羽根に見えるとは あいつは異常な神経してるぜ」とツッコまれている)


(武器が欲しいと言う拓馬に対して)

「わしの体の好きな部分を持って行っていいぞ!すべて武器になってる!頭のここに地雷が埋まっている。」


出演作品

スーパーロボットミュージアム『ゲッターロボVSゲッターロボG

CV:矢田耕司

TVアニメ版を下敷きにした本作でも、ゲッター博物館の館長をしておりマッドサイエンティストである。

ゲッターロボを修復しており、恐竜帝国の残党に奪われたゲッターロボGに対する切り札となった。


真ゲッターロボ世界最後の日

「所詮わしらは罪深き者…せめて見届けねばとは思うが、これ以上は耐えられん」

「このパターンは…脳のニューロンの活動電位の高まりと酷似している。しかしあれは、シナプシスが異常発達したものだ。側頭葉の記憶や大脳辺縁系内の海馬にたまった物…そうか…そういうことだったのか!だからゴールとブライは…!」

CV:鈴木泰明

初の映像化された敷島博士。

ゲッター線を使って人体を進化させる研究をしているクローン技術博士で、號を含めた真人類の制作者。

兵器開発はしておらず、原作と比べると理知的で落ち着いた雰囲気だが、終盤では身を挺してゲッター線を追及し、死の間際にすべてを理解して狂気の笑みと共に閃光の中に消えていった。


真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ

「ぐっふふふ、がははは、わはは、燃えとる燃えとる! これまた面白いデータが得られるぞ! たまらんのぉ!」

「ひひひ…ひひひひひ…見よ!わしの開発した超振動パルスガンを!どんなエネルギー防御壁も突き破ることができるぞ!ええ?だあああ~はははははあ!!」

竜馬「隼人!てめえ、あんな危ねぇ奴らを野放しにしてたのかよ!?」

隼人「聞くな!」

CV:八奈見乗児

ギャグ寄りのコミカルなキャラとして登場。

テストパイロットが事故死しようと高笑いし、出会って早々號の体をまさぐるなどハイテンションである。また、似たノリの友人が2人いることも判明する。

隼人がこんな危険人物を野放しにしている事を知った竜馬は激怒しているが、当の隼人も不本意ではあるらしく、目を逸らしながら上記の言葉を返している。

ただし行動はぶっ飛んでいるものの、終盤では発明品の超振動パルスガンと細胞破壊光線が役に立った。


ゲッターロボアーク(アニメ)

CV:多田野曜平

『真対ネオ』と同様、ギャグ寄りのアレンジが施された敷島博士。

原作では女王蟲との戦闘で寄生された所員と交戦して以降の描写が無い(念願の戦死を遂げたとも解釈できる)が、アニメでは終盤まで登場。早乙女研究所へ侵攻した恐竜帝国の兵士たちを撃退し、自らが戦い方を教えたカムイ・ショウを阻止するために立ちはだかるも、手榴弾を手渡されて爆死した……かに思われたが、スタッフに生存が明言されている

「アドレナリン…ラブ!ちゅうにゅう!!」


ゲッターロボ飛焔

やはり『真対ネオ』と同じノリで登場。主人公の竜牙剣の訓練を担当するも、「美しい敵の殺し方講座」ばかりしていたらしい。物語終盤ではゲッターに巨大武装コンテナを装備する魔改造を施した。


偽書ゲッターロボダークネス

他のメインキャラが名前のみを踏襲した別人である中、ただ一人だけ容姿・人格共に間違いなく本人。

ムサシにセクハラしたり勝手にゲッターチームの身体のデータをとったり他作品以上に好き勝手している。

また今作の黒幕である早乙女賢と因縁があった設定も4巻で触れられていた。


ゲッターロボDEVOLUTION

まさかのきれいな敷島博士

早乙女研究所にいる弱気な青年でゲッターチームについていけずいつも困惑する苦労人だが…と思いきや7話でいつもの敷島博士が登場し、今まで登場した敷島博士が息子であることが判明する。

妻の存在などは不明。


番外編

『真ゲッターロボ 世界最後の日』と『太陽の使者鉄人28号』が参戦している『第2次スーパーロボット大戦Z再世編』にて、金田正太郎が「敷島博士は、僕がお世話になってる敷島(大次郎)博士と何か関係があるんですか?」と言う問いに対しに対し「平行世界の同一人物だ」と返し、正太郎がびっくりした後に敷島博士が「冗談じゃよ。あれは息子…つまり、マッキーはワシの孫という事だ」と嘘を二重に返すスパロボならではのやり取りがある。


そもそも「敷島博士」の名はオリジナル版『鉄人28号』の時点で存在するある種ポピュラーな名前であり、『合身戦隊メカンダーロボ』でも踏襲されていたりする(ただしそちらは「しきじま」と読む)。『鉄人28号』の敷島博士も旧日本軍の兵器開発者という出自は同じなのだが、どうしてこうも差がついたのか……


関連項目

科学者

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