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概要

ジョージ・ルーカス監督が原作を務めるSF映画スターウォーズ』シリーズのエピソード8。

レイが主人公となる続三部作の第2章にあたり、『フォースの覚醒』のその後を描く。

監督は『LOOPER』『ナイブズ・アウト』ののライアン・ジョンソン。


2016年12月27日に死去したレイア・オーガナ役のキャリー・フィッシャーの遺作となる。


日本では『フォースの覚醒』『ローグ・ワン』では妖怪ウォッチに興行収入トップの座に奪われてきたが、ファミリー層への宣伝強化で興行収入トップを獲得した。

一方で、スターウォーズの様式美やお約束を否定し「伝説化した過去からの解放」という長大化したシリーズにとってある意味メタなテーマを描いた内容や、添え物としてのアジア人俳優の起用などが世界中で様々な批判を巻き起こした。シリーズに新たな風を吹き込んだとして批評家からの評価はかなり高かったものの、一般層やシリーズファンからの評価は低い傾向にあり、前作で盛り上がりを見せたスターウォーズリバイバルを潰してしまった作品として悪名高い。一例として、アメリカの最大手レビューサイトRotten tomatoesでは、批評家のレビュースコアが91%と年間ベストレベルの高評価だったのに対して一般客のそれは41%と逆に年間ワーストレベルの低評価(2021年9月20日時点)と、両者の評価の剥離がえらいことになっている。


良きにつけ悪しきにつけ過激な論争になりがちのため、この作品に触れるのはファンの間で一種のタブーと化している。


続編の『スカイウォーカーの夜明け』における諸設定が本作の展開を否定、あるいはフォローするような内容になっていることも本作の評価を難しくしており、制作内部でも本作の扱いに苦慮していることがうかがえる。

実際、ディズニー・ルーカスフィルム側の本作並びにジョンソン監督への評価は当初極めて高く、本作を公開する前から「ライアン・ジョンソン監督で新たなスターウォーズ三部作を製作します!」と華々しく発表するぐらいだったのだが、いざ公開されて混乱が巻き起こるとこの話はすっかり鳴りを潜めてしまっている。発表から5年が経つ2023年現在もこの新三部作の製作はろくに進んでおらず、塩漬けのままとなっている(ジョンソン監督曰く、話し合いは続いているらしい)。


あらすじ

銀河帝国の残党ファーストオーダーとレイア・オーガナ率いるレジスタンス軍の争いは激化の一途をたどっていた。消息を絶っていたルーク・スカイウォーカーの行方が発覚し、希望が見えたかに思われていた。しかしファーストオーダーの激しい攻撃にレジスタンスは防戦一方になるばかりで、艦隊が一部損傷。多くの歴戦の猛者たちが戦死し、レイアも重傷を負ってしまった。


一方、惑星オク=トーにいた伝説のジェダイ、ルークと出逢ったレイはファーストオーダーを倒すための助力を願うが、過去の一件からルークは突き放してしまう。しかしR2-D2の説得を受け、やむを得ず彼女を鍛えることに。


登場人物

主要人物


レジスタンス


ファーストオーダー


ジェダイ


関連タグ

STARWARS/スターウォーズ

SF 映画 SF映画


エピソード7『フォースの覚醒』→エピソード8『最後のジェダイ』→エピソード9『スカイウォーカーの夜明け

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