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秘書アプリ

ひしょぷりぷり

秘書アプリとは、テレビアニメ「クレヨンしんちゃん」に登場した架空の恐怖アプリである。
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概要

テレビアニメ「クレヨンしんちゃん」881話「恐怖のアプリだゾ」に登場したアプリ。高性能なAIで、質問すると何でも答えてくれる。作中でかなり流行っており、かすかべ市の住民のほとんどが使用している。スケジュールの管理までしてくれるし、英会話のレッスンなどにも応用可能らしい。

なお、なぜか使用者の家の中の残り物や、特定の人物の人間性や将来性、はてはリアルタイムの位置まで知っている。SNSなどにそういった情報が分かる投稿を一切していないにもかかわらずである。


ただし合コンのお相手探しに関しては協力はするが本人次第とのこと。


しんのすけは「秘書プリプリ」と言い間違えて呼んでいる。




あらすじ

ファミレスで今日の夕飯メニューに悩んでいたみさえは、ママ友たちから「秘書アプリ」なるものを勧められる。ママ友たち曰く、「いつの間にか入っていた」とのことだが、このアプリのいう通りにしていれば全てが上手くいくという。はたしてみさえのスマホにも知らぬ間に「ひ」という文字が書かれたアイコンのアプリがインストールされており・・・・。


秘書アプリが勧めたせいでその日の夕食が大嫌いなピーマンの肉詰めだったことを風間くんたちに愚痴るしんのすけは、幼稚園でもアプリが流行っていることを知る。


ところが、家に帰ってみると、みさえが死んだ目をして押し入れの中を片付けていた。秘書アプリに従ったら上手くできたという。さらに、


みさえ「赤ちゃんを泣き止ませたいんだけどどうしよう?」

アプリ「新聞のチラシ を あげましょう」


みさえ「今日のおやつは何が良いかしら?」

アプリ「食器棚に 賞味期限ギリギリの ビスケットが あります それで」


しんのすけ「オラ、チョコビアイスがいい」

みさえ 「ダメよ アプリのいう通りにしないと」


こうして、アプリに洗脳されていくみさえに、秘書アプリは夕飯に野菜炒めを勧める。2日連続でピーマンを食べさせられることに反発したしんのすけは買い物に出たみさえに文句を垂れながらついていくが・・・・・。






サラリーマン「あの・・・教えてください・・・・前の部長と今度の部長のどっちについていけばいいでしょう?」

アプリ「どちらの部長もダメです いっそ退社をオススメします」


女子高生「ジーンズとワンピどっち買ったらいいかな」

アプリ「ワンピにしましょう」


青年「引越し先はどこにしたらいい?」

アプリ「八潮市の浮塚あたりはいかがでしょう?」


主婦「間違い無いですよね」


サラリーマン「その契約でいけるかな?」


女性「あの彼と昨日の彼とどっちがいい?」


町中の人々がみんな生気を抜かれた状態で秘書アプリを見ながら歩いていた。

その様子を見渡しつつみさえに反抗するしんのすけだが・・・・・


みさえ「アープーリーに 従いなさい」(棒読みだが強い声で)


しんのすけ「母ちゃんの妖怪スマホおバカ!!」


ゾッとしたしんのすけは一目散に逃亡するが、みさえが追いかけてくる。何とか自販機の陰のゴミ箱の上に隠れるも、


みさえ「どこに行ったの?」

アプリ「一歩 下がって」




















































恐怖のアプリだゾ


アプリ「みー つけ た」





しんのすけ「母ちゃんを元に戻せ!!」


恐怖を振り払ったしんのすけは、今度は勇気を出してみさえからスマホを奪い取って逃げるが、なんとみさえはヒステリックに泣き喚きながら追いかけてくる。


アプリ「返して あげなさい 返して あげなさい」


アプリ「ピーマン 買え! 買え! 買え!」


しんのすけはスマホを叩いてお尻さんを呼び出し、秘書アプリを何とかするよう助けを求める。


アプリ「やめろ! やめるんだ! やめろ!」(今までより低く強い声で)


やほおあタマ袋に質問し、「迷惑アプリかもしれません。消去をオススメします」という回答に従って


みさえ「返して! 返して!」

アプリ「やめろ! やめろ! やめろ! やめろ!」(大きな声で)


必死に逃げ回りながらも何とかスマホを操作し


アプリ「やめるんだ!」


あわやみさえに捕まるというその瞬間にアプリの消去コマンドをタップする。





アプリ「私の言うことを聞いていれば・・・・オマエモ支配デキタモノヲォォォォォ・・・・・・・・・」



という、まるで倒された直後のゲームのラスボスのような恨み節を、それまでとは全く違う、ディストーションがかかり速度がどんどん落ちていくドスのきいた声で吐きながら消滅していった。

すると、みさえだけでなく、周りの人たちがみんな正気に戻った。


その後、みさえはスーパーで麻婆豆腐の材料の豆腐を購入し、ネネちゃんのママと立ち話するも、




みさえ「ん?何も考えなくても決めてくれる誰かがいたような・・・・・」



その瞬間、後ろでスマホを取り出したネネちゃんママの顔から生気が抜け、


みさえのスマホのホーム画面には「ひ」の文字の真ん中に「2」の数字が刻まれたアイコンのアプリが・・・・・・・。




このアプリやこの回はホラー要素抜きにしてもかなり謎が多い。


  • なぜ全ての人のスマホに勝手にダウンロードされるのか
  • なぜSNSなどに投稿していないのに個人情報の細かい部分からリアルタイムのことまで全て知っているのか
  • このアプリは誰が何の目的で作り出し、どのように拡散したのか
  • しんのすけはお尻さんに「秘書プリプリをなんとかして」という抽象的で大雑把なことしか言ってない(しかも本来の名称と違う呼び方で言っている)のに、なぜ「秘書アプリの支配から解放して欲しい、または秘書アプリをやっつけて欲しい」と伝わったのか
  • これほど流行っているにもかかわらずなぜ迷惑アプリと言われているのか
  • なぜしんのすけがみさえの端末にあるアプリを消去しただけで全ての人のスマホからアプリが消えて洗脳が解けたのか
  • アプリとは直接は関係ない(かもしれない)が、幼稚園でかすかべ防衛隊と遊んでいたシーンで声しか聴こえなかったボーちゃんはどこにいたのか

など、数え上げたらキリがない。この作品がギャグ漫画なので細かいことは気にしないと言ってしまえばそれまでではあるが、なにぶん歴代屈指のホラー回であり、不穏な終わり方をしたため、よりいっそう気になってしまうものである。


また、アプリが暴走する前のシーン(幼稚園の前のシーン)でも、アプリのキャラクターの女性の顔が一瞬だけ何の前触れや効果音もなく目が光って釣り上がり口が裂けるカットがある。



関連タグ

クレヨンしんちゃん ホラー 社会風刺 秘書


円満解決!閻魔ちゃん…このアプリのように人を手伝いながらもやがて支配するスマホAIの話が投稿された。

第四惑星の悪夢のび太とブリキの迷宮…こちらは人間が快適になるはずが逆にロボットに支配されるブラックユーモアと風刺が入った少し似た話。

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