概要
神奈川県横浜市港北区綱島西一丁目にある東急電鉄東横線の駅。駅番号はTY14。
東横線単独駅では最も利用者が多く、私鉄単独駅では本厚木駅・青葉台駅・志木駅に次いで多い。急行・各駅停車が停車する一方、通勤特急・特急(Fライナー含む)は通過する。
開業当初の駅名は「綱島温泉駅」。その名の通り当駅周辺は綱島温泉と呼ばれる温泉地であり、今でこそ日帰り入浴施設や銭湯が数件点在する程度であるが、箱根や熱海などの温泉地へのアクセスに時間を要した戦前には「東京の奥座敷」の異名を持つ程に歓楽街として有名であった。
- 昭和後期から現在に至るも周辺道路の拡張がなされておらず、慢性的な渋滞により当駅発着の路線バスの遅延が多発している現状がある。そのため、新綱島駅周辺の再開発地帯(後述)にバスターミナルを移行させる案が浮上している。
- 駅から綱島街道を北へ10分位にアピタ横浜綱島がある他、駅ナカには東急ストアも存在する。
「新綱島駅」との関連性
現在、当駅から綱島街道を挟んだすぐ東側に東急新横浜線の新綱島駅(開発当初は仮称だったが、後の駅名募集の結果正式名称になった)を新設。2023年(令和5年)3月18日開業にされ、同年12月6日に新綱島スクエアが開業される。
それに合わせて両駅を繋ぐ連絡橋も新設される他、バス便を新綱島駅方面のロータリーに順次、移行予定。
→新綱島駅
駅構造
相対式2面2線の高架駅。急行停車駅の為、有効長は20m車10両。
利用状況
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は87,731人である。
- 東横線の駅では渋谷駅・横浜駅・中目黒駅・武蔵小杉駅・日吉駅・菊名駅に次いで7位で、自由が丘駅より多い。
- 私鉄単独駅でも本厚木駅・青葉台駅・志木駅に次いで4位。
- なお、新横浜線開業後の23年4月~24年2月までの横浜市統計書によると83,245人と利用者が減少している。
年度別
年度 | 乗降人員 | 増加数 | 増加率 |
---|---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 99,302人 | ||
2009年(平成21年)度 | 96,846人 | -2456人 | -2.5% |
2010年(平成22年)度 | 96,108人 | -738人 | -0.8% |
2011年(平成23年)度 | 94,779人 | -1329人 | -1.4% |
2012年(平成24年)度 | 96,672人 | +1893人 | +2.0% |
2013年(平成25年)度 | 99,262人 | +2,590人 | +2.7% |
2014年(平成26年)度 | 98,765人 | -497人 | -0.5% |
2015年(平成27年)度 | 100,459人 | +1,694人 | +1.7% |
2016年(平成28年)度 | 102,364人 | +1,905人 | +1.9% |
2017年(平成29年)度 | 103,247人 | +883人 | +0.9% |
2018年(平成30年)度 | 104,395人 | +1,148人 | +1.1% |
2019年(令和元年)度 | 103,630人 | -765人 | -0.7% |
2020年(令和2年)度 | 75,639人 | -27,991人 | -27.0% |
2021年(令和3年)度 | 81,372人 | +5,733人 | +7.6% |
2022年(令和4年)度 | 87,731人 | +6,359人 | +7.2% |