新横浜駅
しんよこはまえき
東海旅客鉄道(JR東海)東海道新幹線、東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜線、横浜市交通局(横浜市営地下鉄)ブルーライン、東急電鉄(東急)東急新横浜線、相模鉄道(相鉄)相鉄新横浜線が乗り入れる。
1964年(昭和39年)10月1日の東海道新幹線開業時に、横浜線との交差地点にて開業。
開業当時は田園地帯が広がっていたが、駅施設の拡大やビジネス街・住宅地として開発が進み、2008年(平成20年)3月からは全ての新幹線が停車するようになり、2023年(令和5年)3月18日に相鉄・東急新横浜線が開業した。
国鉄民営化後はJR東海が後述の篠原口を含めた全ての駅施設を管理していた。当初は横浜線ホーム及び篠原口はJR東日本がJR東海へ業務委託していたが、1990年代以降はJR東日本の直営に変更。駅長は配置されず小机駅が管理している。
正面口(新幹線東口・新幹線西口)
メインゲートである北口はJR東海が管理しており、JR東日本の路線である横浜線の改札口や案内看板も含めて全体的に東海仕様となっている。新横浜副都心に面しており、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)や横浜アリーナ、新横浜ラーメン博物館はこちらが最寄りのため、人の流動が非常に多い。
特に横浜アリーナは数多の大物アーティストに使われたライブ会場でありながら、相鉄・東急新横浜線が出来るまでは長らく東京都心から直接アクセス出来る手段がなく、菊名や横浜からの乗り換えを強いられる状況が続いていたのもあって開通直後はキャパシティオーバーが頻繁に発生した。
その為、イベント開催時には相鉄・東急新横浜線を中心に駅周辺の移動規制がされる日も多い。
駅前は大規模なペデストリアンデッキで繋がれており、このデッキの真下に相鉄・東急新横浜線ホームと改札が埋められている。
現在デッキは微妙に横浜アリーナに届いていない中途半端な長さになっているが、横アリ方面の道路中心部に明らかにさらなる延伸を計画しているような十分なスペースが存在しているため、明言こそされていないが将来的には横アリと直結する可能性がある。
当然ながら複合型駅ビルの「新横浜中央ビル」はJR東海グループの管理であり、JR東日本のポイントカードであるJERポイントが使える施設は存在しない。
商業施設としては駅ビルでJR東海の100%子会社「新横浜ステーション開発」運営の「キュービックプラザ新横浜」があり、ビックカメラやロイヤルホストなどが存在。
施設内は2023年10月からビックカメラ等を除きJR東海の『Tokai Station Point』が利用可能になっている。
更に駅から北の方へ向かうと西武系列の新横浜プリンスホテル・プリンスペペがあり、こちらは西武プリンスクラブポイントが施設内で利用可能となっている。
篠原口
篠原口は前述の通り現在はJR東日本の管理だが、新幹線全列車停車駅にもかかわらず非常に小ぢんまりとしている。開発が進んでいる現在でも緑地が多いが、場所を考えると大きな駅に近いながら閑静な住宅地となっている。
さらに眼の前の道路は横浜線を横切るようにオーバーパス構造となっており、これが急な角度でカーブしているため非常に複雑になっている。そのスペースには所狭しとローカルの飲み屋が並んでいる。
大都会な新幹線口から一転、篠原口方面から西の方(横浜線八王子方面の南側)にはラブホテルが多数ある。
駅構造としてJR東海・JR東日本が地上改札口を利用しており、横浜市営地下鉄と相模鉄道・東急電鉄は地下改札を利用している。
市営地下鉄と相鉄・東急は同じ階で改札乗り換えが可能。
昭和時代
- 1964年(昭和39年)10月1日:国鉄東海道新幹線の開通と共に東海道新幹線・横浜線の駅として開業。
- 1967年(昭和42年)10月22日:横浜線菊名駅〜当駅間が複線化。
- 1968年(昭和43年)2月4日:横浜線当駅〜小机駅間が複線化。
- 1970年(昭和45年):東海道新幹線16両化に対応する為、新幹線ホームを延長。
- 1976年(昭和51年)7月1日:東海道新幹線「ひかり」の一部列車の停車を開始。
- 1985年(昭和60年)3月14日:横浜市営地下鉄3号線の横浜駅〜新横浜駅間延伸に伴い、同局の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海道新幹線の駅はJR東海、横浜線の駅はJR東日本が継承。但し横浜線の駅業務については1990年代までJR東海への委託。
- 1988年(昭和62年):横浜線の快速運転開始に伴い停車駅となる。
平成時代
- 1992年(平成4年)3月14日:東海道新幹線で「のぞみ」の運行開始。一部列車停車駅となる。
- 1993年(平成5年)3月18日:横浜市営地下鉄3号線新横浜駅〜あざみ野駅間延伸に伴い、途中駅となる。
- 1996年(平成8年)4月27日:横浜線で臨時特急「はまかいじ」の運行開始に伴い停車駅となる。
- 1998年(平成10年)10月3日:JR駅舎改装工事完了に伴い、JR駅でイオカード対応自動改札機導入。
- 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本駅で交通系ICカード乗車券「Suica」導入。首都圏エリアに設定される。
- 2002年(平成14年):横浜市営地下鉄に駅ナンバリング導入。
- 2006年(平成18年)6月15日:横浜市営地下鉄1・3号線の路線愛称「ブルーライン」をホームページ等で使用開始。
- 2007年(平成19年)3月18日:横浜市営地下鉄で交通系ICカード乗車券「PASMO」導入。
- 2007年4月21日:横浜市営地下鉄の駅にホームドア導入。
- 2008年3月15日:東海道新幹線の全列車が停車するようになる。新横浜駅始発の「ひかり」が設定される。
- 2008年3月26日:複合型駅ビル「新横浜中央ビル」に商業施設「キュービックプラザ新横浜」が開業。
- 2008年3月30日:横浜市営地下鉄で「ブルーライン」の愛称を正式に使用開始。
- 2014年(平成26年)7月10日:横浜市営地下鉄の発車メロディが横浜F・マリノスの応援歌「We are F・Marinos」に変更。
- 2015年(平成27年)7月15日:横浜市営地下鉄ブルーラインの快速運転開始に伴い、停車駅となる。
- 2016年(平成28年)10月1日:横浜線の駅にナンバリング導入。
- 2018年(平成30年)3月1日:東海道新幹線の全ホームでのホームドア稼働開始。
- 2019年(平成31年)1月3日:横浜線の臨時特急「はまかいじ」運行終了。
島式2面4線の高架駅。開業当初は「こだま」しか停車しなかったが、2008年3月以降は「のぞみ」を含む全列車の停車駅となった。
下り方面第1便となる「ひかり533号」(広島行)及び、2023年(令和5年)3月18日] ダイヤ改正で相鉄・東急新横浜線の開通に伴い設定された臨時「のぞみ491号」(新大阪行)は当駅始発。
島式1面2線の地上駅。
ホーム番号は、新幹線ホームから続いて採用している。
快速停車駅で、かつては臨時特急「はまかいじ」も停車していた。
改札口は新幹線側と篠原口側にあり、JR東日本が管理している篠原口改札は閑散としている。
発車メロディ&案内放送
のりば | 発車メロディ | 案内放送 |
---|---|---|
5 | Water Crown | 男声 |
6 | Verde Rayo | 女声 |
1985年3月14日に開業。1993年3月18日のあざみ野駅延伸まで同線の終点だった。
島式1面2線の地下駅(B3F)で、現在副駅名として(ビックカメラ 新横浜店前)と付いている。
北新横浜側に引上線があり、当駅発着の列車が設定されている。
2023年3月18日開業の相鉄・東急新横浜線新横浜駅とは改札では階段なしで乗り換え可能に。
2023年(令和5年)3月18日に東急新横浜線と相鉄新横浜線が開通。東急と相鉄の境界駅となり、駅構造としては島式2面3線の駅構造となる。
東急・相鉄両方向から折り返しが可能で、どちらも当駅発着の列車が設定されている。
尚、東急方面は東急車及び相鉄車を除きすべての列車が当駅で折り返しとなる。
北改札は東急、南改札は相鉄がそれぞれ所管する。
南改札外の近くには50w充電施設を含む『シンヨコ ゲートウェイスポット』を設置。
23区西部へのアクセスが良好な反面、相鉄東急共に本数が少ないのでイベント時には大混雑する傾向がある。
一方で定期利用者の多くは相鉄、東急共に当駅で利用者が多くが乗り降りする。
理由は加算運賃が設定されている為、通勤定期の最安経路が横浜経由及び小田急線経由の方が安い為(同様に阪神なんば線に関しても加算運賃の影響で西九条駅以西までは通勤定期利用者が多いが以東は少ない)。
近況
JR東日本
2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は47,580人である。
横浜線の駅では横浜駅、町田駅、八王子駅、橋本駅に次いで5位。
23年度は相鉄東急新横浜線開業により利用者が減少した。
JR東海
2023年度の1日平均乗車人員は34,024人である。
横浜市営地下鉄
2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は人である。
ブルーラインの駅では横浜駅、戸塚駅、あざみ野駅に次いで4位。
尚、2024年(令和6年)4月~9月時点の横浜市統計書から算出されたデータによると、73,549人となっている。
東急電鉄
2023年度の1日平均乗降人員は71,471人である(横浜市統計書より)。
尚、2024年(令和6年)4月~10月時点の横浜市統計書から算出されたデータによると、87,263人で日中が8本/hになった影響で増加が著しい。
相模鉄道
2023年度の1日平均乗降人員は53,409人である(横浜市統計書より)。相鉄の駅では7位(2022年度)。
尚、2024年4月~10月時点の横浜市統計書から算出されたデータによると、65,129人と増加が顕著。
年度別利用状況比較表
事業者名 | JR東日本 | JR東海 | 横浜市営地下鉄 | ||
---|---|---|---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 52,725人 | 105,450人 | 29,949人 | 59,898人 | 64,679人 |
2009年(平成21年)度 | 53,629人 | 107,258人 | 27,990人 | 55,980人 | 65,050人 |
2010年(平成22年)度 | 56,415人 | 112,830人 | 28,570人 | 57,140人 | 65,555人 |
2011年(平成23年)度 | 56,666人 | 113,332人 | 28,956人 | 57,912人 | 64,530人 |
2012年(平成24年)度 | 57,439人 | 114,878人 | 29,648人 | 59,296人 | 64,668人 |
2013年(平成25年)度 | 59,457人 | 118,914人 | 30,817人 | 61,634人 | 68,007人 |
2014年(平成26年)度 | 59,693人 | 119,386人 | 31,017人 | 62,034人 | 66,551人 |
2015年(平成27年)度 | 61,355人 | 122,710人 | 32,344人 | 64,688人 | 68,971人 |
2016年(平成28年)度 | 62,409人 | 124,818人 | 32,682人 | 65,364人 | 70,549人 |
2017年(平成29年)度 | 63,110人 | 126,220人 | 33,307人 | 66,614人 | 71,959人 |
2018年(平成30年)度 | 65,768人 | 131,536人 | 34,095人 | 68,190人 | 74,034人 |
2019年(令和元年)度 | 65,351人 | 130,702人 | 32,809人 | 65,618人 | 72,791人 |
2020年(令和2年)度 | 41,089人 | 82,178人 | 14,495人 | 28,990人 | 44,852人 |
2021年(令和3年)度 | 44,741人 | 89,482人 | 19,307人 | 38,614人 | 51,526人 |
2022年(令和4年)度 | 51,442人 | 102,884人 | 28,300人 | 56,600人 | 59,725人 |
2023年(令和5年)度 | 47,580人 | 95,160人 | 34,024人 | 68,047人 | 70,010人 |
事業者名 | 相模鉄道 | 東急電鉄 | |
---|---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 順位 | 乗降人員 |
2022年(令和4年) | 38,147人 | 7位 | 61,011人 |
2023年(令和5年) | 53,409人 | 71,471人 |
※「ひかり」はリンク先を参照。
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2018年3月17日に始まった相鉄線と東急線の相互直通運転。これによって海老名・湘南台~小川町・飯能・西高島平・浦和美園間が1本のレールで結ばれた。相鉄線と東急東横線を直通する列車は相鉄線側が日中湘南台発着で朝に海老名発、夜に海老名行も設定されている。東急東横線側は日中東京メトロ副都心線経由で東武東上線川越市駅と西武池袋線小手指駅まで直通し朝・夕方・夜には森林公園駅発着と飯能行も設定されている。相鉄線内は特急(平日は朝夕で土休日は早朝の上りのみ)・通勤特急(平日朝の上りのみ)・各停。東急線内は急行。副都心線内は急行(土曜休日朝の上りのみ)・通勤急行(平日朝の上りのみ)・各駅停車。東武東上線内は快速急行(土曜休日の朝のみ)・普通。西武池袋線内は快速急行(土曜休日の朝のみ)・快速(平日夕方の下りのみ)・準急(平日夕方の上りのみ)・各停。相鉄線と東急東横線を直通する列車には10両編成の相鉄20000系と東急5050系4000番台・東急4020系が使用されている。相鉄20000系は東急東横線直通用の10両編成で10両編成×8本の80両が在籍。日中も含めて東京メトロ副都心線経由で東武東上線川越市駅と西武池袋線小手指駅まで直通し平日夕方には飯能行も設定されている。東急線内は急行、副都心線内は各駅停車、東武東上線内は普通、西武池袋線内は快速(平日夕方の下りのみ)・準急(平日夕方の上りのみ)・各停で使用。直通対応改造後も東武東上線用のATC・西武池袋線用のATSを搭載している。東急5050系4000番台は東急東横線用の10両編成で10両編成×12本の120両が在籍。6号車は12本全てがQ-SEAT車。Q-SEAT車の組み込みは2018年1月から始まり1編成に1両ずつ組み込む形で行い2月末までに12本全ての組み込みが完了した。捻出された従来の中間車は5080系の8両編成化用に活用した。4111Fは元5175F、4112Fは元5176Fでこちらは8両編成で直通対応改造後に新造の中間車2両(うち1両はQ-SEAT車)を組み込んで10両編成になった。東急4020系は東急東横線用の10両編成で10両編成×3本の30両が在籍。新造当初から6号車にQ-SEAT車を組み込んだ10両編成で登場した。土曜休日の早朝に設定されている海老名発小川町行(相鉄線内特急・東急線内急行・副都心線内急行・東武東上線内快速急行)、海老名発飯能行(相鉄線内特急・東急線内急行・副都心線内急行・西武池袋線内快速急行)はいずれも東急5050系4000番台・東急4020系で運行されている。土曜休日ダイヤで相鉄線と西武池袋線を直通する列車は海老名発飯能行を除き全列車が相鉄20000系で運行されている。相鉄線と東急目黒線を直通する列車は相鉄線側が日中海老名発着で朝と夜には湘南台発着も設定されている。東急目黒線側は日中も含めて都営地下鉄三田線西高島平駅と東京メトロ南北線経由で埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線浦和美園駅まで直通している。相鉄線内は特急・各停。東急線内は急行・各停。都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線内は各駅停車。相鉄線と東急目黒線を直通する列車には8両編成の相鉄21000系と東急3000系・5080系が使用されている。相鉄21000系は東急目黒線直通用の8両編成で8両編成×8本の64両が在籍。日中も含めて都営地下鉄三田線西高島平駅と東京メトロ南北線経由で埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線浦和美園駅まで直通している。東急線内は急行・各停。都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線・埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線内は各駅停車で使用。東急3000系・5080系は東急目黒線用の8両編成で3000系は8両編成×14本の112両、5080系は8両編成×10本の80両が在籍。3000系・5080系は新造当初は6両編成で相鉄直通対応改造後に新造の中間車2両を組み込み8両編成になった。5080系の3号車は元5050系4000番台で5050系4000番台へのQ-SEAT車の組み込みで捻出された中間車を活用して組み込んだ。プリキュアオールスターズ55人が相鉄東急新横浜線の世界で大冒険!面白い出会いが沢山ありますので楽しんでください。860文字pixiv小説作品