赤色灯

せきしょくとう

光源またはレンズ、カバーが赤く着色されており、赤色に発光する照明のこと。通常「赤色灯」と言えば緊急自動車の屋根上や前後に搭載される警告灯のことを指すことが多い。

概要

広義の赤色灯

　文字通り、赤色に発光する光源のこと。また、その光源を装着・発光させるための照明器具。

　赤色の光を生成する方法は大きく分けて「赤色の光を発生する光源を利用する」と「赤色から紫色までの可視光を光学フィルターにより赤色に変換する」がある。前者の場合、赤色に着色されたカバーレンズを装備した白熱電球か赤色発光ダイオードが光源としてよく使われる。後者では、レンズや光を透過するフィルムやカバーにフィルターを装備して赤色光を放射させる。

赤色回転灯

　光源の外側に反射板や遮光板を回転させる「産業用回転灯」に先述したような赤色光生成技術を導入し、赤色の光を回転放射させる回転灯を『赤色灯』と呼ぶことが今日の日本では日常的になっている。

　日本国の法律「道路運送車両法」により赤色回転灯の装着は緊急自動車のみ認められており、このことから赤色回転灯は日本の緊急車両の代名詞にもなっている。

別名・表記ゆれ

パトランプ

関連タグ

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