ちなみに中国国内のファンからの愛称では「天天」と呼ばれる。
1997年10月3日生。
主な大会成績
2013 ジュニアグランプリファイナル優勝
2015 ジュニア世界選手権2位
2015 シニアグランプリファイナル5位
2016 四大陸選手権2位
2016、2017 シニア世界選手権3位
2018 四大陸選手権優勝
2018 平昌オリンピック4位
※2015-16シーズンよりシニア転向
「中国4000年に1人の逸材」とも呼ばれる天才的なジャンパーで、3種類の4回転ジャンプ(トウループ、サルコウ、ルッツ)を跳ぶことができる。
難度が高く基礎点が13.60という超高得点の4回転ルッツジャンプを特に得意としており、エッジエラー判定を受けることも殆どないため、強力な得点源となっている。
2015年には4回転ルッツ-3回転トウループのコンビネーションジャンプを史上初めて成功させた(基礎点は17.90)。
ステップが弱点で、本人もステップを嫌っている。
同い年の宇野昌磨とジュニア時代からライバルとして戦い、同シーズンにシニア転向。実力はほぼ互角であるが、技術点(ジャンプ)で点数を重ねていく戦い方のボーヤンに対し宇野は演技構成点(ステップなど表現力の面)を強い武器とする対照的なスケーターであるため参考にできる部分も多いと語っている。
好きな選手はアレクセイ・ヤグディン、エフゲニー・プルシェンコ、羽生結弦。
2018年2月には平昌オリンピックに出場。
それまで男子シングルにおける中国選手の記録は、李成江(チェンジャン・リー)の2002年ソルトレイクシティ五輪9位が最高順位だったが、それを上回る4位入賞という快挙を果たした。
また、シニアの世界選手権でのメダルも中国男子としては初の快挙である。