概要
『天才てれびくんhello,』のドラマコーナー「電空物語」2022年度版に登場するキャラクター。
「全電空の恐怖の支配者」と呼ばれる謎のAIであり、くろミンが「あのお方」と呼んでいた2022年度版のラスボス。
プロフィール
出演作品 | 天才てれびくんhello, |
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声優 | 中井美琴 |
人物
胴体はタマ電Q、手は食虫植物のようなものが特徴。
電キャ、雷キャを問わず、データ生命体を吸収し消去炉に納めてしまう。その言動は無機的で抑揚がなく、良くも悪くもプログラム染みた言動・行動が目立つが、感情は備えている。
デンリキとライリキを吸収する能力を持ち、基礎戦闘力も高いが、それ以上に敵の行動パターンをラーニングしての不意打ちや奇襲なども得意。
その目的は「電空と現実世界双方の初期化」。全てを消し去りやり直した後、自身を管理者として登録することで世界を支配するのが最終目標である。
消去炉に出現するなりくろミンを「回収する」として吸い込み、さらに現実世界にコピーを転送、ユウマを襲撃するとオリオンを取り込み姿を消した。さらにその後クリプトオンズの製造工場に現れると、製造されていたクリプトオンズを全て吸収。クリプトオンズの製造スタッフのおばたーは辛うじて逃げ切った。
その後ライデェンからの情報で、工場奥にあったクリプトオンズの原料保管庫=消去炉から消去データを取り出すためのゲートにてれび戦士達が乗り込んできたところで遭遇。
てれび戦士のソラ、ソノマ、メイ、ミオのデンリキとライリキのコンボで拘束されたところをテッショウのライリキ「パオパオフルスイング」でぶっ飛ばされたが、コピーであったため即座に復帰。こちらもライデェンに倒されて突入を許してしまった。
しかし、そこは消去炉に見せかけた別のエリアであり、自身を囮にてれび戦士達をクリアルウォールに似たデータの檻に閉じ込めようと罠を張り、パートナーをかばった電キャ達をまんまと捕獲し消去炉に放り込んだ。
そしててれび戦士達に自身の目的を明かすと、消去炉の中枢に眠っていた「大凶光」を覚醒させ、現実世界に呼び出した。
大凶光が吐き出す大量のデータを用い、電空や世界全てを初期化すべく行動を開始(現実世界が次々と影響を受けると、写真などの記録も初期化されてしまう)。
手始めに湖一つを初期化すると、近場でもっともデータの多いてれび戦士たちが住む町へ移動を開始した。しかも大凶光は電印か雷印を持たない普通の人間には見えない上、ベースの外にいたてれび戦士たちはパートナーと隔離されて実質無力化されていた、という王手寸前の状態だった。
それでもてれび戦士のユウマの妹でてれび戦士の協力者でもあるフウカのライリキ「クリアルウォール」で妨害され、ソノマ、メイ、ミオがフウカのエネルギー消費をケーキで補われたことで足止めを余儀なくされる。
その間にみやぞの博士の解析により、電デビルはデンリキもライリキも吸収するが、一度に吸収できる量には限度があること、それを成すにはミオが加入直後に提唱し、実際に結果を出した「デンリキとライリキのコンビネーション攻撃」が最適であることが判明。
その後、電空のエンジニアの桜川春一郎とそのパートナーであるライデェンのもとでてれび戦士が特訓を続ける中、ようやくクリアルウォールを突破しフウカのパートナーであるモモチーを取り込もうとするが、割り込んできたあどミンを取り込み、そのまま移動を再開した。
しかし、同じタイミングでベニオとひらりによりデンリキ「ペラリンブックック」で絵をゲートにするという予想外の裏技を使われ消去炉へ突入されてしまう。
取り込まれたあどミンの目的は、片割れであるくろミンと再融合し、その状態で電空もろとも初期化されることで、現在の電空に依存する電デビルと大凶光を諸共に消し去ることだったが、てれび戦士もエンジ達も全員一致で反対を表明。ギュナイのデンリキ「デリシリトリヨッセン」でてれび戦士の残り13人とフウカが招集され、最後にあどミンが呼び出されたことで消去炉に捉えていた面々を全て解放されてしまった(が、「ん」で終わったことで招集されたてれび戦士14人全員とフウカとあどミンがデンリキの攻撃を受けてしまった)。
そして、ようやく心が一つになったてれび戦士14人全員がフウカと共に全電キャ・雷キャのコンビネーション技、ライデンリキ「デンライ」の直撃を受け、大凶光もろとも初期化され消滅した。
余談
声を担当した中井は『天才てれびくんhello,』のゲームコーナー「ピクセルの採掘場」のナレーションを担当。
関連タグ
通信衛星アーク:4年前の仮面ライダーに登場した悪のAIのラスボス。ただしこちらは多くのヒューマギアを使いテロを行うことで人々を苦しめていた。
リヴァイアサン:同上と同様に中の人ネタのラスボス系の人工知能であるダークAI。