概要
正しくは「命は投げ捨てるものではない!」であり、
原作でラオウへ挑もうとしたケンシロウに対し、トキが放った台詞である。
今のケンシロウの力ではラオウに勝てないと見抜き、「徒に命を無駄にしてはいけない」とケンシロウを制止して、トキは自らラオウに挑んでゆく。
情け篤いトキらしい言葉である。
しかしテンポを重視する格闘ゲームでの流れ上、勝利台詞をスキップする人も多く、
最後の「ではない!」まで音声を聞かずにそのまま次のラウンドへと移行してしまうため、
「命は投げ捨てるもの」で切れてしまい、本来の意味とは全く逆の意味になってしまったのだ。
そして、ゲーム内でのトキの強さと相まって、このゲームを代表する世紀末な名台詞へと昇華してしまった。
そしてゲーセンはこの台詞とともにトキの炎に包まれ、AC北斗の拳は一時ゲーセンから姿を消すこととなる。
スラングとしての活用
ニコニコ動画でも中野TRFの対戦動画やMUGENの動画でトキが大暴れしているシーンは多く、
いつしかこのフレーズは視聴者へ定着し、この台詞を改変したものも作られていった。
投げ捨てるものは色々であり、兵・牧師・常識・設定・バランス・現実等、
色々なものが毎日のように投げ捨てられていっている。
pixivでの用法
命あるものが投げ捨てられたり殺されているイラストや、
たやすく自殺行為が行われているイラスト、
または命が惜しくないという意味の言葉として使われる。
また、「魔法少女まどか☆マギカ」関係においては、
ソウルジェムが投げ捨てられているイラストにも使われる。
(実際に、作中でソウルジェムが投げ捨てられたシーンがある。)
中には
十万億土の彼方まで命を投げ捨てる男や相手を羽交い絞めにしたまま大気圏の外まで命を投げ捨てに行く男などトンデモナイ連中がいる。しかもそのあと生還しているのだから世話が無い。(*しかも彼らはその手の常習犯である。)