ちきゅうなげとは、任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンのわざの一つである。
概要
データ
登場 | 第1世代 |
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タイプ | かくとう |
分類 | ぶつり |
威力 | ダメージ固定技(下記参照) |
命中率 | 100 |
PP | 20 |
範囲 | 1体 |
直接攻撃 | ○ |
英語名 | Seismic Toss |
解説
ナイトヘッドと同様,ダメージ固定技の一つ。
自分のレベルと同じ数値のダメージを与える。
効果抜群・いまひとつの影響は受けず、第一世代ではゴーストにも技が当たった。
しかし、第二世代以降は効果無効の影響を受けるようになったため,「みやぶる」などがない限りゴーストタイプには効果がない。
第一世代はわざマシン19で覚えられるほか、第三世代では教え技で覚える事が出来る。
それ以降の世代ではレベルアップ・遺伝を除き習得手段はないため、ポケモンによっては第三世代で覚えさせて連れてくる必要がある。
ダメージがステータスに影響されないため,物理攻撃力に欠ける耐久型ポケモンに覚えさせることが多い。特にラッキーやハピナスにはほぼ必須の技である。
技表現
「地球を投げる」という字面だけでは想像しにくい技であるため,ビジュアル化される際には
工夫が凝らされている。
第1世代
相手を黒い球で包み,そのまま投げて落とす。
第2世代
地球をそのまま相手に投げつける。
第3世代・第4世代・第5世代
所謂アニメで使われる効果線のような背景になり、上昇した後一気に下降して相手に叩きつけたような(岩が砕ける)エフェクトが出る。
第6世代
背景に地球が現れてそのまま相手を叩きつける。
ポケモンスタジアム
画面が上下逆転する。
ポケモンコロシアム
殴る。それだけである。
ポケモンバトルレボルーション
背景に地球が見えるほど天空高くまで放り投げる。
制作スタッフ自らおすすめするほど派手なエフェクトが特徴。
地面の下が見えないはずのダグトリオまで放り投げてしまうことが当初若干の話題になった。
アニポケ
P-1グランプリにてワンリキーが使用したのが最初。この時はただのジャイアントスイングであった。
中盤以降はサトシのリザードンが必殺技として使用する。リザードンが相手を掴んで空中へ飛び,縦に周回してから地面に叩き落とす技。周回軌道に地球のイメージが浮かび上がる。なお、アニメ版の影響からか、後にリザードンが『スマブラ3DS/WiiU』に単独参戦した際には、上方向への投げ技がこのちきゅうなげに差し替えられている。
元ネタ
わざ名の元ネタは,仮面ライダーX第8話に登場したGOD怪人・アトラスである。
内容は文字通り,地球の形をした大きな岩の塊を投げつける技である。
見た目のシュールさに反して,一度は仮面ライダーXに大ダメージを与えた強力な必殺技である。