概要
CV:成田剣
エリア11(日本)で従軍しているブリタニアの軍人。
大貴族の出身で、自身も辺境伯の地位を持つ。
純血派と呼ばれるブリタニア人至上主義グループを率いている。
pixivタグではジェレミアの方が圧倒的に多い。
人物像
一大グループを率いているだけにKMFの騎乗技術・政治手腕共に優れており、ナイトオブラウンズからも一目置かれている。
しかし、自己顕示欲が強く、功績に拘る傾向が強いため、冷静さを失い実力が発揮できないこともしばしば。
また、ブリタニア人至上主義だが貴族主義ではないため、騎士候のヴィレッタ・ヌゥを副官として重用し、庶民出身の皇族であるマリアンヌ・ヴィ・ブリタニアの事も敬愛していた。
実は、『マリアンヌ襲撃事件』の際にも警護として参加していて、彼女を守れなかった事を深く後悔している。
1期で度々見せたゼロに対する恨みも自身を追い落した事ではなく「皇族殺害の逆賊」としての敵視であり、黒の騎士団側に付いた後でも危険を顧みずにコーネリアを助けに行っている。
活躍
反逆のルルーシュ
紅月カレン達への追手として初登場。
機体性能の差もあってあっという間にカレンを追い詰めたが、ルルーシュからの奇襲を受けて形勢逆転されてしまい、脱出する事に。
その後、総督クロヴィス・ラ・ブリタニアの死で混乱する軍部を纏めて代理執政官の地位に就き、政治的に都合の良い立場に居た枢木スザクにクロヴィス殺害の罪を擦り付けて処刑しようとした。
だが、この件によりルルーシュは計画を前倒しして「仮面の男・ゼロ」として表舞台に現れ、「オレンジを公表されたくなければ、全力を挙げて我々を見逃せ!」というギアスをかけられたことで、その通りに彼らを見逃してしまい、その失態により失脚する。
この一連の事件は『オレンジ事件』と呼ばれ、彼自身もまたオレンジのあだ名で呼ばれるようになり、身内である純血派からも粛清されかけたが、スザクとユーフェミアの介入により難を逃れた。
そして、コーネリア体制下では、自身が率いていた純血派共々、主戦場から外れた区域に配置されるようになる。
ナリタ戦では混乱に乗じて無理やり前線に出向いたのだが、目の前に現れた新型・紅蓮弐式の前に瞬殺され、行方不明となった。
しかし、実はC.C.を研究していたグループに保護されていて、「C.C.の能力を再現する事を目指した実験体のサイボーグ」として復活する。
だが、調整の途中に『ブラックリベリオン』が勃発したことでカプセルの外に出されてしまい、さらにゼロの放送を聞いた事から感情回路が暴走、ゼロを目指してナイトギガフォートレス・ジークフリードに騎乗して強引に出撃する。
理性が無いことから「おはようございました」など言語は支離滅裂であったが、驚異的な回避力と防御力を見せつけ、ルルーシュを追い詰めたが、最後はC.C.と共に海に沈んだ。
反逆のルルーシュR2
海に沈んだ後、ジークフリードと共にV.V.達ギアス嚮団に回収され、再調整により失くした理性を取り戻すと共に「ギアスキャンセラー」の能力を得た。同時期にゼロ=ルルーシュであることを知らされ、ルルーシュへの刺客としてエリア11へと差し向けられた。
だが、彼の真意は「マリアンヌの遺児であるルルーシュの意図を確かめる事」にあり、ルルーシュがマリアンヌの死の真相を追う意思があることを確認した事から、自分の意思でルルーシュ側へと付き、ゼロレクイエムに至るまでルルーシュに仕えた。
ゼロレクイエムの後は、アーニャ・アールストレイムと共に蜜柑栽培に従事しているようだ。
なお余談だが、アンサイクロペディアには彼の独立項目があり、かなり早い段階から「本業はオレンジの栽培」と書かれた。最終回に実際に(栽培物が微妙に異なるが)そうなってしまったことで「真実を書いてしまった記事」に分類されることとなった。
関連タグ
コードギアス ルルーシュ アーニャ・アールストレイム ヴィレッタ・ヌゥ オレンジ パトリック・コーラサワー(アンサイクロペディアの件など、共通点多し)