CV:大友龍三郎
ダーブラは、「魔人ブウ編」に登場する敵キャラクターで、暗黒魔界の王。
長身で筋骨隆々、額に2本の角、赤肌に金眼、大きく尖った耳が特徴。
剣や槍などの武器を瞬時に取り出して使ったり、唾を吐いて当たった者を石化させる能力を持つ。石化はダーブラが死ぬまで解けることはなく、石像を壊すと戻ってもバラバラ死体になってしまう。
復活した魔人ブウを最初は「頭もパワーもないマヌケ面の生ゴミ」とコケにしたが、激昂したブウに目潰しをくらい軽く吹っ飛ばされる。将来災禍を招く存在となるとバビディに諫言するも聞き入れられず、槍でブウを串刺しにするが全く通用しなかった。最後はブウの能力でクッキーにされて食べられてしまう。
死後は「地獄行くと逆に喜ぶ」との理由で、閻魔大王に天国に送られた。
アニメオリジナルでは、天国で改心したきれいなダーブラが登場している。
そうさダーブラは天使だった。
実際はもうちょい汚いけど。
名前の由来はアブラカダブラ。
ゲームにて
ダーブラがゲーム版に初登場したのは、スーパーファミコンに発売された『超武闘伝3』であり、それ以降の格闘ゲームシリーズに登場するようになる。
PSPに発売された『タッグバーサス』ではIfストーリーの主人公として登場。悟空とベジータ(そしてミスター・サタン)が界王神界で魔人ブウと戦っている時、助太刀するために蘇って駆けつける。設定はアニメオリジナル通りの改心したきれいなダーブラで、優しい敬語で会話しながら、魔人ブウ(善)ポジションで魔人ブウに立ち向かうが、最終的には敵の圧倒的な力で苦戦する。あの世にいるチチ、ブルマ、そしてビーデルのおかげで改心したと彼は語っている。
MMORPG『ドラゴンボール オンライン』やPS3等で発売された『ドラゴンボール ゼノバース』では『トワ』という妹が敵役として登場しており、『ドラゴンボールヒーローズ』でついに共演した(表記はダーブラ:ゼノ。Mマークは当然なく、むしろ洗脳された頃よりはるかに強い)。彼女から『お兄様』と呼ばれており、性格などの違いで不仲の兄弟が多いドラゴンボールキャラとして比較的に兄妹仲は良好で暗黒魔界侵略編のゴッドボスでは戦闘不能になった妹を助けるなど冷酷な性格で恐れられている彼とは思えない一面を見せた。