図鑑データ
「こんにちは。高雄です。貴方のような素敵な提督で良かったわ。」
概要、出撃いたします!
DMM.comにて配信中のブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する艦娘の一人。
高雄型重巡洋艦4姉妹の長女であり、重巡洋艦娘の中でも次女の愛宕と並んで最高峰の戦闘力を有している(詳しい性能は後述)。
高雄型4姉妹を必要とする任務が2つ存在する為、手元に置いている提督も多いのではないだろうか。
pixivでは、妹の愛宕と共にそのグラマラスな容姿から人気が高い。
だが、一方で愛宕に比べると色合いが比較的地味な事と、真面目な性格設定が災いしてか、人気は劣り気味。
モデルになった重巡洋艦については「高雄(重巡洋艦)」を参照のこと。
ちなみに、バンダイの『アーマーガールズプロジェクト』シリーズとして愛宕共々アクションフィギュア化されている。
価格は税込9180円で、2014年10月24日から予約の受付が開始され、2015年4月下旬に配送が開始された。
ウェブ限定商品であり、一般発売はされていない。
提督、私の容姿、見てくれましたか?
服装は姉妹艦愛宕と同様に白いシャツの上から青を基調としたキャビンアテンダントのような制服を着用し、胸元にはふちの部分に装飾が施された白いスカーフを身に着け、手には白襟に黒の手袋をはめている。
頭に青い丸帽子を乗せている点も愛宕と同様。
スカートはスリットの入った短いタイトスカートに見えるが、スリットが根本(腰くらい)まで入っているので、スカートとしてちゃんと機能しているかは不明である。
脚には水上偵察機の装飾がついたガーター付きのニーソックスを着用し、絶対領域が眩しい。
しかもはいてない。
靴は赤のパンプスで、外側面から上に向かって舵と思しきブレードのようなパーツが伸びている。
また、妹・愛宕と並んでとある部分が重武装であり、その重装備をアピールしているイラストも多く(参照:高雄姉妹)、愛宕との共通点も多いが、細部に違いが見られる。
その為か、愛宕同様イラストのR-18率は高い。
更に腰の艤装と服装の所為もあり、ぽっちゃり体型として描かれる事も多い(実際中破絵で確認できる腰回りはそこそこ太い)が、不快感を示すファンもいるのでやり過ぎには注意。(というよりも、近年のゲーム外での雑誌やアニメ『蒼き鋼のアルペジオ』のエンドカードに於ける、みことあけみ氏描き下ろしイラストの高雄は、ぽっちゃりとは程遠いくらいにウエストがくびれており、抜群のスタイルとして描かれている)
艤装も愛宕同様に連続した煙突をイメージしたアームで腹部を両側からホールドし、腰の基部ユニットから体の両側を囲うように湾曲した赤い装甲ユニット(バルジ?)が伸び、基部に1基、装甲ユニット後部にそれぞれ一基づつの計3基の連装砲が装備されている。
この装甲ユニットは基部との接続部分がアーム上に可変できるようで、ある程度開いたり閉じたりして防御にも使えそうな事が前述のAGPシリーズのフィギュアから見て取れる。
また、装甲ユニットの両側に配された連装砲はレールに沿うような形で移動可能であり、『艦隊これくしょん-艦これ-side:金剛』では砲撃時に体の側面まで移動させた後、砲身を前方に回転させて向け、砲撃している描写がある。
戦闘に使用できるかは不明だが、ゲーム中のイラストでは艦橋を模した装備をハンドバッグのように右肩に提げているのが確認出来る。
ただし、あまりに存在感が無いせいか二次創作などではよく忘れられている。
性格に続いてくださ~~い!
温厚で上品で真面目。
母性的なところがあり、他の艦娘達を自分の娘のように見ている節がある。
ただし、敵である深海棲艦に対しては攻撃的な面があらわとなり、「馬鹿め…と言って差し上げますわ!」(攻撃時。詳しくは後述)や「大人しくなさい!!」(夜戦突入時)****「何よ…それで勝ったつもり?」(中・大破時)等と普段の温厚な彼女からは打って変わって、負けん気の強い好戦的な一面を覗かせる台詞が飛び出す。
また愛宕の放置ボイスで「カルシウム不足」と発言されていることや、直後に折檻していることからちょっと神経質で怒りっぽいところもあることが伺える。
因みに入手時の台詞で「貴方のような素敵な提督で良かったわ」と発言しているあたり、提督との関係は最初から好感度MAXである。
お触りには少々戸惑っているものの拒絶はせず、MVP時には嬉々として「私の活躍、見てくれましたか?」と提督に訊いてくるなど、提督LOVE勢の一人と目されている。
妹の愛宕とは「生真面目な高雄」と「ゆるふわな愛宕」で凸凹コンビを組んでいる事が多く、上記のように愛宕が高雄をフォローすることや、不真面目な愛宕を高雄が叱ることもある。
そして何故か霧島でも金剛型でもないのに『宇宙戦艦ヤマト』ネタ。
これは史実の太平洋戦争にて艦橋のあまりの居住性の悪さにキレた参謀長が、乗船していた鳥海から「高雄の艦長バカ」と隊内無線で発信したというエピソードがあり、これにヤマトの沖田十三の名台詞「バカメ、と言ってやれ」をかけたものと思われる。(更に言うならば、沖田のこの台詞は第二次世界大戦期に米陸軍の空挺師団長アンソニー・マコーリフが降伏勧告を行ったドイツ軍に対し、"Nuts!:バカめ!"と吐き捨てた事が由来とされている)
因みに公式イラスト集『提督の冬休み』ではアルコールに弱い旨が描かれており、酔い潰れた所を愛宕に介抱されていた。
この性能、提督のおかげですね
ゲームにおける性能は、2015年10月現在において未だ改二が実装されていないにも関わらず高水準で隙の無い数値。姉妹艦の愛宕も高雄と全く同じ能力値である。
実装当初は重巡最強格であったが、最近は、重巡全体の上方修正アップデートや妙高型の改二の実装により、最強の座を譲る事となってしまった。
しかし、それでもなお、重巡としてはバランスの取れたステータスであることに変わりはなく(特に改二重巡は総じて燃費や弾薬消費量が悪化しており、彼女を下回るのは古鷹型改二と衣笠改二ぐらい)、十分にその活躍が期待できる。
そもそも、現時点で「改」までしか実装されていない彼女を、改二実装済みの重巡勢と比べる事自体が酷な話ではあるのだが。
ちなみに史実の太平洋戦争末期には損傷した艦尾を切断し、辛うじて水に浮かんでいる状態ながら、存命のまま終戦を迎えた数少ない重巡洋艦であった。
しかし、戦没を免れた艦にしては運の値が低めで、大破着底した青葉と比較すると平均値の「10」しかない。
これは、戦後イギリス海軍に賠償艦として接収されるも規格が英国艦と大きく異っていた事が災いし、イギリス海軍に「必要無し」と断じられてマラッカ海峡にて海没処分されたという不運な史実に由来するのかもしれない(このあたりは飢えた狼も参照)。
「(金剛を見て)もしかしたら私もあんな感じになっていた可能性があるのかしらって…」
(公式4コマ31話より)
その他
それにしてもこのたかおん、かわいい♪