基礎データ
概要
初登場は『ポケットモンスター 金・銀』(第2世代)。
名前の由来は「ハリセンボン」と思われる。
雰囲気はハリセンボンよりもフグに近い。
どくタイプがついているが、実際のハリセンボンは無毒である。
水棲ポケモンとしては珍しい部類で、登場した『金・銀』当時は32ばんどうろで釣り上げるしかなかったが出現率は僅か1%しかなく、大量発生でもない限り入手は困難を極めた。
それ以外のソフトでも海域かつ釣り限定だったりする。
ゲーム中での性能
ステータスは「こうげき」が高いものの全体的に控え目で、100を超える能力がなく所謂「低種族値」の烙印を押されることが多いが、こいつはそれでも侮れない実力の持ち主。
みず・どくの複合は多くの相手に1倍以上のダメージを通せる優秀な組み合わせで、「たきのぼり」「アクアテール「どくづき」といった物理技を揃える。
更に特性「すいすい」を持ち、天候「あめ」下ではかなりの速さで攻撃することができる。
そこから高速「だいばくはつ」「みちづれ」で退場し後続に繋げる芸当も可能。
タイプ的にルンパッパに物凄く強く、第3世代の公式大会でルンパッパキラーとして大活躍を果たしたこともある。
(しかもその当時「だいばくはつ」がなく「みちづれ」だけだった)
隠れ特性は「いかく」。元々タイプが優秀なのもあり、物理(特にかくとうタイプ)に対してかなりの堅さを見せてくれる。
「ちいさくなる」「みちづれ」「どくびし」などの搦め手も得意な為、舐めてかかると痛い目を見る。地味に「でんじは」も覚えたりする。
BW2では教え技で「いたみわけ」を習得し、より堅さに拍車がかかった。
第7世代では防御種族値が+10されて85まで上昇。より「いかく」が使いやすくなった。
ちなみに、何故かGBAの教え技限定(DS以降の技マシンでは不可能)で「つるぎのまい」が習得できる。有用な技だが、「いかく」との両立やレートでの仕様は不可能だったりと難も多い。
ただ無進化ゆえか同タイプのドククラゲや新しく登場したドヒドイデと比べると若干影が薄い。そのうちミノカサゴにでも進化しないだろうか。
しかし、現状でも十分に戦えてしまうのでこのままでもいいのかもしれない。
余談
プラズマ団いわく、ヒュウ(トレーナー)は『ハリーセンみたいな頭』とのこと。