『封神演義』(ほうしんえんぎ)とは、中国明代に成立した神怪小説。『封神伝』『封神榜』(榜とは立て札のこと)『封神榜演義』ともいう。略称:封神
ただし、pixivにおいては集英社『週刊少年ジャンプ』に1996年から2000年まで連載された藤崎竜による少年漫画に関するイラストが多いため、以下ではそちらについて説明する。
曖昧さ回避
中国の明代に成立した神怪小説については→封神演义
コーエーから発売されたゲームシリーズについては→光栄封神演義
概要
封神演義の原作をモチーフとしているが、翻案・改変をかなり加えた内容になっており、SF要素も強く、メタ発言やら顔芸やら時代考証完全無視の演出やらが乱れ飛ぶ若年層向け娯楽漫画のスタイルに徹している。それらのぶっ飛んだ設定に全て裏付けを証明した、ラストの余りのどんでん返しは多くの読者の度肝を抜いた。
しかしながら、「申公豹が雷公鞭を持ち黒点虎に乗る」など、本来の古典小説には存在しない、安能務訳の講談社文庫版『封神演義』に基づく設定が一部で見られる。そのため途中から安能版が原作であるとクレジットされるようになった。また、楊戩を「ようぜん」、哪吒を「なたく」と読む誤りも、引き継がれている。
また、太公望の本名は幸田露伴の小説が元になっており、設定もかなり変更が加えられている(結婚のくだりがカットされるなど)。
2001年には「異説 封神演義」なるパラレルワールドものの読み切りが週刊少年ジャンプに掲載された。さらに2018年週刊ヤングジャンプにて「封神演義 外伝」が連載されている。
アニメについて
「仙界伝・封神演義」の名でアニメ化もされ、1999年にテレビ東京系列で全26話が放送された。
詳細は該当項目をどうぞ。
2017年8月3日、再アニメ化が発表され、公式Twitterが開設された。
その後、同年9月29日、2018年1月放送予定であることが発表され公式サイトが開設された。
さらに同年11月1日には、再アニメ化版のタイトルが「覇穹 封神演義」となることが明らかにされている。
放送局はTOKYOMX、KBS京都、サンテレビおよびBS11。放送曜日は全て金曜日だそうである。
登場人物
仙人界
人間界(国)
その他
余談だが、一部のキャラが『屍鬼』の漫画版(およびアニメ版)のキャラの原型になっている節が見られる。
関連イラスト
関連タグ
封神演义 異説封神演義 安能版封神演義 光栄封神演義 央華封神
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