基礎データ
進化(♀のみ)
ミツハニー → ビークイン
概要
初登場はダイヤモンド・パール。雄の存在があまりにぞんざいな事に定評のあるポケモン。雄にも進化後を!という声がちらほら聞かれる。
三匹セットで雌は真ん中の額に赤い部分がある、進化したときサイドの二体はどこへ行くのか。
特性は「みつあつめ」その名の通り、あまいミツを拾ってくる特性である。
元々いた蜂型ポケモンのスピアーと比較すると非常に愛らしいデザインで、あちらが毒を持つ危険な虫としての側面を強調した存在ならば、こちらは花の受粉を助け、蜜を集めてくる益虫としての側面が強調された存在と言えよう。(そもそもこちらは幼虫のハチノコなのだが、成虫のミツバチの特質も兼ね備えているので改めてポケモンが「モンスター」だという事を認識させられる秀逸なデザインである。)
覚えられるわざは「あまいかおり」「かぜおこし」のみ。プラチナでは「むしくい」、BW2では「むしのさざめき」が追加されたが、それでも元のステータスが低いので実戦向けではない。
そのため手っ取り早く進化させたいところだが、雌しか進化できず、その雌も1/8とかなり低確率でしか生まれない。
そのため、まずビークインになれる子を探す段階から始まるので厳選難度の高さにも定評がある。
XYでは「あまいかおり」に群れバトルを発生させられる効果が追加されたことから、捕まえれば群れバトル発動要員として即戦力になってくれる。
余談だが、現実の蜂の雄は繁殖以外する事がなく、巣の中でうろうろするしかない為邪険に扱われている。
蜂に限らず雄の扱いが悪い生き物は多い、雄しか進化しなさそうなポケモンを作るとしたらオランウータンあたりがモデルになると思われる。後にSMにてオランウータンモチーフのヤレユータンが登場したが、進化しない。さらに、ヤレユータンと同期のヤトウモリもオスが進化できない。(というより理論上は進化が出来るものの、メスにエネルギーを分け与えるため結局進化できないという設定がある。)
とある世界の虫に至っては雌が雄の倍以上のサイズを有する上に雌が散々雄を馬車馬の如くこき使った挙句非常食として貪ったり弾丸として射出したりという惨い奴らまでいる。
本当どうにかならんのですか!?
ちなみに公式絵等の公式の場で雄のミツハニーが出てきたことは一度も無い。全てが雌である。
アニメで大量に居た時には雄も居たが・・・。ミツハニーの雄の明日はあるのだろうか。