概要
本名:長谷川公彦
明石家さんまなどと並んで日本のお笑い界、バラエティの司会を牽引してきた人物であり
多才であり、司会者としての才能はかなりのものである(ビートたけし曰く「司会では紳助には敵わなかった」とのこと。ちなみに、今もたけしは今田耕治が司会になった下記番組を彼なりにサポートしている)。
例えばTBS『オールスター感謝祭』で200人のタレントを捌く腕は他の追随を許さなかった。
元は松本竜助と漫才コンビ『島田紳助・松本竜助』を組んで漫才ブームを牽引していた。
漫才ブーム終焉後にダウンタウンの活躍を見て解散を決めたことは有名な話。
「クイズ!ヘキサゴン」や「行列のできる法律相談所」などはおそらく紳助の影響で
徐々に番組の方向性が変わっていった、いわゆる「紳助カラー」を強く受けたといえる。
また、クイズ!ヘキサゴンからは音楽を沢山リリースすることにもなっており
この時の作詞は紳助担当(名義はカシアス島田)であり詩のセンスもあるのかも知れない。
ヘキサゴンファミリー=紳助ファミリーと言う評価をされることも多い。
…と、ここまではいい事ずくめの内容を書いてきたが、特に2000年代後半以降、この紳助カラーに染まった番組は決まって同じような話(例:金、女、芸能人の秘密の暴露、スポーツ)に偏りがちなため、それらの話に興味がない視聴者からは煙たがられやすい。この傾向には番組を私物化しているという批判も強かった。
「開運!なんでも鑑定団」は紳助の司会業がいい意味で生かされていた数少ない例だったが、「行列の〜」に関しては番組の主旨である法律そっちのけで上記の話に強引に方向転換する傾向にあったため、むしろ紳助が番組をつまらなくしているという声もあった。
紳助が携わったプロデュース業は成功こそ収めたものの、ゲストへの乱暴な振る舞いや似たような傾向の番組が量産された事で視聴者はおろか芸能界からもアンチが多く発生し、徐々に彼へのヘイトを強めていった。
そして2011年にはその視聴者の長年溜め込んでいた鬱憤が一気に爆発したかのように、同年7月「日経エンタテインメント!」で発表された『嫌いな芸人ランキング』でなんと9年連続1位だった江頭2:50を陥落させ、1位となってしまった。さらに昨年度5位だった好きな芸人ランキングでも16位にまで大幅に順位を下げてしまった。このあまりに生々しすぎる結果にドン引きした人も多かったとか。
それから一ヶ月後の8月23日。突如会見を開き黒いお友達との関係が存在したことを告白し、突如芸能界からの引退を告げ引退した。
芸能活動と両立して飲食店経営や不動産事業などを手がけており、この過程でそうした付き合いを深めて行ったと報じられた。
このことは多数の芸能人からのコメントが寄せられ
橋下徹前大阪府知事や当時の内閣官房長官である枝野幸男からもコメントがあったとされる。
テレビ界でも影響力の強い島田紳助の引退は「クイズ!ヘキサゴン」などゴールデンタイムの番組の終焉にも繋がった。一方で最も紳助が不要との声が多かった「行列の〜」は逆に視聴率が上がっていたりする。
現在は副業であった会社経営を本業としている。
復帰を望む声も多ければ、反対の声も多い。芸能界にもアンチが多い人物のため、芸人によって復活してほしいかしてほしくないかがハッキリ分かれる人物でもある。
芸能界復帰について
島田紳助本人は芸能界復帰について「全く考えていないし、未練もない」との事。