2.のカプコンの弥七
カプコン製のアーケードゲームに頻繁に登場していた隠れキャラクター。
ネーミングやデザインの由来は『水戸黄門』の「風車の弥七」からで、
名前の通り円に風車のようなデザインをしている。
初出にあたる『バルガス』では敵キャラクターとして登場していたが、
『魔界村』にて取るとボーナス点の隠れキャラに変更され、
続く『ガンスモーク』以後は1UP、パワーアップ、回復等の効果になった。
同類に「モビちゃん」「左吉」などもおり、80年台~90年台前半の
カプコン製アーケードゲームでは非常に頻繁に登場していた。
90年台中盤以後になるとあまり登場しなくなり、徐々に影が薄くなっていくが
『ヴァンパイアハンター』でレイレイが必殺技「暗器砲」で放り投げる武器の中に紛れ込んでいたり、
『ウォーザード』ではパスワード入力に使える特殊文字(隠しモードをプレイするために使用)としてひっそりと登場する事もあった。
また、同じくカプコンのヒットタイトルとなった『バイオハザード』シリーズに登場する企業
アンブレラのロゴマークは名前の通り紅白の傘を広げた所を真上から見た意匠だが、
この配色の元ネタが弥七ではないかと言われる事がある。