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乙女系の編集履歴

2020-02-06 10:56:55 バージョン

乙女系

おとめけい

女主人公と男性キャラクターの恋愛を扱った女性向け作品を表す単語。「一つの作品の一要素」を指すこともある。

概要

女主人公でプレイするコンピューターゲーム、乙女ゲーム夢小説のような作品(媒体は様々)を指し、系、系、ゆるふわ系、愛され系etcと呼んだりもする。


女主人公は女性読者が自分自身を重ね合わせる為のキャラクター、もしくは共感する為のキャラクターであることが多く、男性キャラクターが登場しても男性読者の視点は入らない。

主人公の女性は、性格や精神世界がハッキリしていても姿はハッキリしておらず、姿がハッキリする時は男性キャラクターと結ばれる時に限られている。女児向けのように女性の姿が出ていて男性の姿があまり出ていないパターンもあり、その場合は女性が幼女のように描かれている)

男性キャラクターは基本的にレベルではなく属性で区分されていて、人外ヒーローも多い。モブキャラを除き、ヒーロー失格の男性キャラは映らない。

女主人公と相手役の関係は恋愛以外に友情、家族愛、嫌われ、厳しめなど、多岐に及ぶが、話のどこかに必ずなんらかの形で恋愛要素が絡む。

日常系ブロマンス愛憎劇との境界線はかなり曖昧とされている。


「女主人公+男性キャラ複数」という形式であっても、男性アイドル育成ゲームは乙女系とは呼ばれづらく、BLゲームも姿が見えない女主人公の存在が提示されない限り、乙女系とは呼ばれづらい。


主な特色・傾向


などが特色として挙げられ、女性向け界隈におけるマニア系に当たる(ライトノベルギャルゲー萌え系の女性向けに当たる)。

腐向けBL)、創作男女TL)と並ぶ一大ジャンルになっている。


必ず、女性が主人公で相手役の男性(イケメン)が登場し、男性が幻想的かつ儚げな絵柄で描かれており、男性が個性が与えられて客体化されていて、女性が感情移入や自己投影を行いやすい人間関係心理描写日常風景が描かれ続け、メインヒーローが設定されていても必ず男性キャラの人数が二人以上で、女主人公以外の個性がないキャラは登場せず、全編を通して恋愛の話題が絡む。

女装男子TSヒーローなどが出ても、重要なシーンでは男の子として描かれる。

イケメンが擬獣化モンスター化されていることもあり、ケモショタオスケモブサかわ風に描かれていることが多く、人間のイケメンの姿になれる設定が多い。

個性がないのが個性のヒーローが登場しても、女主人公よりも美形ないしセクシーに描かれていることが多い。

女主人公が恋愛しないヒーロー不在作品も含めて、イケメンが登場しない作品はなく、女性が感情移入や自己投影を行う為の女主人公や透明主人公が登場しない作品もない。


夢向けは限りなく同義語であり、レギュラーの半数以上を占めるイケメン男性陣、イケメン×女主人公(男女)が絵でハッキリと描かれない限りは「乙女系」と呼ばれづらい為、しばしば議論になる。

夢向けで一番有名なのは名前変換小説の「夢小説」であり、一次創作よりも人気少年漫画の男性キャラなどを使った二次創作が有名であり、商業の少女小説に当てはまらない展開が使われていることもある(キャラがゲス、ビッチ、両性愛者であるなど)。

「商業作品なら乙女系、二次創作を含む同人作品なら夢向け」といった解釈が分かりやすいかもしれない。


目に星を入れた昭和の少女漫画の絵柄を使った商品(乙女チックブームに由来している)、ゆめかわカラーを使ったグッズも乙女系に入るかもしれない。

「乙女」の単語が付いていても、「オトメディウス」などの男性向けはあまり乙女系と言われない…かもしれない。


関連タグ

女性向け 少女漫画 女性漫画 乙女ゲーム

少女小説 ハーレクイン ケータイ小説 シチュエーションCD

 夢小説 夢漫画 夢絵

夢向け…ほぼ同義語。透明主人公、男主人公、性別不明主人公、恋愛以外の関係性も含む。

  巫女…女主に多い属性(女王 聖母 仙女もありであろう)

少女趣味 乙女 漢女 乙男 大人女子 乙女チック

女主人公受け 逆ハーレム 愛され モテモテ 私モテ

ゆめかわいい / ゆめかわ ゆるふわ ゆるかわ 病みかわいい

恋愛もの 異世界もの セカイ系

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