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自動販売機の編集履歴

2020-02-27 15:16:07 バージョン

自動販売機

じどうはんばいき

商品の売り買いで、人と人との対面販売でなく販売を行う機械。

概要

ジュースなどの飲み物を売っている機械。通称自販機。英語では【ベンダー/vender】という。基本的に道端やスーパーマーケットなどに設置されている。

初期のものは代金支払いに硬貨しか使えなかったが※、技術の進展により支払いに紙幣の利用が可能になり、更に最近の新型機ではSuicaやEdy、nanacoなど電子マネー機能のあるICカードによる支払いも可能になっている。また、携帯電話の普及とともに稼動管理や電子マネー支払いの決済手続きなどのために携帯電話回線を使いデータ通信を行っている自動販売機も多くある。更に最新機種では商品選択ボタンと商品サンプルを廃して大きなタッチパネル付液晶に置き換え、販売商品の表示・選択だけではなくディジタルサイネージ(電子広告看板。広告に加え、災害情報などの告知にも使用されている)としても稼働する機種も登場している。該当する機種例(⇒外部リンク)


なお、野外で自販機を置いているのは日本などの比較的治安の良いところであり、治安の悪い場所では必ず人目の多い屋内に専用コーナーを設けて設置している。

理由は単純に窃盗のカモにされるため。実際、治安の悪い国からの観光客が、治安の良い国の自動販売機を見た際に「金庫が外に置いてある」と言ったそうである。


歴史は意外と古く、電気を使わない物も存在していた。ただし保温・保冷もできないのでタバコなど取扱商品も限られる。

※なおかつ使える硬貨が1種類という不便極まりないものも1980年台初頭の西ドイツなどでは存在した(「なるほど!ザ・ワールド」で取材・放送)。但し商品の売価はまちまち、釣り銭出口はないという日本人の目には奇妙な代物であるが、商品のタバコそのものに釣り銭を貼り付けることで解決していた。


飲料などの自販機はかつては24時間冷蔵システムを駆動し続けていたが、現在は環境配慮・節電形として、社会全般の消費電力量が少ない夜間に重点的に冷凍機を運転し、昼は売買のための電子回路だけに通電するというタイプに移行しつつある。


飲み物以外の自動販売機


軽食は自動販売機内に電子レンジ等の加熱機器を内蔵しており、調理したものを購入することが出来るものが殆どだが、生麺などを使用するものも現存している。

特に「トースト」「ハンバーガー」「うどん」の自販機はレトロ自販機の御三家とも呼ばれ、一般道のドライブインでなければ見かけられないものも多い。

他方ニチレイフーズの開発した「HOT MENU」と呼ばれる自販機は、割と大きいスーパーや、自動車教習所、レストランが廃止され自販機コーナーが置かれた長距離フェリーなどで割とよく見かける。

なお、ニチレイの自販機専用食品の中にもハンバーガーが存在する。また、自販機専用品だというのにとある特急列車でおなじ商品が対面販売で購入できる…。


この他、近年では軽食・お菓子などの固形の既製品をまとめてセット出来る自動販売機が増加している。

駅などの狭いスペースで展開する一部のコンビニでは、このタイプの自販機で物を売っていたりすることもある。平成期において、コンビニの増加が皮肉にも多種多様なタイプの自販機を駆逐していってしまったわけだが、ここに来て人手不足が軽食・小物自販機の復権を手助けしている。


関連タグ

個別

 風景 自販機 飲料 情景 送電線

ネタ

御茶ノ水駅:開業110周年記念で2014年に駅構内の自販機の中身が全部お茶と水だけになったことがある。誰がネタに使えと


関連リンク

個別

レトロ自販機

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