萌え系

もえけい

「萌え絵」を使った商品を一まとめにした単語。萌えさえすればなんでも萌え系になり得る。

概要

萌える商品、または、萌え絵を使った商品、作品、キャラクターのこと。

「萌え絵に萌えを感じない」という面倒な層もいるらしいが、萌え絵に限らず、全員が「萌える」と思う絵柄、キャラクターは「ない」ので、突っ込むのは野暮である。

萌え系で有名なのは、ギャルゲー・エロゲのような男性向けのR-18（またはそれに近い作風）の美少女作品だが、ご当地萌えキャラのようにR-18要素を一切含まない作品や、部分的に萌え系の要素を含んだ作品も存在している（萌えがメインでない場合は、あまり萌え系とは呼ばない）。

また、萌え系の二次創作の題材になりやすい原作が『萌え系』と呼ばれることがあるが、語弊がある。

ファンシーグッズには萌え絵以外のアニメ絵が使われており、「美形なのか不細工なのかよく分からない人物」「年齢、性別、種族が不明のゆるキャラ風の人物」「漫画を読み慣れてない人でも共感しやすい現実的・近代的な建物、衣服、日用品」などが描かれている。

等身大の女性キャラも、萌え絵に似た絵が使われていても萌え絵とは言われにくい。

萌え絵の美少女をキティちゃんのようなファンシーグッズ風の絵柄で描くなどの逆輸入パターンもあり、公式画が萌え絵じゃなくてもキャラクター人気を想定してプロフィールを用意する作品もあり、萌え系じゃない作品に「自分にとっての萌え系」という人もいて、今では一種のバズワードのようになっている。

男性キャラクターの絵柄（ご当地ヒーロー、厨設定をおちょくった商品、BLなど）を「萌え系」と呼ぶかどうかは議論の余地が残っている。