ヘイガニとは『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
基礎データ
ずかん | No.341 |
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英語名 | Corphish |
ぶんるい | ごろつきポケモン |
タイプ | みず |
たかさ | 0.6m |
おもさ | 11.5kg |
とくせい | かいりきバサミ / シェルアーマー / てきおうりょく(夢特性) |
進化
ヘイガニ → シザリガー(Lv.30)
概要
ザリガニをモデルとするポケモン。
元々は外国に住んでいたが、ペットとして輸入される際に、野生化して異常繁殖したポケモン。
つまり、初登場が第3世代でホウエン地方でありながら、ホウエン地方の在来種ではないと明言されているポケモンである。
アメリカをモデルとするイッシュ地方や、フランスをモデルとするカロス地方を舞台としている作品のポケモン図鑑ではその事が語られていない事から、ヘイガニ自身は本来このいずれかを故郷とするポケモンで、ホウエン地方に輸入されたものと思われる……が詳細は不明。
汚染した水でも生活ができるほど、非常に強靭な生命力を持ち、好き嫌いせずなんでも食べる雑食性である。
そのため第5世代で得た夢特性は「てきおうりょく」といかにもらしいものとなった。
見た目が蟹っぽいため、「クラブハンマー」を覚えるが、あくタイプのわざも覚える。
名前の由来は平家蟹と思われる。生態やデザインはアメリカンだが……「Hey!ガニ」でもあるのかもしれない。
なお、ルビー・サファイア当時はなんと野生の出現がごく限られた地域でいい釣りざおかすごい釣りざおを使う場合のみで、トレーナーが使ってすらこないという非常に地味なポケモンだった。
さすがにこれは不味いと思われたのか、エメラルドでは進化後共々モブトレーナーが使用してくる。
下記のアニメでの大抜擢には当時驚いた人も多かったかも。
ポケモンレンジャーでのヘイガニ
ドブでも生息できるザリガニの生態を反映して、フォルシティのちかすいどうに生息しており、主人公を見るなり接近してくる。口からは泡を発射してくるが、序盤に登場する為か、全くハサミは使ってこない。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズにおけるヘイガニ
「赤・青の救助隊」では、仲間の時のセリフは片言の日本語を喋る外国人のような口調である。
「時・闇の探検隊 空の探検隊」では、ギルドのメンバーの一匹として登場している。
後者はアニメ版のイメージに近い性格で、「ヘイヘイ!」と威勢良く喋る。
サトシのヘイガニについて
(CV:小西克幸)
ムロ島でサトシにゲットされた。
その際に相性不利なピカチュウを倒しているなど、当初からバトルはかなり強かった。
バトルフロンティア編まで、主にジム戦で活躍している。
少々ケンカっぱやいが明るく賑やかな性格で、仲間思いの一面も持つ。
食いしん坊で悪気はないが他のポケモンの食べ物を奪うこともあり、サトシ達から叱られたり、煙がられるなど、ポケモンを大事にするサトシが過去ゲットしたポケモンの中では(恐らく)サトシとは一番仲は悪かったものの、旅をする内に関係は良好になった。
AG編におけるサトシの手持ちのムードメーカー兼コメディリーフ的なキャラクターと言える。
小柄な体ながら根性とパワーはかなりのもので、AG編では多くのバトルで活躍。先方や中堅の相手をよく担っていた。
同じ水系同士との戦いにも強いが一方で重量級で守りの硬い相手(アダンのナマズン、カエデ(声:沢海陽子)のトドゼルガ、リラのメタグロス等)は苦手。
主な使用トレーナー
ゲーム
アニメ
関連イラスト
関連タグ
ヤングース…同じく地方の在来種ではなく、海外から輸入された外来種のポケモン