主に以下。
「日本神話」のスサノオ
漢字表記は様々で定まってない。
「素戔男尊」「素戔嗚尊」(日本書紀)、「須佐之男命」「須佐乃袁尊」(古事記)、『出雲国風土記』では神須佐能袁命(かむすさのおのみこと)。尊称としては「古事記」に「建速須佐之男命」(たけはやすさのおのみこと、たてはやすさのおのみこと)の名がある。
また、何から神格化された神なのか、はっきりわかってない。
悪戯好きの我儘で、幼いころは死去した母イザナミに会いたいと父イザナギを困らせた挙句勝手に会いに出かけ、姉の天照大神への悪戯でその侍女(妹とも)をうっかり殺してしまい、その罪を得て日本神道における神の国・高天原を追放されてしまった。
後に流浪の末に、クシナダを八岐大蛇から助け、地底の国である「根の国」(ねのくに)の君主になった。父イザナミと同様に神々を創造する能力を持つ。
また毟って投げた体毛が樹や草になった、禊をして吐き出した邪気が天逆毎姫(アマノザコヒメ、天狗の祖となったとされる邪神)になったり、口から食べ物を出してもてなそうとしたオホゲツヒメを殺してそこから五穀が生まれたなど、文化英雄の側面も持ち合わせる。
後に外来の神である牛頭天王(ごずてんのう)と同一視された。
その英雄的側面と乱暴で粗野な側面からトリックスター的な扱いや、時に破壊神として扱われることもあった。
関連項目
「大神」のスサノオ
カプコンのアクションゲーム『大神』にも「大剣士スサノオ」の名で登場している。
かつて大妖怪ヤマタノオロチを白野威とともに退治した英雄イザナギの子孫。
"大剣豪"を自称しているが、普段から酒を飲んでゴロゴロとしているだけのおっさんで、まともに剣の稽古をしているところを見た者は少ない。
酒屋の娘のクシナダに想いを寄せているが、カッコつけようとしていつも空回りしている。
性格は豪快でお調子者、見栄っ張りで、そのくせ疑り深く肝が小さいと、なんとも憎めない愛嬌のあるキャラクターとなっている。
イッスンからは「おっさん」と呼ばれている。
アマテラスと出会い、彼(彼女?)のちょっとした手助けから剣士として目覚め、そして最後には心身ともに"大剣豪"にふさわしい漢へと成長していく。
女神転生のスサノオ
初出作品はFC「女神転生」で、種族は“鬼神”。
以後のシリーズ作品では“破壊神”種族の上位悪魔として度々登場しており、強力な攻撃スキルを所持する仲魔として活躍する。
ストーリーに絡んだ扱いとしては主に葛葉ライドウシリーズが中心で、「超力兵団」では天津金木の試練の一つとして、「コドクノマレビト」ではライドウの仲魔として蛇頭黄幡神と死闘を繰り広げている。
関連項目
「機動戦士ガンダム00」のスサノオ
マスラオの二振りのビームサーベルに代わり二振りの実体剣を装備している。
そのほか、GNコンデンサーの増設やGNクロー、射撃武装であるトライパニッシャーといった追加武装も施され、カラーリングも、マスラオの黒/赤から黒/白に変更された。
なお疑似太陽炉は両腰に1基ずつ、計2基搭載されているがリボーンズガンダムのようなツインドライブではない。
最終話直前で刹那・F・セイエイのダブルオーライザーと互角の一騎打ちを繰り広げるが、あと一歩のところで一太刀を白刃取りされ、破れている。
武装
強化サーベル「シラヌイ」「ウンリュウ」
マスラオのビームサーベルの発振器を移植した実体剣。
左手の長刀が「シラヌイ(不知火)」、右手の短刀が「ウンリュウ(雲龍)」。
ガンダムのGNソード系武装と同じく、刀身にGN粒子を纏わせることでビームサーベルとしての特性も併せ持つ。
2本の柄を連結させることで、双刃の薙刀「ソウテン(蒼天)」となる。
後頭部のエネルギーケーブルは、サーベルが分離状態の場合は発振器に、連結状態では左肩に接続され、背中のGNコンデンサーからサーベルへと直接粒子供給が行われる。
不使用時はビームサーベルと同じく左右のサイドバインダー、もしくは連結状態で腰部後方に懸架される。
トライパニッシャー
腹部と両肩の装甲下に増設された砲口を展開し、3門のビームを球状に収束・圧縮して撃ち出す。
MS用の内装火器としては最大級の威力を持つが、粒子消費量も桁違いに大きい。
将来的な制式化を見越して追加された装備であり、ブシドーの本意によるものではない。
ガントレット
強化サーベルからのエネルギー逆流を防止する目的で、利き腕である左腕に装備された篭手。
単純な防御装備としても使用される。
GNクロー
サイドバインダー先端に追加された開閉式の大型クロー。
バインダー自体の接続方法も、大腿部から腰に追加された折り畳み式アームに変更されている。
レーザー機銃
頭部に2門を内蔵する。
他の火器と違い、粒子ビームではなく高指向性のレーザーを発射する。
GNバルカン
胸部に2門を内蔵する。
ビームチャクラム
本機と「マスラオ」にのみ採用された試作兵器。
頭部左右の強化型クラビカルアンテナの間に形成された、円環状の粒子ビームを射出する。
GNフィールド
両肘と両肩に設置された突起状のGNバーニアはGNフィールド発生器としての機能を併せ持ち、二刀流という戦闘スタイルから盾を持たない本機の防御装備として使用される。
その後の影響
2ndシーズンの2年後にあたる劇場版に登場するMS・ブレイヴに戦闘データが継承されている。
グラハムも搭乗するぞ!!
関連項目
機動戦士ガンダム00 ミスター・ブシドー グラハム・エーカー