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顕彰馬の編集履歴

2021-10-28 14:18:35 バージョン

顕彰馬

けんしょうば

JRA顕彰馬は、中央競馬で多大な功績を挙げた競走馬を讃える制度。競走馬の殿堂入りに相当する。 メイン画像はディープインパクト。

概要

JRA発足30周年にあたる1984年に表彰開始。(グレード制の導入もこの年)

歴代の牡馬三冠馬は7頭全員が選出されているが、牝馬三冠馬は2頭のみである(スティルインラブアパパネアーモンドアイは未選出)。

顕彰馬の選考方法は時期によって変更されているが、現在は競走馬登録抹消後1年以上20年以内の競走馬が投票対象となり、毎年競馬記者たち(JRA賞の投票資格者とほぼ同じ)の4頭以内の連記による投票で75%以上の得票を得た馬が選出される。


顕彰馬一覧

生年順に列挙する。馬齢は2001年以降の現表記で統一する。

存命馬は馬齢のみ記載。

名前生年没年(馬齢)選出年競走成績主な勝鞍備考
クモハタ1936年1953年(17歳)1984年21戦9勝ダービー栗毛の貴公子 デビューから僅か9日後でダービー制覇 1952年から1957年まで日本リーディングサイアー
セントライト1938年1965年(27歳)1984年12戦9勝クラシック三冠黒鹿毛の勇者 初代三冠馬 後述トサミドリの半兄で唯一の兄弟顕彰馬
クリフジ1940年1964年(24歳)1984年11戦11勝ダービー オークス 菊花賞最強の牝馬 ダービーなどを制した「変則三冠馬」
トキツカゼ1944年1966年(22歳)1984年30戦11勝皐月賞 オークス名牝 競走馬としてだけでなく、繁殖牝馬としても年度代表馬2頭を送り出す
トサミドリ1946年1970年(24歳)1984年31戦21勝皐月賞 菊花賞稀代の名馬 種牡馬として八大競走優勝馬を7頭輩出、上記セントライトの半弟で唯一の兄弟顕彰馬
トキノミノル1948年1951年(3歳)1984年10戦10勝朝日杯3歳S 皐月賞 ダービー無敗の二冠馬でダービー直後に急死した「幻の馬
メイヂヒカリ1952年1980年(28歳)1990年21戦16勝朝日杯3歳S 菊花賞 天皇賞・春 有馬記念黄金の脚 初代有馬記念優勝馬。クモハタとの父子顕彰馬
ハクチカラ1953年1979年(26歳)1984年日本:32戦20勝 海外:17戦1勝ダービー 天皇賞・秋 有馬記念 ワシントンB・H(米)栗毛の国際派 初めて海外の重賞を制した日本調教馬
セイユウ1954年1977年(23歳)1985年49戦26勝(内サラ戦25戦5勝)七夕賞 福島記念 セントライト記念サラブレッドとも互角以上の戦績を残したアラブの怪物
コダマ1957年1976年(19歳)1990年17戦12勝皐月賞 ダービー 宝塚記念夢の超特急 「カミソリの切れ味」と評された二冠馬 歴代顕彰馬で現役最古の関西馬
シンザン1961年1996年(35歳)1984年19戦15勝クラシック三冠 宝塚記念 天皇賞・秋 有馬記念最強の戦士 「ナタの切れ味」と評された二代目三冠馬 後に「五冠馬」 1984年顕彰馬選定当時唯一の関西馬
スピードシンボリ1963年1989年(26歳)1990年日本:39戦17勝 海外:4戦0勝天皇賞・春 有馬記念2勝 宝塚記念時代の先駆者 シンボリルドルフの祖父(母父)
タケシバオー1965年1992年(27歳)2004年日本:27戦16勝 海外:2戦0勝朝日杯3歳S 天皇賞・春 スプリンターズS元祖怪物
グランドマーチス1969年1984年(15歳)1985年63戦23勝(内障害:39戦19勝)中山大障害4勝 京都大障害3勝飛越の天才 最強の障害競走馬
ハイセイコー1970年2000年(30歳)1984年地方:6戦6勝 中央:16戦7勝地方:青雲賞 中央:皐月賞 宝塚記念国民のアイドル 第一次競馬ブームの立役者
トウショウボーイ1973年1992年(19歳)1984年15戦10勝皐月賞 有馬記念 宝塚記念天馬TTG」の一角。ミスターシービーの父
テンポイント1973年1978年(5歳)1990年18戦11勝阪神3歳S 天皇賞・春 有馬記念流星の貴公子 「TTG」の一角としてその悲劇的な死も知られる
マルゼンスキー1974年1997年(23歳)1990年8戦8勝朝日杯3歳S無敗の「夢のスーパーカー
ミスターシービー1980年2000年(20歳)1986年15戦8勝クラシック三冠 天皇賞・秋奇跡の豪脚 三代目三冠馬。トウショウボーイとの父子顕彰馬
シンボリルドルフ1981年2011年(30歳)1987年日本:15戦13勝 海外:1戦0勝クラシック三冠 有馬記念2勝 天皇賞・春 ジャパンカップ四代目三冠馬。七冠馬(GⅠ7勝)の「永遠なる皇帝」
メジロラモーヌ1983年2005年(23歳)1987年12戦9勝桜花賞 オークス エリザベス女王杯初の牝馬三冠
オグリキャップ1985年2010年(25歳)1991年地方:12戦10勝 中央:20戦12勝有馬記念2勝 マイルCS 安田記念スーパースター 「平成三強」の一角。第二次競馬ブームの立役者
メジロマックイーン1987年2006年(19歳)1994年21戦12勝菊花賞 天皇賞・春2勝 宝塚記念親子三代で天皇賞を制した最強のステイヤー
トウカイテイオー1988年2013年(25歳)1995年12戦9勝皐月賞 ダービー ジャパンカップ 有馬記念不屈の帝王 シンボリルドルフとの父子顕彰馬
ナリタブライアン1991年1998年(7歳)1998年21戦12勝朝日杯3歳S クラシック三冠 有馬記念シャドーロールの怪物
タイキシャトル1994年(27歳)1999年日本:12戦10勝 海外:1戦1勝安田記念 マイルCS2勝 スプリンターズS ジャック・ル・マロワ賞(仏)海外G1も制した日本の誇るマイラー
エルコンドルパサー1995年2002年(7歳)2014年日本:7戦6勝 海外:4戦2勝NHKマイルC ジャパンカップ サンクルー大賞(仏)世界を駆けた「怪鳥」
テイエムオペラオー1996年2018年(22歳)2004年26戦14勝皐月賞 天皇賞・春2勝 宝塚記念 天皇賞・秋 ジャパンカップ 有馬記念2000年には年間無敗。GⅠ7勝の「世紀末覇王」
ディープインパクト2002年2019年(17歳)2008年日本:13戦12勝 海外:1戦0勝クラシック三冠 天皇賞・春 宝塚記念 ジャパンカップ 有馬記念「日本近代競馬の結晶」六代目三冠馬
ウオッカ2004年2019年(15歳)2011年日本:22戦10勝 海外:4戦0勝阪神JF ダービー 安田記念2勝 天皇賞・秋 ヴィクトリアマイル ジャパンカップクリフジ以来64年ぶりの牝馬のダービー馬。GⅠ7勝の「女傑」
オルフェーヴル2008年(13歳)2015年日本:17戦10勝 海外:4戦2勝クラシック三冠 有馬記念2勝 宝塚記念七代目三冠馬
ロードカナロア2008年(13歳)2018年日本:17戦11勝 海外:2戦2勝スプリンターズS2勝 高松宮記念 安田記念 香港スプリント2勝「世界のロードカナロア」
ジェンティルドンナ2009年(12歳)2016年日本:17戦9勝 海外:2戦1勝桜花賞 オークス 秋華賞 ジャパンカップ2勝 有馬記念 ドバイシーマクラシック(UAE)牝馬三冠、ドバイG1などGⅠ7勝。ディープインパクトとの父娘顕彰馬
キタサンブラック2012年(9歳)2020年20戦12勝菊花賞 天皇賞・春2勝 ジャパンカップ 大阪杯 天皇賞・秋 有馬記念北島三郎が実質的なオーナー。国内総獲得賞金第1位

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