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螺旋丸の編集履歴

2021-12-05 18:59:13 バージョン

螺旋丸

らせんがん

漫画『NARUTO』の登場人物・うずまきナルトが使用する代表的な技。

概要

手のひらの上でチャクラを乱回転させながら球状に圧縮し、それを相手にぶつけることで螺旋状の傷を負わせながら吹っ飛ばす技。

最強の魔獣・尾獣の得意技「尾獣玉」を参考に開発され、チャクラの形態変化を極めた技である。威力も習得難易度も相当なもので、A級高等忍術(上から二番目の難しさ)に分類される。しかし他の忍術と違って印を結ぶ必要がないため、勉強嫌いのナルトにふさわしい技とされた。


綱手捜索の傍ら、ナルト自来也の指導のもとに習得した。

修行は、「回転力を高め水風船を割る→威力を高めゴムボールを割る→それらの経験を活かしつつ手のひらの上に丸く貯めていく」と言った風に段階的に行っていく。


本来は片手でチャクラを放出・圧縮するのだが、チャクラコントロールが苦手なナルトは会得修行の途中から両手を使用していた。その結果、最終段階で大きくつまづき、最終的に「2人に影分身して放出役と回転・圧縮役を分担する」という形で克服している。(後にチャクラコントロールが向上し、片手でも使用可能になっている)


しかしこれにより術の習得難易度は下がり、下忍になって間もない頃の木ノ葉丸もこの方法を用い短期間で会得している。しかし一方、螺旋丸の本来の強みの一つである奇襲性は大幅に低下したと思われる。

波風ミナト木の葉の黄色い閃光!

考案者はナルトの父親である四代目火影・波風ミナト。本来は性質変化を加えた完成を試みたのだが、彼はそれを前に死んでしまい、後にナルトがはたけカカシヤマトの指導のもと、性質変化(いわゆる属性付加)を付け加えて、本来の螺旋丸の一つである「風遁・螺旋丸」として完成させた。


さらに、巨大化して単純な威力を高めた「大玉螺旋丸」や、被弾した相手の全身の細胞や経絡系(チャクラの血管のようなもの)を針状に形態変化した風のチャクラで切り刻む「風遁・螺旋手裏剣」など、ナルトはさまざまなバリエーションを生み出した。


ナルトを象徴する技であるためか、本編・映画にて重要な役割を担う事が多い。また、習得者の流れを見ると、

波風ミナト→自来也→うずまきナルト→猿飛木ノ葉丸うずまきボルト

というように、継承の流れに歴史が生まれているのが分かる。

多くの作品に無数の必殺技が溢れる昨今において、一つの技に多くの歴史が刻まれている事は非常に珍しいと言え、かめはめ波をも思わせる。



ボルトは投擲可能になったが、実は少年ナルトもアニメオリジナルだとシロマリ戦にて投げていた。


カカシは、自身がコピー忍者である事やミナトの弟子であるのもあって彼も螺旋丸が使えるのだが、雷の性質変化を組み込むこと(いわば「雷遁・螺旋丸」に昇華させること)が出来ず、代わりに千鳥(雷切)を開発したとされている。


後にボルトが偶然にもこれを成功させ、姿を消すステルス能力を備えた消える螺旋丸として完成した。恐らくカカシがボルトのように螺旋丸に雷遁を加えることに成功するとこうなっていたのだろう。


バリエーション

  • 九尾螺旋丸

サスケ奪回編のラストで九尾モード(一尾)時に放った螺旋丸。

全身のチャクラを収束させる形で発動し、片手で放った。


  • 大玉螺旋丸

Naruto odama

通常よりも多くのチャクラを練り込んだ分、巨大になった螺旋丸。

分身と2人がかりで叩き込む。

その反面、膨大なチャクラ量が必要であり、螺旋丸会得者の中では人柱力であるナルトや仙人モード時の自来也でないと使えない。


  • 螺旋連丸

螺旋丸

3人に分身し、両手に螺旋丸を作る。


  • 螺旋超多連丸

多重影分身の術との組み合わせ。

大量の分身がそれぞれ螺旋丸を持ち、一斉に対象に叩き込む。


3人に分身することでチャクラ放出係・形態変化係・性質変化係を役割分担させ、風の性質変化を加えることに成功した螺旋丸であり、本来の螺旋丸の一つと言える。


風遁・螺旋丸を更に突き詰めた、ナルト最大級の術。


  • 仙法・風遁螺旋手裏剣

ナルトが仙人モードを会得、仙術チャクラを練りこめるようになったことで上記のデメリットを解消した、螺旋手裏剣の完成形。遠距離から飛ばすこともできるようになった。

九尾(九喇嘛)モードでも改良後の状態で使用できる。

『THE LAST』の時点では、通常状態かつ片手で掌サイズの螺旋手裏剣を生成、飛び道具感覚で連発できる程になっている。

こちらは展開による経絡系攻撃はせず、主に切断力が非常に高い遠距離攻撃忍術という扱いだが従来通りの展開攻撃も使用可能。


  • 風遁・超大玉螺旋手裏剣

九尾モードで使用。超大玉級の螺旋手裏剣。


仙人モード!

仙人モードで使用する大玉螺旋丸。

仙術チャクラによる威力向上に加え、1人で持つこともできる。


  • 超大玉螺旋丸

ナルト

仙人モードで使用。

大玉螺旋丸より更に巨大な螺旋丸。


  • 仙法・超大玉螺旋多連丸

仙人モードで多重影分身し、大量の超大玉螺旋丸を叩き込む。


  • 螺旋吸丸

九尾モードで使用。

腕に変化させた九尾チャクラで複数の対象を捕え、別の腕で展開された螺旋丸に叩き込む。


  • 螺旋乱丸

Yellow Flash

九尾モードで使用。

螺旋吸丸と同じように複数に変化させた九尾チャクラの腕に、一つ一つ螺旋丸を作り直接相手に叩き込む。


  • 惑星螺旋丸

九尾モードで使用。

螺旋丸の周りに3つの小型螺旋丸が衛星のように浮かんでいる。

小型螺旋丸は大型のものと違い逆回転のため叩き込むと更なる乱回転が発生し、対象を凄まじい威力で吹き飛ばす。


  • ミニ螺旋手裏剣

九尾モードで使用。

指先で作った超小型の螺旋手裏剣。


  • 超ミニ尾獣玉

九尾モードで使用。

螺旋丸の要領で作り上げた、掌に収まるほど小さな尾獣玉。


  • 仙法・熔遁螺旋手裏剣

六道仙術を会得したナルトが、四尾・孫悟空の熔遁の力を借りて作り出した螺旋丸。

六道化したマダラの反応が(先のガイとの戦いで幾らか弱っていたが)追いつけない程の生成・発動速度を持ち、灼熱で対象を焼き尽くす効果と神樹をも軽く両断する切断力を持つ。


  • 磁遁螺旋丸

うずまきナルト

一尾・守鶴の磁遁の力が練り込まれ、封印術の性質を持った螺旋丸。

同じく六道仙人から力を授かったサスケが生み出す黒い千鳥を場に留めて絡め取り、初代火影の明神門すら脱したマダラをも(直前で輪墓マダラを犠牲に脱出されたが)そのまま封じ込めた。


  • 尾獣玉螺旋手裏剣

九尾・九喇嘛のチャクラを借りた六道仙術。

求道玉を核として作り出し、一度に複数個作れる上に破壊力は極めて高く、

着弾すると風遁・螺旋手裏剣と同じく爆発が持続して発生、マダラが大量に作り上げた地爆天星を全て爆砕した。


  • 仙法・超尾獣螺旋手裏剣

影分身を含めた9人のナルト達が、各々が尾獣達からチャクラを貰い繰り出す六道仙術。

螺旋手裏剣の核には尾獣達のそれぞれのチャクラ性質が反映されており、

一尾・守鶴からは磁遁が、二尾・又旅からは青い炎が、三尾・磯撫からは水が、四尾・孫悟空からは熔遁が、五尾・穆王からは蒸気が、六尾・犀犬からは水泡が、七尾・重明からは渦が、八尾・牛鬼からは墨が、九尾・九喇嘛からは従来通りの螺旋丸の特徴が現れている。


  • 焔遁・螺旋手裏剣

風遁・超大玉螺旋手裏剣と炎遁・須佐能乎 加具土命を同一チャクラ比率で合体させた術。メインはサスケ。

柱間の明神門で動きを封じられた十尾に向け放たれた。

見ていたミナトはその中二センスが全開な「灼遁・光輪疾風漆黒矢零式」と命名している。


  • 灼遁・光輪疾風(以下略)

風遁・螺旋手裏剣と炎遁・加具土命を同一チャクラ比率で合体させた術。メインはナルト。

六道オビトに飛雷神互瞬回しの術との連携でヒットさせたが、六道仙術が陰陽遁ベースであることが判明する前だったので無効化されてしまった。

光輪疾風漆黒矢零式と同じく命名者はミナト。最後まで名付ける前に「そのままいけェ!!」となったので、最終的な名称は不明。


  • 螺旋閃光超輪舞吼参式

ミナトが何度も発動を狙いながら結局実行できずに終わった謎の術。

マーキング苦無と影分身を使用するらしく、おそらく分身と飛雷神の術との連携術。

生前のシーンやアニメの描写を見るに、飛雷神で飛び回りながら螺旋丸を叩きつけて回る攻撃だと思われる。



螺旋丸形成の際に行うチャクラ圧縮をさらに高めることで、威力を高めたボルト用の新たな螺旋丸。

チャクラ量が平凡ゆえに大玉螺旋丸などの大技を編み出せなかったため、「性質変化やチャクラ上乗せで術を大きくするのではなく、逆に小さくまとめる」発想に転換させて開発した。

普段の螺旋丸と同量のチャクラで発動できるが、圧縮のために身体に負荷がかかる上、小さくなった分攻撃範囲も狭まる。しかし、小さい螺旋丸を見た相手が侮り油断することもあるため、これもまたメリットになり得る。


  • 螺旋元気玉

DSのゲーム『ジャンプスーパースターズ』にて、悟空との合体技として使用。


  • 連環螺旋丸

DS『ジャンプアルティメットスターズ』の5コマの第2必殺技。

発動の隙をカバーするために、影分身が前方に蹴りを放つ。


  • うずまきナルト螺旋連弾

上に同じく『ジャンプアルティメットスターズ』の6コマの第2必殺技。

蹴り上げた相手を影分身が地面に押さえ込み、本体が上から「螺旋丸」を叩き込む多段技。

起点の蹴り上げのリーチが短い。


  • 豪炎螺旋丸

PS2『ナルティメットヒーロー3』から自来也の技として登場。

作った螺旋丸に火遁の術を吹きかけた、炎を纏った螺旋丸。

あくまで纏わせただけで、性質変化ではない。


  • 尾獣惑星螺旋手裏剣

PS3『ナルティメットストームレボリューション』におけるナルトの必殺技。

尾獣化状態で螺旋手裏剣と小型尾獣玉を3発(この時、尾獣玉が惑星螺旋丸のように螺旋手裏剣の周囲を回転している)放ち、螺旋手裏剣の展開と共に巨大な爆発を起こす。


  • 飛雷神・時空疾風閃光連の段・零式

PS3『ナルティメットストームレボリューション』におけるミナト(穢土転生バージョン)の必殺技。

敵を吹っ飛ばした後に影分身して飛雷神の術で追撃させ、本体が九喇嘛モードを発動して螺旋丸を叩き込む。

自分で名付けておきながら「ないな」とのこと。


  • 風遁雷遁・颶風雷旋丸

PS3『ナルティメットストームレボリューション』におけるナルトとサスケの合体必殺技。

風遁・螺旋丸と千鳥を一つにして敵に叩き込む。

ヒット後、第一部ラストにおける螺旋丸と千鳥の激突時のエフェクトが発生する。


  • 柔鳳螺旋双獅拳

PS3『ナルティメットストームレボリューション』におけるナルトとヒナタの合体必殺技。

螺旋丸と柔歩双獅拳を一つにして相手に叩き込む。

ナルトとヒナタが手を結んだ後に、火の鳥鳳凰のような姿を模したチャクラを纏いながら、双獅拳の獅子が加えた螺旋丸をぶつける。

ちなみに、これに似た技が映画『THE LAST』でも披露されている。


  • 真・太極螺旋丸

PS3『ナルティメットストームレボリューション』におけるナルト、ミナト、クシナの合体必殺技。

ナルトが螺旋丸を放ち、そこにミナトとクシナが手を添え、チャクラを合わせて赤い螺旋丸を形成し放つ。

この技の原形は、映画ザ・ロストタワーでナルトとミナトが放った『太極螺旋丸』である。


  • 六道・超大玉螺旋手裏剣

名称はPS4『ナルティメットストーム4』から。

サスケとの最終決戦の時に使用。

九喇嘛に大量の自然エネルギーを取り込んで貰い、九喇嘛モードの影分身二体と本体をアシュラ像のように合体させ両手から放つ最強級の螺旋手裏剣。

右手には従来通り仙術チャクラを練り込んだ螺旋手裏剣を、左手には尾獣玉螺旋手裏剣を作り同時に放つ。

その威力はサスケの最強忍術「インドラの矢」と同等。


  • 超うずまき螺旋丸

名称は『ナルティメットストーム4』から。

モモシキとの決戦において、ボルトの螺旋丸にナルトのチャクラと想いを混ぜ合わせ、巨大な螺旋丸として放つ。

ちなみに劇場版とTV版では演出が違い、劇場版ではナルトの今までの思い出がフラッシュバックしたが、TV版ではゆっくり上に持ち上げる際にナルトの成長と共に師匠義兄ライバル妻の姿の(幻影)が一緒に持ち上げる演出になっている。ボルトからもらい泣きしてしまうようなシーンだが、最後まで見るとボルトに螺旋丸を伝えた先生がいない。入れてあげてよぉ.....。

この親子螺旋丸、ボルトの術が大元なので投げると消える(視認出来なくなる)


習得者

波風ミナト(四代目火影):考案者

自来也:伝承者

はたけカカシ:性質変化を組み込むことができず別の術を開発。

うずまきナルト父親が目指した完成形と簡略化に成功、幾度もの実戦を経て完全版を会得。

猿飛木ノ葉丸:ナルト考案の簡略版を習得。成人後は完全版を会得。

うずまきボルト:「BORUTO」にて木ノ葉丸より会得するが若干小さく威力低下と引き換えに特殊効果を獲得した。なお最終的には通常サイズの螺旋丸も習得。

果心居士:ネタバレ注意。


余談だってばよ

空圧螺旋丸

キッシー先生が大ファンである某ジャンプ漫画主人公の必殺技にそっくりなことは、ツッコんではいけない…

また、螺旋丸(素)の登場後(短冊城編~不死コンビ編あたり)はこの術を風遁忍術勘違いする者がそれなりにいた。

うずまき

作者のイメージではオレンジ色である。


関連イラスト

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関連タグだってばよ

NARUTO うずまきナルト 波風ミナト 自来也 はたけカカシ 猿飛木ノ葉丸

千鳥 影分身の術(NARUTO) 飛雷神の術

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