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千手柱間の編集履歴

2022-02-13 13:30:36 バージョン

千手柱間

せんじゅはしらま

千手柱間とは、漫画・アニメ『NARUTO』のキャラクター。

概要

CV:菅生隆之泰勇気(少年期)


木ノ葉隠れの里の創始者の1人で、初代火影

二代目火影千手扉間を弟、五代目火影千手綱手を孫に持つ。森の千手一族当主でもあった。


木遁の始祖であり、独力で木遁を操ることのできた唯一の忍。「最強の忍」「忍の神」と謳われるほどの実力を持っていた。木遁には尾獣を縛る力があり、九尾をはじめとした尾獣の何匹かを捕獲した実績がある。

うちはマダラ「印を結ぶことすらなく傷を治せる」「全ての術が桁違い」と言わしめるほど、ありとあらゆる忍術が驚異的な力を発揮したらしく、超人な能力を持っていたという。

その現代では信じられないようなあまりの強さ故に、その逸話を聞いた多くの者がそれを真実とは捉えず「おとぎ話」と目されていた。


の者達を自分の体の一部と捉える愛情にあふれた人物で、何よりもの者達のことを第一に考えた。

一方で、九尾を率い里を襲ったマダラにとどめを刺すとき、「里に仇なす者は友でも兄弟でも我が子でも許さぬ」と宣告し、それに対してマダラは「変わった」「それがやがて里の闇になる」と言い残している。


人物

初登場は木ノ葉崩しの際、大蛇丸によって穢土転生で口寄せされた状態で、当時は非常に厳格な雰囲気であった。しかし、第四次忍界大戦の際に再び大蛇丸によって生前の実力に近い状態で穢土転生されると、実は超がつくほどおおらかで、懐が深い人物であり、落ち込みやすいが開き直って立ち直るのも早い豪放磊落な性格だと明らかになった。


火影としては平和な世を志す理想主義者であったが、お人好し過ぎて指導者としては甘い部分が多く、補佐役及び後任を務めた扉間には相当な苦労をかけたようだ。扉間の兄への扱いからもそれは見て取ることができ、影同士の会談の場での発言を「黙れ」の一言で一蹴されたり、ナルトに対して「よし…お前は兄者以上のバカだ」とバカの1つの規準扱いまでされている。落ち込み癖は少年時代からあったらしく、実際にマダラからも突っ込まれた。

しかし本気の怒気を発した際は扉間も逆らうことを許さず、荒ぶるチャクラは衝撃となって石壁を壊すほど激しいものとなる。


実は、孫の2~6歳位の綱手を無類の博打好きにさせた張本人。

柱間もそれについては自覚しており、綱手が現在の火影だと聞かされた時には深刻な表情で落ち込みつつ「今、里は大丈夫なのか」と大真面目に不安がっていた。


生前は戦乱の時代を生き、幼い子供まで戦地にかり出され、力の無いものは命を落としてしまう凄惨な現状を憂い、何とか打開できないかと考え、それが木ノ葉隠れの里の創設に繋がっていく。

現在の忍び里の基本である「忍者を実力によって上忍から下忍にランク分けし、同じく難易度によってS~Dに分けられた任務に割り振る」「忍者としての基本を教える教育機関(アカデミー)を創設し、忍者の質と生存率の底上げを行う」と言うシステムは彼が考えたものである。


柱間は初代火影にうちはマダラを推薦していたのだが、これは扉間によって阻止され、周囲の後押しも多かったことから柱間自身が初代火影に就任することとなった。扉間はこの際、里の方針は民主的に決定するという指針を明確にしている。


国や里の未来を想い、例え自分の生きる時代では目標が叶わずとも、そのきっかけを作り、自身の意志を後世の人々に伝え託していくことを大切に考えており、弟の扉間や、彼の弟子であった猿飛ヒルゼンを始め、彼の意志は後世の木ノ葉隠れの忍たちに受け継がれている。


自来也が語った「忍とは『耐え忍ぶ者』」という思想は、実は彼が最初に唱えたものだった。


木遁忍術

水遁と土遁、陽遁の3種類の性質変化を持つチャクラを組み合わせて使用する。

他の性質変化と異なり「生命体」を発生させる、つまり形に命を吹き込む「陽遁」の亜種である。また、三つの性質変化が合わさっているとも言えるため、実情としては血継淘汰に近い。

詳細は木遁の項目。


能力

木遁に注目が集まるが、他にも追随を許さないレベルの忍術や固有能力を有する。


膨大なチャクラ

柱間はうずまきナルトが全ての忍にチャクラを渡している姿を見て「チャクラ量はオレと張るの!」と発言している。

最強の尾獣である九喇嘛のチャクラ量+ナルトのチャクラ量(はたけカカシの約100倍)=柱間のチャクラ量ということで、単体としてはかなり桁違いであることがわかる。


忍法・創造再生

初代火影・千手柱間、五代目火影・綱手、春野サクラが使い手。「印を結ぶことすらなく傷を治せる」固有能力の正体。

膨大なチャクラによって自身の身体の細胞分裂速度を上げ、損傷した肉体や臓器を数秒で再生する再生忍術。柱間はこの術による寿命低減の危険性がないようだ。(土葬された遺体や穢土転生された本人には老化の兆しが見られないため)

綱手とサクラが長期間溜めたチャクラを開放する奥義として用いているのに対して、柱間は自然体で発動している事からも超人ぶりが窺える。


封印術

火影式耳順術・廓庵入鄽垂手

詳細は木遁の項目にて。


仙術

自然エネルギーを取り込んで仙術チャクラを練成し、それを纏った状態。

この状態での忍術・幻術・体術は大幅に強化される。また、チャクラ感知ができる、危険感知が広く・早くなる等の特徴がある。

柱間は戦闘中に動きながら一瞬でこのモードを発動するという離れ業を披露しているが、系統は不明。隈取の紋様が蝦蟇のどちらとも違うため、蛞蝓の仙人モードと思われる。


  • 仙法・明神門

自然エネルギーを流し込む鳥居を口寄せして対象の動きを封じ込める。

巨大な鳥居を出現させて十尾の尾と頭の全てを封じ込んだ。ナルトが精神世界で九尾を抑える時に使った鳥居と同じもの。

十尾に対して使用したのは「封十(ふうとお)」だが、併用されたバリエーションとして頭を押さえ込み、封印術に抵抗する意志自体を封印してしまう「封頭(ふうとう)」がある。


幻術

  • 幻術・黒暗行の術

視覚に幻覚作用を及ぼし、全ての光を奪う幻術。

この術に掛かると気配さえも感じ取れなくなるため、滅多打ちに遭う。

柱間は陰遁の性質変化は扱えない……あれ( ゚ 3゚)?


五大性質変化、陽遁の性質変化を扱う忍術

柱間は陰遁以外の性質変化は全て扱えるが、木遁以外の遁術を使用しない。

莫大なチャクラを使っての忍術な為、木遁規模の術を扱えると思われる。


その他

  • 転生者

実は、彼は六道仙人の二人の息子の内、弟・大筒木アシュラの転生者であったことが、後に明らかになる。そして次の代の転生者が、主人公のうずまきナルト。

転生しているのはアシュラのチャクラのみであり、魂までは転移していない。


  • 柱間細胞

柱間の細胞は柱間細胞と呼ばれ、ただの肉体細胞に名がつく程のとんでもない生命エネルギーを持つチャクラの塊。移植された者に対しては致命傷も短時間で回復する自然治癒力、チャクラ量の大幅増加、身体エネルギーによる身体能力向上といった恩恵を与えてくれる。

生前にはマダラ、死後には大蛇丸や薬師カブトによって細胞が採取され、死後もかなり利用されている。

一定量以上の柱間細胞を移植した場合、柱間の顔が浮き上がり、柱間のみが行使できる木遁をも習得できるようだが、そのレベルまで柱間細胞を移植されたのは大蛇丸の実験体であったヤマト隊長と、大蛇丸に写輪眼を埋め込んだ柱間細胞入りの腕を作らせそれを装着していた志村ダンゾウ、そしてカブトにより「生前以上に仕上げ」られた穢土転生体のマダラのみである。

うちはサスケは治療のためカブトに柱間細胞を使用されているが、ごく少量だったのか木遁を発現するには至っておらず、自然治癒力強化やチャクラ量増加といった恩恵も見られない。


マダラは柱間細胞を移植したことで死の直前に輪廻眼を発現させているが、これは柱間細胞の性質というより柱間が転生者として持っていたアシュラのチャクラがマダラの持つ永遠の万華鏡写輪眼とインドラのチャクラが合わさった結果である。


柱間細胞は、無条件に恩恵を与えるものではなく、移植された者を死に至らしめる可能性を秘めた危険なものでもある。

大蛇丸による移植実験ではヤマト以外の実験体は柱間細胞に適合できず死亡している。また、多数の写輪眼を行使するために、大蛇丸の作った柱間細胞を使用した腕を装着していたダンゾウは、チャクラを使い果たして腕を制御できなくなったとき、柱間細胞が暴走し木遁に攻撃されそうになっている。

ただの体細胞にすぎないのに、移植されるだけで相手を死なせたり、大幅に強化したり、細胞だけで木遁を発動したりする柱間細胞。

しかも、大蛇丸やカブトが研究した分は年代的に完全に柱間死後に採取されたものであり、当然細胞も死んでいるはずなのだが、細胞は生きている。

千手柱間が何故死んでしまったのか、謎が渦巻いている。


系譜

は先代千手一族当主であった千手仏間は登場せず。

四人兄弟長男で、弟に扉間・瓦間板間がいる。(瓦間と板間は幼くして戦死)。

柱間が父親に酷似した容貌であるため、二次創作などでは母親は弟の扉間に似た銀髪の女性として描かれることが多い。


は千手一族と同盟関係にあった渦潮隠れの里から嫁いできたうずまき一族ミト

子は登場しないが、綱手縄樹がいる。

柱間の公式年齢は明らかとなっていないがオオノキの年齢や、綱手は初孫である点から、うちは一族との休戦協定前にミトが嫁いできて、早くに子供を儲けていた可能性がある。

加えて、柱間とマダラの終末の谷の戦い後(綱手が生れる約10年前)、ミトが九喇嘛の人柱力となって以降に出産経験がある。

このため、柱間とミトには綱手と縄樹の親以外にもう一人子供がいる、又は綱手と縄樹の親はミトとは別の女性との間に儲けた、などの可能性もある。


関連イラスト

Hashirama Senju framesenju hashirama

涂鸦初代様おめでとう


関連タグ

NARUTO 木ノ葉隠れ 火影 初代火影

千手扉間 うずまきミト 千手兄弟

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