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ついでにとんちんかんの編集履歴

2022-04-27 06:57:33 バージョン

ついでにとんちんかん

ついでにとんちんかん

「ついでにとんちんかん」とは、えんどコイチによるスラップスティックコメディ・コミック(ギャグ漫画)。

概要

週刊少年ジャンプ集英社)にて1984年49号・50号に読みきりとして発表されたあと、1985年14号から連載開始。1989年22号を持って終了・完結した。


連載当初は「怪盗とんちんかん」が大富豪の邸宅にあるゴミに等しいものをわざわざ予告状まで出して盗み出すドタバタなギャグストーリーだが、次第に学園もの・クイズ・各キャラクターに焦点を合わせた話などにシフトし、盗みに関する話は少なくなる。そのことを自身でネタにもしている(珍しく盗みの話が連続すると「2週続けて盗みネタが…」と作者・えんどコイチが出てきて言ったりした)。また連載当時同作の出版社である担当(つまり実在の人物)だった、茨木政彦、高橋俊昌と言った編集者をモデルにしたキャラクターも時折登場する(ただし4代目担当だった近藤裕は作者へのツッコミだけでキャラクターとしては登場しない)。


コミックスは全18巻、文庫版はそれぞれのテーマにしたものをセレクトして全6巻発売されている。なおジャンプ連載中にあった過激な下ネタ回、連載当時倫理上問題は無かったものの2019年時点で差別等の抵触するものがあった回、上記の高橋俊昌が汚れ役だった回は収録していない(これは高橋が2003年初頭仕事中に急逝、作者が故人に対しあまりにも失礼と考えたことから。ただしキャラクターではなく担当編集者として作者にツッコミを入れる回では登場する)。


登場キャラクター


アニメ

1987年10月17日から1988年10月1日にかけて全43話がフジテレビ系列局(ただし一部系列局除く)にて放送された。また、TBS系列局約2局やテレビ朝日系列局約1局でも、何らかの形で放送されている。


当時同じジャンプで連載されていた「ハイスクール!奇面組」の後番組で、スタッフもそのまま続投。主題歌も「うしろ髪ひかれ隊」が担当した(後期は生稲晃子のソロ楽曲)。なお「うしろ髪ひかれ隊」の母体であるおニャン子クラブはTV放映開始の1ヶ月前に解散している。


本放送中の1988年9月19日、昭和天皇が吐血し、バラエティやギャグ番組が自粛となる中、当作品も影響を受け、その週(9月24日)放送予定だった第42話は他番組に差し替えられ放送されなかった。なお2008年にDVD-BOXが2巻が発売され、この第42話が映像特典として収録された。


主題歌

オープニングテーマ

『ごめんねカウボーイ』(歌:うしろ髪ひかれ隊)1話~16話

『ほらね、春が来た』(歌:うしろ髪ひかれ隊)17話~26話

『麦わらでダンス』(歌:生稲晃子)27話~最終話

上記3曲とも、作詞は秋元康、作曲・編曲は後藤次利が担当。『麦わらでダンス』はアニメ放送当時広島東洋カープに在籍していた、リチャード・ランスロッティ(登録名・ランス)の応援歌として使用されていた。


エンディングテーマ

『メビウスの恋人』(歌:うしろ髪ひかれ隊)1話~16話

『誰も知らないブルーエンジェル』(歌:うしろ髪ひかれ隊)17話~26話

『夢に逢いたい』(歌:生稲晃子)27話~最終話


連載終了後

1991年に『ブイジャンプ』(『Vジャンプ』の前身)で「とんちんかん2』として復活。既に完結していたストーリーはリセットされたが、天池くんに3人の子供がいる設定になっていた。


翌年には『とんちんかん2』の設定を引き継いだ読み切り作品『ミラクルとんちんかん』が『月刊少年ジャンプ』で掲載され、その後設定を変更して連載化された。また、『ミラクルとんちんかん』が連載されていた時期にはジャンプ増刊でロールプレイングゲーム世界が舞台の番外編『ORIGINAL QUEST』が連載されていた。

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