概要
映画「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」にて登場した、プリキュア5達の鏡のコピーとしての存在。それぞれの色に対応した鏡の国のクリスタルからシャドウの手によって誕生している。
シリーズで初めて敵側、そして悪のプリキュアとして登場した少女戦士達である。
ダークプリキュア5の戦士達
彼女達の技の名前には、“ダークネス~”がついたりする。
技名を叫ばない子にも、そうした名がついているかもしれない。
基本的に皆、釣り目で猫撫で声。
戦う事が大好きで、いけない女の子(?)達。
さらに人工的に造られた存在のため疲れや息切れを一切しないことが尚のこと
戦闘に特化された存在といえるだろう。
ダークドリーム
CV:西村ちなみ
キュアドリームと対決。
戦い方:スタンダードな格闘術、連続エネルギー弾
友達とか、絆、笑顔とかいったものが嫌い。
他の4人より先に誕生したせいか変身前の姿も存在する。それがゴスロリ姿にリップとシャドウというメイクまでしているもの。プリキュアシリーズではなかなか見られない姿だった。
キュアドリームは彼女を、お持ち帰りぃ~♪しようとしていた。
声を担当した西村さんは、後に「スマイルプリキュア」でキュアビューティを演じることに。
ダークルージュ
CV:長沢美樹
キュアルージュと対決。
戦い方:ダークネス・ファイヤー、ホーミング弾、楕円型の大型弾といった多彩な飛び道具など、意外と遠距離戦をしている。
一人なら何でも我慢せず自由がモットー。
ダークレモネード
CV:釘宮理恵
キュアレモネードと対決。
戦い方:蹴り技が軸の近接戦闘、ダークネス・フラッシュ、歌による全方位音波攻撃
他人を喜ばせるために歌う事が嫌い。
釘宮病患者を一斉に作れる技を持つ。
ダークミント
CV:皆口裕子
キュアミントと対決。
戦い方:ダークネス・スプレッド、エネルギー弾
温厚で天然なキュアミントが好きな子供にはびっくりするほど、冷酷で好戦的なお姉様。
人を“守る”といった事が嫌い。
ダークアクア
CV:木内レイコ
キュアアクアと対決。
戦い方:エネルギー弾、大剣
年上に見られがちなアクアと比べても、更に大人びた印象。
他の仲間を、使えない者と言ったりするあたりが初期のかれんに近い印象。
暗黒面に堕ちたプリキュア達
ダークプリキュア5は、今まで、正義のヒロイン像を絵に描いてきたような、プリキュアシリーズにおいて、初めての“敵”として登場したプリキュアという事もあり、プリキュアも悪になる事ができると、特に大きなお友達が思うようになった。
コピーとしての存在、劇場版のみの登場で、ラスボスでもない一戦士としての存在ながら、声優もコピー元とは異なる者達であり、更に、デザインも風貌も作りこまれている。
また、各プリキュア達にドラマ性もあった事から。歴代プリキュア達の中でも、人気がかなり高いキャラクター達である。
ハートキャッチプリキュア!のテレビ版に似たような存在として、プリキュアミラージュ達が登場したが、さすがにこちらはテレビ版。
キャラクター毎のテーマに関わる者として登場したものの、声優はコピー元と同一人物で、1話~2話ほどの登場であった。
※ハートキャッチプリキュアのダークプリキュアとは別物である。
ただ闇の戦士である事は同じでダークプリキュアはダークプリキュア5がレギュラーキャラクターに昇格した姿のようにも取れる。
彼女達の性格は、共通して、プリキュア5のプリキュア達の、キャラクター毎のテーマを否定するかのような性格をしているのが特徴。
そのため、プリキュアシリーズにも悪堕ちというものが浸透するようになり、ハートキャッチプリキュア!でのダークプリキュアなど、公式キャラクターの登場もあって、より加速するようになった。
pixivでの検索は、“キュア~”の代わりに“ダーク~”と検索すると、より多くの悪堕ちプリキュアを見る事ができる。
※こうした悪堕ちプリキュアは、あまり小さなお友達には好かれていないようなので、小さい子には押し付けないでおいてあげましょう。
トリビア
- 公式サイトでのキャラクター紹介では、当初は白地ではないもののそれぞれのモチーフとなった色をベースとしたカラフルな衣装だったが、劇場公開が近づいた頃に画像が現在の黒をベースにした衣装に差し替えられた。
- ワキ見えませ~ん;
関連タグ
例)ダークドリーム ダークルージュ ダークレモネード ダークミント ダークアクア シャドウ(プリキュア)