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※『キボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜』に登場する同名の存在についてはこちらで。


「今日でプリキュアの伝説はここまでだあ!これからはあたしが、新たな伝説になるのだあ!!」

声:朴璐美

概要

Yes!プリキュア5鏡の国のミラクル大冒険!』に登場するオリジナルの悪役。

鏡の国の力の源であるクリスタルを奪い、鏡の国を乗っ取った。

コワイナーの仮面を所持しているが、ナイトメアとの関係は不明。恐らく元社員である可能性も高い。

全世界の支配者となる為に、プリキュア5からドリームコレットを奪おうと企む。


性格は冷酷かつ残忍で、手下が用済みとなると非道な対応をする。

口調はオカマ言葉で、性別は不明。


活躍

まず鏡の国を乗っ取った際に屈服させたミギリンとヒダリンにプリキュアを探させ、手始めにのぞみのコピーとしてダークドリームを創り出す。

そしてミギリン・ヒダリンをコワイナーとして囮にし、ダークドリームに残り4人の姿と能力のデータ収集を行わせ、そのデータを元に4人のダークプリキュア5を創り出した。

空間転移術を持ち、この術でミルクを捕まえて所持していたドリームコレットを奪うことに成功。

鏡の力で各地に散る残りのピンキー全てを集め、全世界の支配者になるという野望を叶えようとしたが、うららがその日キャッチしたピンキーが彼女のキャッチュに残ったままだったため失敗してしまう。

野望が頓挫したことに激怒しプリキュア5に攻撃を仕掛け、キュアドリームを捕らえ止めを刺そうとするが、彼女との戦いで改心したダークドリームに攻撃を阻まれてしまう。

その際ダークドリームは消滅してしまうのだが、それに加えて「使えない役たたずを消しただけなのに?」などとドリームの神経を逆なでするような発言をしたことにより、彼女の怒りは爆発、プリキュア・クリスタルシュートで吹っ飛ばされてしまう。

その後シャドウは巨大な怪物にパワーアップするも、ミギリンとヒダリン、そしてみんながくれた光でプリキュア5はスーパープリキュアになり、ミルクの力と合わせてプリキュア・ファイブ・エクスプロージョンでシャドウは完全に倒された。


基本プリキュアシリーズの敵役というのはどこか憎めないところもある魅力的なキャラであることが多いが、シャドウはその中では珍しい「完全に悪役に徹した」キャラであり、特にダークドリームを消滅させたという点でも特に印象深い。

あののぞみが本気でブチ切れたことからも、それは明らかであるといえる。

ちなみに5無印でのぞみが本気でブチ切れたのはシャドウのみであり、上記のクリスタルシュートの前に、右ストレート→左フックからの飛び蹴りを放っている。


プリキュアオールスターズでは

映画『プリキュアオールスターズDX3』で復活。

ただ、オカマ口調で妖精たちを追いかけたり、ノリツッコミをしたり、表情が豊かになったり、ボディランゲージが激しかったりと完全にギャグキャラと化している。

この時はプリキュアたちとは戦わず、人間世界で自身の鏡の力を使い、人間の世界と妖精の世界を繋ぐ力の源であるプリズムフラワーの在り処を探し出そうとした。

しかし、ココを始めとする妖精達に「ミラクルライトの光に弱い」という弱点を突かれ、鏡で増幅した光によって倒されてしまう。

かつてのボスだったのに妖精に倒されてしまうなんて…。

他の復活ラスボス達はプリキュアと死闘を演じパワーアップ形態も見せていただけに、プリキュアと戦うことなくパワーアップもしないまま妖精に倒されてしまったシャドウだけが惨めに見えてしまう。

まあ前作『DX2』でもウラガノスという前例がいたのだが、仮にも元ラスボスだったことを考えるとラスボス(笑)の称号を得るに相応しいと言えよう。

もっとも、妖精とのやり取りや中の人がシロップと兼役である事から台詞や出番の多さには恵まれており、そうした面からみればむしろ優遇されているとも言える。


余談

中の人について

朴璐美氏は続編の『Yes!プリキュア5GoGo!』でレギュラー妖精のシロップを演じる事になった。

悪役から妖精に転生したとも言える。

朴氏はニチアサ枠ではおジャ魔女どれみシリーズや『明日のナージャ』にも出演していた。


初期設定

予告編では道化師の服装の男性として描かれており、担当声優は不明だが朴氏ではなく男性が声を当てていた。


“女の子のボディには攻撃はヒットさせない?”(初代『ふたりはプリキュアDVD-BOX』ブックレットより)


シリーズ初期から、製作者側も、“女の子のボディには攻撃はヒットさせない”というしっかりとした了解はありシリーズを通じて徹底されているものの、何とこのシャドウは、改心したダークドリームの腹にめり込むほどの腹パンチを食らわせている。

ここまで明確な女の子の腹への攻撃は全プリキュアシリーズを通じてこのシーンしかない。

(あまりの痛々しい描写にこのダメージが致命傷になったと思われがちだが、実際にはこののち拘束したドリームに放った拳を、ダークドリームがかばった際に核であるクリスタルに受けてしまったためである。)


また、この映画、妙に女の子の腹への攻撃のシーンが多い。

キュアドリームも、ダークドリームにそのへそ出しの腹に手を当てられて、ゼロ距離からエネルギー波をどて腹に受けるという猛烈なシーンがあったり、キュアレモネードも脇腹に蹴りを、キュアミントも腹にエネルギー弾を受けていたりする。


関連タグ

Yes!プリキュア5 ダークプリキュア5

ダークドリーム ダークルージュ ダークレモネード ダークミント ダークアクア

プリキュアの敵一覧

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