基礎データ
進化
デルビル→ヘルガー(レベル24)→メガヘルガー(メガシンカ、ヘルガナイト)
概要
ドーベルマンのような容姿をしており、頭にドクロの意匠がある。
異説としてタスマニアデビルも元ネタではないかと言われている。タスマニアデビルは有袋類であり、犬にはあまり見えない外見だが、遠縁種にオオカミによく似たフクロオオカミがいる動物である。髪のなくなったデビチルのクールに見えなくもない。
名前の由来はdevil(英:悪魔)+ドーベルマンか。英名のHoundourはハウンド(猟犬)+dour(英:根暗)からか。
野生下では鳴き声を使い分けて縄張りを主張したり、狩をする際に仲間に指示を与えたりする。ダークポケモンだから夜に活動するのかと思いきや、夜明け前に活動するのだという(実際に特性が「はやおき」)。チームワークに優れ、トレーナーに忠実な事から、非常に知能が高い。
基本的には肉食性だと思われるが、『ポケモンカードゲーム』のイラストではリンゴを大量に食べている姿が描かれた。
図鑑の分類がダークポケモンであるせいかポケモンXDでは六つ子ブラザーズのメンバーの1人がダークポケモンとして所持している。(前作ではヘルガーがダークポケモンとして登場する)
色違いは黒部分が色あせた青色になっている。
ゲームにおける特徴
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
45 | 60 | 30 | 80 | 50 | 65 | 330 |
初登場は「金・銀」。新ポケだがカントー地方に、しかも夜にしか登場しない。後続世代のソフトでも野生出現は少なめ。
特攻が進化前にしては高いのが特徴。素早さと攻撃もそこそこ。
プラチナではギンガ団が、HGSSではロケット団も使用するなど分類にふさわしいポジションを確立している。
アニメでの活躍
無印編第150話「ダークポケモン・デルビル」(脚本:米村正二)にてデルビルの群れが登場。
リーダー格は顔に傷のある個体で弱った仲間のために餌を盗んでいたが、サトシ達が弱った個体をポケモンセンターまで連れて行った事で元気になった。当初、リーダー格は人間を信じていなかったが、サトシが仲間を本気で助けたいという気持ちを理解し、ロケット団撃退にも手を貸した。
劇場短編「ピチューとピカチュウ」ではミレニアムタウンに住む個体が登場(CV:龍田直樹)。
ピチュー兄弟を追いかけてきたピカチュウが頭上に落ちてきてしまい、怒って追いかけ回し、タイヤで作られたポケモン達の遊び場を壊してしまうが、率先して遊び場の崩落を止めようとした。