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ダイナミックタイプの編集履歴

2022-12-17 16:12:22 バージョン

ダイナミックタイプ

だいなみっくたいぷ

ダイナミックタイプとは、『ウルトラマンデッカー』の最強形態。

???「掴めえぇぇぇ!!カナターッ!!!」


カナタ「うおおォォォッ!!!…よし、行くぞ!!」


『Ultra Dimension!』


「迸れ!ダイナミック!デッカァァーッ!!」


『Ultraman Decker! Dynamic Type!』


「デヤァァーッ!!!!!」


イチカ「デッカーの身体が…!」

リュウモン「変わった…!?」


???「それがお前だけの、この時代の地球を守る、ウルトラマンの姿か…!!」


概要

ウルトラマンデッカー最強形態。第15話「明日への約束」から登場。

カナタの負けられない決死の覚悟にこたえて最強のタイプチェンジを果たしたウルトラマンデッカーの新たなる姿。


前作とは違い、オマージュ元の『ダイナ』には最強タイプが存在しないため、デッカーだけの完全オリジナル形態である(一応デザイナーの丸山浩氏によるトリニティフォームのような最強形態を構想したイラストや、固有のものではないものの『大決戦!超ウルトラ8兄弟』や『決戦!ウルトラ10勇士!!』において登場したグリッターバージョンやクロスオーバーフォーメーションが存在するが、名称や姿共にそれらとの関連性は非常に薄い)。


変身する際にはインナースペースが前作の最強タイプのように金色に輝く。


ぐんぐんカットのカメラワークは、デッカーがこちらに近づいてきた直後に下半身までが映るという、ダイナ初期のフルCGのものを彷彿とさせるものになっている。


初登場の際は、そして金の粒子が変身時の口上の通り迸る様に溢れ出す巨大な光の奔流を、凄まじい気迫と共に手刀で叩き割るようにして姿を現した。


容姿

ほとばしれ!ダイナミック!

これまでの3タイプと異なり、左右対称かつカラータイマーが中央に付いたオーソドックスなデザインが特徴。

タイプチェンジでカラータイマーの位置が移動するウルトラマンは極めて珍しい。


メインカラーは。模様は上半身が青を中心に赤・金が加わった派手なものである一方で下半身は銀が中心のシンプルなものになっており、足回りと首元のみが黒。

3タイプに共通していた銀河状の模様は一気に減り、カラータイマー周辺のみ。

また、プロテクターもなくなったため全体的にすっきりしたシルエットになっている。

頭部は角のような金色の装飾が増え、クリスタル周りは黒色になっている為ウルトラマンルーブのようにも見える。


青がメインカラーとなっているため、フラッシュタイプよりもミラクルタイプをベースに強化したように見えるとの声も多く、実際に青の色味はミラクルタイプのような水色に近いものである。

また、基本形態が赤メインのウルトラマンの最強タイプが青メインになるのは史上初

青のメインカラーとシンプルイズベストなスーツデザインとなったため今までの最強フォームの中でもより正統派でヒロイックなデザインになったと言える。


能力・戦闘スタイル

強い意志

専用武器は双刀と盾に変形する「デッカーシールドカリバー」。併用する形でウルトラデュアルソードも引き続き使用する。

格闘能力が大きく上昇しているだけではなく、金色に煌めきながら高速移動することも可能。またスフィアザウルスを一撃で倒し、更に光線技であるダイミュード光線はフラッシュタイプセルジェンド光線では打ち負けていたTRメガバスターを押し返した上でテラフェイザーを撃破する、など技の威力が大幅に強化されている。


必殺技

君が進むその先へ

セルジェンド光線同様に、両手を十字にクロスさせて放つ必殺光線

チャージ動作は途中まではセルジェンド光線と同じだが、その後胸の前で両拳を突き合わせ、右手を斜め上、左手を斜め下に伸ばすという、ダイナの強化ソルジェント光線とほぼ同じ動作が取り入れられている。

黄金色の巨大な光線を発射し、テラフェイザーのTRメガバスターを上回る凄まじい超火力を誇る。


  • デッカーフラッシュダイナミック

『Flash!』

デッカーシールドカリバー・カリバーモードのチャージ3回で発動。

刀身を巨大化させ「D」を描く様に斬り裂く。

ウルトラデュアルソードとの二刀流で放つパターンも存在する。


  • デッカーストロングダイナミック

『Strong!』

デッカーシールドカリバー・カリバーモードのチャージ2回で発動。

刀身を赤いオーラで包み、ウルトラデュアルソードにも伝導させ、X字に斬撃を飛ばす。

または刀身を回転させて赤い拳を模した炎を撃ち出す。


  • デッカーミラクルダイナミック

『Miracle!』

デッカーシールドカリバー・カリバーモードのチャージ1回で発動。

刀身を青いオーラで包み、ウルトラデュアルソードに伝導させ、斬撃を放つと同時に動きを拘束して宙に浮かせる。


  • 反射技(正式名称不明)

ダイナミックタイプ

デッカーシールドカリバー・シールドモードで使用する技。

盾で相手の攻撃を吸収し、吸収した攻撃を光輪に変え放つ。

TRメガバスターのような大威力の光線から火炎攻撃、蟻酸までも漏らさず吸収する事ができる。


  • 光輪(正式名称不明)

デッカーシールドカリバー・シールドモードで使用する技。

盾を巨大な光輪へと変化させ、相手を切り裂く。


  • デュアルレジェンドフラッシュマルチスクラム

『Tiga Multi! Dyna Flash! Ultra Combo!』

『Dual Legend Flash Multi Scram!』

ウルトラデュアルソードウルトラマンティガマルチタイプウルトラマンダイナフラッシュタイプのウルトラディメンションカードをスキャンし発動する技。

ゼペリオン光線の構えをし、紫と青のエネルギーをカラータイマーに集めて(この時カラータイマーに集まるエネルギーの動きはゼペリオン光線強化ソルジェント光線の光の集まり方を合わせたようなものとなっている)デュアルソードの刀身に込め、虹色の螺旋状光線を放つ。


活躍

  • 第15話

デッカーシールドカリバーを召喚し周りに蔓延っていたスフィアソルジャーとスフィアザウルスを圧倒し、テラフェイザーに乗っていたアガムスも危険と感じ攻撃をするが、デッカーシールドガリバーで受け止めそのまま跳ね返した。テラフェイザーに乗っていたアガムスはTRメガバスターを発射したがダイミュード光線で応戦しテラフェイザーを倒した。


  • 第16話

フラッシュタイプで苦戦したためパンドンに対しタイプチェンジ。

変身直後はパンドンの火炎攻撃を受けた左腕のダメージを気にする描写を見せたがその後は戦いを有利に展開する。

シールドカリバーとデュアルソードを併用し、デッカーストロングダイナミックでパンドンを撃破した。


  • 第17話

フラッシュタイプで前回のパンドン戦での怪我が残っておりゴメスに苦戦したため、バトルモードにチェンジしたナースデッセイ号の援護で立て直しタイプチェンジ。

その後はシールドカリバーとデュアルソードでゴメスを抑えこみ、シールドモードの光輪で怯ませた所でシールドカリバーをカリバーモードにチェンジ、そのままデッカーミラクルダイナミックとナースデッセイ号が放つネオマキシマナースキャノンとの連携でゴメスを撃破した。


  • 第18話

テラフェイザーを撃退した後、アリブンタとの決着を付けるためフラッシュタイプからタイプチェンジ。アリブンタを格闘戦で圧倒し、蟻酸をシールドカリバーで反射してダメージを与える。火炎攻撃もシールドカリバーで完全に防ぎ、最後はカリバーモードにしたシールドカリバーとデュアルソードでのデッカーフラッシュダイナミックでアリブンタを撃破した。その後、テラフェイザーから排出されたアガムスをアリブンタの爆発から助けようとしてダメージを負いフラッシュタイプに戻ってしまう。しかし……


  • 第19話

スフィアの取り憑いたギャラクトロンMK2に苦戦するデッカーとトリガーだったが、こんなところで立ち止まってられないと奮起し、グリッタートリガーエタニティと共にストロングタイプからこの姿にタイプチェンジ。(この際、変身バンクとぐんぐんカットはグリッタートリガーエタニティのものと画面分割する演出が取り入れられており、同時にタイプチェンジしたことが強調されていた。)ウルトラデュアルソードを駆使し(ダイナミックタイプがデュアルソードを単独使用するのは今回が初。)、ギャラクトロンMK2と交戦。グリッタートリガーエタニティにデュアルソードを渡した後はシールドカリバーを用い、見事なコンビネーションで追いつめる。最後はグリッタートリガーエタニティのデュアルグリッターゼペリオンブレイクと共にデッカーフラッシュダイナミックを放ち、ギャラクトロンMK2を撃破した。

ちなみにフラッシュタイプ以外の形態からダイナミックタイプにタイプチェンジするのは今回が初である。


  • 第21話

フラッシュタイプからすぐにこの姿にタイプチェンジ。ダイナ・ストロングタイプと共にスフィアジオモスとテラフェイザーに向かっていき、強烈なパンチをお見舞いする。スフィアジオモスのバリアに攻撃を阻まれるも、ダイナがバリアを破壊した隙にシールドカリバーで攻撃を行うなど、共に戦うのは初めてながら見事なコンビネーションを見せた。テラフェイザーが亜空間に去った後は、スフィアジオモスからの電撃をシールドカリバーで防ぎ、セルジェント光線を体に流し込まれたスフィアジオモスを、ダイナから受け取ったウルトラディメンションカードを用いたデュアルレジェンドフラッシュマルチスクラムで撃破した(なお、ダイナミックタイプがデュアルソード単独で怪獣を撃破するのはこれが初)。その後、フラッシュタイプに戻った。


  • 第22話

前回同様、すぐにフラッシュタイプからチェンジ。スフィアを取り込み強化されたテラフェイザーと激闘を繰り広げる。デッカーストロングダイナミックと強化版TRメガバスターの撃ち合いとなり、その衝撃で地面に大穴が開き、そこにテラフェイザー諸共投げ出されてしまう。互いに満身創痍になりながらも戦い続け、地上に落下したタイミングで双方活動限界となり変身解除された。

これまで全勝だったダイナミックタイプだが、今回で初の引き分けとなった。

また、変身解除されたカナタを見ていた人物がおり…。



余談

  • OPテーマ「Wake up Decker!」の歌詞にて一番の「Flash」「Strong」「Miracle」に当たる部分の歌詞が二番では「Dynamic」「Sword&shield」となっていたため「最強タイプの伏線なのでは?」と考える視聴者も一定数いたが、どちらも見事に的中する形となった。さらに言えば、初登場時の「光の奔流を手刀で叩き割る」演出はMVの二番の振り付けと非常に酷似している。外部リンク

  • 比較的シンプルな見た目と裏腹に、上述でも述べられている通り
    • カラータイマー位置の移動
    • 赤→青というメインカラーの推移
    • 基本武器の継続使用
  • と現状判明しているだけでも近年のウルトラマンの最強形態としてはかなり異例尽くめとなっている。

デザインに関して武居監督は放送時にファンがこれがデッカーの真の姿と言われるように自分たちもデザインして最初は赤をメインカラーにする案もあったけど、今の青をメインとしたデザインの方がよりスタイリッシュだからと今のデザインになったと語っている。

  • 因みに初登場回の対戦相手は、強化されたとは言えこれまで得た力で十分対処可能である普通の怪獣と言う珍しい展開となった(これまでの最強形態の登場回とは事情が異なるが故)。しかし第1話に登場した怪獣が最強形態が登場した回に再登場した事もある




  • 第19話においてグリッタートリガーエタニティとの共演が実現したが、テレビ本編において現行作と前作の、本編内での最強タイプが並び立つのは今回が初。厳密に言うとウルトラマンXエクシードXギンガビクトリーが並び立つという前例があるが、ギンガビクトリーは劇場版で初登場しており、強化形態というより、二人のウルトラマンが融合したスーパーウルトラマンである。そしてダイナミックタイプとグリッタートリガーエタニティには3つのタイプの力を宿した必殺技を使うことができるという共通点がある。

  • 未来のデッカーを演じた谷口氏はかのレッドマン良く似た仮面ライダーを演じておりダイナミックタイプ登場の構図はさながら「原案であるレッドマンから実際のヒーローであるウルトラマンへと完成する」と言える。


関連タグ

ウルトラマンデッカー デッカー(ウルトラマン) 最強タイプ


ニセウルトラマンダイナ:ニセウルトラマンではあるが、ミラクルタイプのカラーリングは青・銀・金・黒であり、赤が入っていない事以外は共通している。


マイティトレッカー:頭部形状が似ている他、フュージョン元の片割れがダイナでありダイナが関連する形態としてはこちらが1番近しい。


仮面ライダーアギト:角が似ている、最強形態武器も似ているなどどこか共通点が多い。


ウルトラマンデッカーの形態項目


主役ウルトラマン最強タイプ

グリッタートリガーエタニティダイナミックタイプ→???

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