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ウルトラマンネクサス

うるとらまんねくさす

ウルトラマンシリーズの作品であり、劇中に登場するヒーローの名称である。
目次[非表示]

「光は、絆だ 誰かに受け継がれ、再び輝く…」

「俺は生きる!生きて、この光をつなぐ!!!」

「諦めるな!」

NEXUS それは受け継がれてゆく魂の絆

曖昧さ回避

キャラクターとしてのウルトラマンネクサス→ウルトラマンネクサス(キャラクター)

概要

ウルトラマンネクサスとは…

土曜の朝7時半という放送枠を「深夜31時半」と捉え、
ジャパニーズホラーテイストのミステリアスな群像劇を
早朝に叩きつけた意欲作でありーー

数あるシリーズの中でも、
最も恐ろしく、過激で、熱いウルトラマンである!!

放送短縮…そして終了。
2005年の日本に、そのウルトラマンは新しすぎた……
椎名高志による漫画版「ウルトラマンネクサス」より)

ウルトラマンネクサス(ジュネッス) 【ニコニコ動画用イラスト】


『ULTRA N PROCJET』のメイン作品として製作されたシリーズ。
従来のウルトラマンと違う、新たなヒーロー像を作り出すことをテーマとして、様々な革新的な試みがなされた。

「人知れず人間を襲い、捕食する怪獣
「助けた人々は怪獣や組織に関する記憶を消される」
「ウルトラマンに変身するのは主人公ではない
「1話完結ではない、連続ストーリー」
など、今までのシリーズと全く趣の異なるシリアスな設定が根本にある内容となっている。

これは、平成ライダーアメコミヒーローなど大人にも人気を獲得したヒーローの成功例があったこと、『ウルトラマンコスモス』から視聴者の対象年齢が上がっていることを想定して企画当初は子供をターゲットにしなかったこと(放送時間帯すら当初未定だった)、等が理由となっている(映画『ULTRAMAN』も同様)。

しかし当時はシリアスな特撮作品の人気がやや下がっていたこともあり、暗く難解な内容や連続ドラマ形式のストーリー構成、そして朝日新聞に苦情が載るほどのホラー要素(鬱展開)が子供にウケず、さらに予算の都合上1体の怪獣を2~4話連続で登場させるテンポの悪さとそれによるアクションシーンの減少、そしてビル街などのミニチュアを一気に減らしてCGを多用し、戦闘風景が毎回ほぼ同じ(平成三部作の頃は予算の数倍で撮る異常事態が常態化してしまっており、今作ではその見直しが図られた)ことへの不評など、試みの殆どが悉く裏目に出てしまう。
職人」として作品に取り組む、監督達のマーケティングを考えない内容へのこだわりの強さが商業的失敗につながってしまった。
結果的に本作は、番組の作風を変えるか1クール短縮のどちらかを迫られ、作風を変えることはファンへの裏切りと考えた渋谷浩康プロデューサーの強い意向により、放送短縮を選ぶこととなった。

上記に加え、他のN PROJECT作品であった映画『ULTRAMAN』も興行不振に終わり、玩具売り上げも一貫して低調と、結果的にN PROJECT自体も頓挫してしまった(その後の経緯は円谷プロの項目参照)。

こうした商業的失敗の一方で、今までにない斬新な作風に惹かれたファンもおり、ハードな内容を好む層からも一定の評価を得た。
また、放送短縮により後半の展開がスピーディになって、上述のファンですらよく指摘する展開の遅さが解消され(後半2クールの内容が1クールにまとめられている)、予算にも少し余裕が出たことで終盤ではミニチュアによる市街地戦が描かれ、変身者の交代により若干作風が明るくなる(これは元来「ネガ」から「ポジ」へと作風を変化させていく予定だったとのこと)といった変化があり、打ち切りが逆に功を奏したとの見方もある。
特に、本来4話に渡るはずだったものを1話にまとめた最終回は、いい意味で駆け足気味な内容が熱く、本作と関連性を匂わせていたウルトラマンノアが遂に登場する、絆を信じて戦う人々のメッセージ性が描かれているなど、非常に評価が高い。

また、OPテーマの英雄&青い果実(両方doaの曲)は、熱いヒーローソングとして本編以上に有名であり、MAD動画などで聴く機会も多い。

DVD版では未放送エピソードとディレクターズカット版のエピソードが収録されている。

なお、本作は映画『ULTRAMAN』の後日談であることが物語後半で明らかとなっている。

あらすじ

異星獣「スペースビースト」が現れ、日夜人間達を襲い、捕食を続けていた。
それを人知れず駆除するナイトレイダーと、銀色の巨人・ウルトラマンネクサスとの共闘が始まった・・・。

登場人物

ナイトレイダー

孤門一輝
西条凪
和倉英輔
平木詩織
石堀光彦

TLT

吉良沢優
松永要一郎

メモリーポリス

首藤沙耶
野々宮瑞生

※以上の詳細はナイトレイダーの記事参照

デュナミスト

姫矢准/ウルトラマンネクサス(ジュネッス
千樹憐/ウルトラマンネクサス(ジュネッスブルー

ダークサイド

???ダークファウスト
溝呂木眞也ダークメフィスト
三沢広之/ダークメフィスト・ツヴァイ

アンノウンハンド

放映リスト

Episode.サブタイトル登場したスペースビースト登場したウルティノイド監督脚本
1「夜襲 -ナイトレイド-」ペドレオン(クライン)小中和哉長谷川圭一
2「異生獣 -スペースビースト-」ペドレオン(グロース)小中和哉長谷川圭一
3「巨人 -ウルトラマン-」ペドレオン(クライン、グロース、フリーゲン)根本実樹長谷川圭一
4「亜空間 -メタフィールド-」ペドレオン(クライン、グロース、フリーゲン)根本実樹長谷川圭一
5「適能者 -デュナミスト-」ビーセクタバグバズン北浦嗣巳荒木憲一
6「遺跡 -レリック-」バグバズン、ガルベロス北浦嗣巳荒木憲一
7「魔人 -ファウスト-」バグバズンダークファウスト根本実樹長谷川圭一
8「M・P -メモリーポリス-」バグバズンダークファウスト根本実樹長谷川圭一
9「警告 -ワーニング-」ラフレイアダークファウスト阿部雄一赤星政尚
10「突入 -ストライク・フォーメーション-」ラフレイアダークファウスト阿部雄一赤星政尚
11「人形 -マリオネット-」ノスフェル ダークファウスト小中和哉長谷川圭一
12「別離 -ロスト・ソウル-」ノスフェル、ペドレオン(幻影)ダークファウスト小中和哉長谷川圭一
13「予知者 -イラストレーター-」ノスフェル根本実樹村井さだゆき
14「悪魔 -メフィスト-」ノスフェルダークメフィスト根本実樹村井さだゆき
15「悪夢 -ナイトメア-」ノスフェルダークメフィスト北浦嗣巳荒木憲一
16「迷路 -ラビリンス-」ノスフェルダークメフィスト北浦嗣巳荒木憲一
17「闇 -ダークネス-」ガルベロスダークメフィスト八木毅長谷川圭一
18「黙示録 -アポカリプス-」ガルベロス、アラクネアフログロスダークメフィスト八木毅長谷川圭一
19「要撃戦 -クロスフェーズ・トラップ-」ゴルゴレム阿部雄一赤星政尚
20「追撃 -クロムチェスターδ-」ゴルゴレム阿部雄一赤星政尚
21「受難 -サクリファイス-」ゴルゴレム根本実樹村井さだゆき
22「安息 -キュア-」クトゥーラ根本実樹村井さだゆき
23「宿命 -サティスファクション-」クトゥーラ北浦嗣巳長谷川圭一
24「英雄 -ヒーロー-」クトゥーラダークメフィスト北浦嗣巳長谷川圭一
25「予兆 -プロフェシー-」グランテラ北浦嗣巳長谷川圭一
26「憐 -ザ・サード-」グランテラ小中和哉太田愛
27「祈り -プレーヤー-」グランテラ小中和哉太田愛
28「再会 -リユニオン-」グランテラ小中和哉太田愛
29「幽声 -コーリング-」バンピーラ根本実樹村井さだゆき
30「監視者 -ウォッチャー-」リザリアス八木毅太田愛
31「鳥 -バード-」リザリアスグローラー八木毅太田愛
32「影 -アンノウンハンド-」ダークメフィスト・ツヴァイ小原直樹長谷川圭一
33「忘却 -A.D.2004-」メガフラシビースト・ザ・ワン(回想)北浦嗣巳村井さだゆき
34「封鎖 -A.D.2009-」メガフラシダークザギ北浦嗣巳赤星政尚
35「反乱 -リボルト-」メガフラシ、ガルベロスダークザギ阿部雄一太田愛
36「決戦 -フェアウェル-」イズマエル阿部雄一太田愛
37「絆 -ネクサス-」ペドレオン(フリーゲン)ダークザギ阿部雄一長谷川圭一
EX(31.5)「詩織 -ロストメモリーズ-」バグバズンブルード、バグバズングローラー、アラクネア北浦嗣巳赤星政尚


漫画版

てれびくん』にて掲載。『GS美神 極楽大作戦‼︎』や『絶対可憐チルドレン』等で知られる椎名高志が執筆した。

ネクサスのデザインや設定に目を通した椎名氏は、 「歴代シリーズの中で異色であろうとする意欲、世の中の閉塞感を打ち破ろうとする闘志を、ネクサスの姿に感じた」 と執筆依頼を承諾した理由をインタビューで応えている。
また、 「内容もツボなんですが、作品をめぐる状況が不遇なところが愛おしくてたまらない。」 とも、後にネクサスに対する熱い思いを語っている。

放送短縮などの影響もあり、このコミカライズ版が再び日の目を見る事は無いと思われていたが…
放送終了から、実に10年後となる2015年5月に単行本が発売された。

※ちなみに姫矢准『GS美神』2005年版の読切りにも客演している。

外伝スピンオフ

"N" THE OTHER

『ULTRAMAN』のDVDのブックレットに収録されている短編集。『ネクサス』と『ULTRAMAN』本編で詳しく描かれなかった描写を掘り下げ、補完するエピソードが収録されている。

来訪者の星でかつて引き起こされた惨劇と、人間と来訪者の回顧、そして山岡一がダークザギと出会い、自我を乗っ取られる過程が描かれる。
  • ACT-2 深淵 -アビス-
海上自衛官の有働貴文がビースト・ザ・ワンと遭遇した時の様子が描かれる。
  • ACT-3 復活 -レザレクション-
『ULTRAMAN』とネクサス本編との間に人類はスペースビーストに対抗するためにどのような対策を取ったのかが水原沙羅の視点から描かれる。また、最初に出現したスペースビーストであるゼロの存在が語られる。

再臨 -ドリームス-

『ウルトラマンネクサス TV COMPLETE DVD-BOX』に封入されたブックレットに掲載。新スペースビーストは登場しないが、第4の闇の巨人「ダークルシフェル」が登場する。

補足・余談

  • テレビ作品としては今作以降、ウルトラマンのスーツののぞき穴が目の上部分になっている(キャラクターとしてはウルトラマンレジェンドが初)。また、今作にて初めて胴体に埋め込まれている大きなカラータイマー(エナジーコア)が登場し、以降の一部のウルトラマンにも胴体埋め込み式のカラータイマーが採用されている。
  • ストーンフリューゲルがネクサスの鎧となる案があったらしいが、放送短縮により実現しなかった。しかし、その構想は別のウルトラマンに引き継がれることとなる。
  • 脚本の長谷川圭一氏は、本作のデュナミストの構想について、主人公が移り変わっていく「ジョジョの奇妙な冒険」のイメージがあったという(特撮秘宝vol.3)。
  • 「平木詩織隊員写真集」なるものも撮影されていたが、放送短縮により発売せず
  • 放送短縮により、「4クール目の来訪者にまつわる話」「孤門が過去にタイムスリップする話」「針巣直市や尾白高志にスポットを当てる話」「憐篇以降の凪に焦点を当てた暗い話(凪篇)」等といった展開が省かれた。内容の一部については下記の動画にて言及されている。


関連タグ

ウルトラマン ULTRAMAN ウルトラマンノア ナイトレイダー
スペースビースト ウルティノイド
ウルトラマンコスモスウルトラマンネクサスウルトラマンマックス

英雄 青い果実(doa)
いつも心に太陽を 飛び立てない私にあなたが翼をくれた 赤く熱い鼓動

関連外部リンク

ウルトラマンネクサス - Wikipedia
ウルトラマンネクサスとは - ニコニコ大百科
ウルトラマンネクサス - アンサイクロペディア

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