概要
無印128話から登場。
サトシ初の♀ポケモン。
元々はチコリータとして、とある雪山の近くに生息していた個体。
野原でうたた寝をしていたところをサトシが発見し、ゲットするためバトルを挑む。
初戦のフシギダネ相手には、フシギダネやサトシの油断もあって鮮やかに勝利した。
続いてサトシが繰り出したのはヒトカゲの最終進化型であるリザードン。
力の差は歴然ながらも動ぜず戦い、なんとダブルノックアウトで引き分けという大番狂わせを起こした。
倒れたチコリータが大きなダメージを負っていためポケモンセンターへ連れて行くことにするのだが、その際抱き抱えたサトシに抵抗して噛みつく程に当初は敵視していた。
小さな体に見合わず負けん気が強く、どんな大きなポケモンにも向かっていくためよく怪我をしていたという。
しかしその回でロケット団に攫われた時に雪山で助け出されてからはサトシの優しさに惚れ込み、自らサトシについて行く。
以降はモンスターボールから出された際に戦況などお構いなしに甘えるなど、サトシへの恋心が強くなる。
そのためか、サトシと特別仲が良いピカチュウに強いライバル意識を持っていた。
138話ではサトシにとって自分よりピカチュウの方が大事だと思い込み家出したこともある。
サトシはチコリータの熱いアプローチに当初は困惑していたが、中盤になると少し喜ぶなど満更ではないような面も見せる。
ジム戦ではキキョウジムではあまり活躍できずホーホーに敗退するが、ヒワダジムでイトマルを倒す活躍をした。
201話でロケット団に襲われた際、アーボックとウツボットに集中攻撃されるサトシを助けたい気持ちからベイリーフに進化。
サトシがゲットした草タイプで進化したポケモンはチコリータが初である。
自分の体が急に大きくなったことで力を制御できず、サトシたちと馴染むことができなくなるも、やがて克服。
サトシへの愛情表現は進化前のすりすりから「のしかかり」に変わった。進化後はパワーも格段に上がり、格闘タイプのタンバジムでも2体抜きする活躍をするなどジョウト編でのエースの一角となる。
230話でポケモンライド(手綱でポケモンに引かせて滑るボードレース)に参加し、シゲルのウインディと激走を繰り広げ、僅差で勝利しサトシを優勝へ導いた。
うずまきカップ参加時にキングラーと交代で一時的にオーキド研究所に預けられた際には、サトシと離れ離れになったショックから研究所で大暴れしてオーキド博士を困らせている。
その試合後サトシがオーキド博士に報告をした時に、モニター越しにサトシへ泣きついて哀願し、無事サトシのもとに帰還することとなった。
ジョウトリーグでは、シゲル戦ではカメックスに敗れたが、ハヅキ戦ではヘルガーを倒した。
サイドストーリーではポケモンに餌を与えるケンジの手伝いをしていた。
サトシがホウエン地方に旅立つ際、新天地に向かう覚悟から、ピカチュウ以外の他のポケモンたちと一緒に研究所に預けられる。
しかし無印最終回でのロケット団とのバトルや、アドバンスジェネレーション3話で落とし穴に落ちたハルカ達を助けようとしてベイリーフを出そうとするほど、サトシにとっても欠かせない存在となっていた様子が見られる。
その後もサトシに対する愛情は変わらず、ホウエンリーグ後にマサラタウンに帰ってきた時には、サトシとの再会を大喜びしている。
また、再会に喜んで暴走するケンタロスの群れに巻き込まれたサトシを「つるのムチ」で救出した。
ダイヤモンド&パール182話でサトシがシンオウリーグエントリー後に研究所のポケモンを順に送ってもらった際は、サトシに会いたくて本来転送されるはずのヘラクロスの順番を割り込んだ。
ポケットモンスター(アニポケ第7シリーズ)の39話ではシジマの回想で登場した。
68話ではサトシとの再会に喜んだ。
また、二度目の再会の際には他のポケモンたちよりもサトシに駆け込んできた。