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バーサーカー(Fate)の編集履歴

2012-05-20 16:58:04 バージョン

バーサーカー(Fate)

ばーさーかー

『Fate』シリーズに登場するキャラクター、もしくはサーヴァントのクラス名

概要

「バーサーカー」のクラス

狂戦士の英霊。英霊に「狂」の付加要素を許諾させるだけで該当できるクラスであるため、召喚呪文に特定の一節を組み込むことでクラスを指定して召喚できる。

もともとは弱い英霊を強化するために用意されたクラスであるが、原作に置いて弱い英霊がなることはほとんどなく、元から上位の能力を有した英霊がなることがほとんどである。その為に「バーサーカー以外のクラスだったほうが強かったのでは?」という意見も後を絶たない。

クラス特性としては基本能力を大幅に強化する代わりに理性を失い、一部の技術や技量を必要とする宝具などが使用不可能になる。また戦闘時はその制御が極めて難しく、サーヴァントの中でも特に魔力の燃費が悪いマスター殺し。逆に平時は自意識をほとんどあらわにしないため、もっとも従順かつ扱いやすいクラスでもある。それゆえ、第五次聖杯戦争時と第四次聖杯戦争時にてバーサーカーが指定されて召喚されたのにはそれなりの理由が存在する。



バーサーカーが2人…

左が第五次聖杯戦争時、右が第四次聖杯戦争時のバーサーカー。


『Fate/stay night』

人物10

  • 真名:ヘラクレス
  • 身長:253cm
  • 体重:311kg
  • 属性:混沌・狂
  • イメージカラー:鉛
  • 特技:--(狂化している為なし)
  • 好きなもの:--(狂化している為なし)
  • 苦手なもの:--(狂化している為なし)
  • 天敵:ギルガメッシュ
  • CV:西前忠久

第五次聖杯戦争において、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンによって召喚される。巨人と見紛うほどの巨躯を持った、巌(いわお)のような男性。

セイバーが最優のサーヴァントなら、バーサーカーは最強のサーヴァントと評されており肉弾戦では敵無しとされる。バーサーカーのクラスの固有スキルである「狂化」により、理性や一部の技術を失う代償に能力が引き上げられており、その破壊力は圧倒的。狂化しているためその人格をあらわすことはないが、マスターであるイリヤを護ろうとする描写がある。

ライダー曰く「バーサーカーのクラスでなかったらもっと強い」とのこと。


宝具

「十二の試練(ゴッド・ハンド)」は反則的防御能力。ランクB以下の攻撃をシャットアウトしてしまう上、11の代替生命ストックがある。さらに一度受けた殺害方法では二度と殺せないので、本気で倒すにはAランク以上の攻撃かつ12通りの方法で殺さなければならない。(しかし「勝利すべき黄金の剣(カリバーン)」を受けた際のように、オーバーキル級のダメージを受けるとダメージ分の生命ストックを消費するようで、この通りにはならない)

その一方、クラスの特質から理性を奪われており、相手の弱点に変化する攻撃宝具「射殺す百頭(ナインライブズ)」が使用不可能。


真名

真名はギリシャの大英雄ヘラクレス

彼を奉る神殿の支柱となっていた斧剣を触媒にアインツベルンのサーヴァントとして召喚された。ちなみに、「狂化」が付与されたのは前回の聖杯戦争でアインツベルンが招いたマスターとサーヴァントが結果的に裏切ったため、「完全に忠実な従僕」が望まれたことによる。

神話中で何度も発狂する伝承があることから「狂戦士」のクラスに相当したが、本来ならば「魔術師」以外の全クラスに当てはまるほどの武芸百般を極めた武人である。




『Fate/Zero』

zeroバーサーカー


第四次聖杯戦争において、間桐雁夜によって召喚される。傷だらけの黒いフルプレートを纏った謎の騎士。

スキル「無窮の武練」により、狂化してなお本来の武芸の冴えを損なっていない規格外の特性を持つ。セイバーに対し強烈な執着を見せ、その姿を認めれば、マスターの制御をも撥ね退け彼女に襲い掛かる。

ちなみに、バーサーカーとして召喚された理由はマスターの間桐雁夜が刻印蟲を体に埋め込むことで魔術師となった、いわば即席の魔術師なので殆どが魔術師である他のマスターとの間には戦力差があり、その戦力差をカバーするためである。



宝具

手にした武器に自らの宝具としての属性を与える「騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)」。黒い霧でもって己の正体を隠蔽する「己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)」(本来は変身能力の宝具だが、狂化の魔術によって失われている)。そして、二つの宝具を封印することによって使うことができ、自らのステータスを上昇させる剣「無毀なる湖光(アロンダイト)」の3つ。


真名

正体はセイバーのかつての部下、円卓の騎士の一人、湖の騎士にして裏切りの騎士ランスロット。アーサー王の妻ギネヴィアと恋に落ちた彼は、「完璧な騎士」であるが故に愛する女を救うことも王を裏切ることもできず、ギネヴィアの不貞が暴露されたことで円卓の騎士の座を追われ、ブリテン崩壊の一端を担ったという汚名を受けた。

その過去から英霊に座に至っても後悔と憎悪の感情を捨て切れず、第4次聖杯戦争では「発狂」できるという理由で参加した。「人妻に焦がれ」「その夫に対して複雑な感情を抱く」という点でマスターである間桐雁夜に似る。


『Fate/Extra』

Fate/Extra』では、敵側に二体のバーサーカーが存在する。


バーサーカー

CV:柚木涼香

至って普通の女性の姿をした英霊。左右で瞳の色が違う。マスターは臥藤門司

真名はアルクェイド。真祖に区分される吸血鬼であり、地球に宿る精霊の一種。人間とは相容れない自然霊であるにも関わらずマスターに「神」として間違えられた解釈を押し付けられた事でスキルが劣化しており、バーサーカー化や魔眼は効果が充分に現れておらず、星のバックアップを受けるスキル原初の一は全く機能していない。

宝具はブルート・ディ・シェヴェスタァ。血の姉妹による盟約とされ、正確には宝具というよりは特性で、周囲を地球環境化(テラフォーミング)する。この宝具を発動させることでムーンセルによって月の重力に合わせて再現されたマスターやサーヴァントたちは彼女の周囲では通常の六倍もの重力を受けることになる。『MELT YBLOOD』でも同名の技が登場しているが内容は異なる。


もし正当のマスターによって召喚されたならば、クラスはバーサーカーではなく、過去の聖杯戦争におけるアヴェンジャーなどの例外的なクラスであるファニーヴァンプになる。本当のマスターは学生服の少年らしい。多くのサーヴァントと存在そのものが異なる「異質」であり、マスターが倒れても消えることはない。




バーサーカー

CV:安井邦彦

中華風の鎧に身を包んだ、巨躯の武人の英霊。マスターはラニ=Ⅷ

バーサーカー化していると同時に、マスターと意識を同一させているため、より機械的なサーヴァントになっている。しかし、身を挺してマスターを守ったり、死に際に武人らしい笑みを浮かべたりと、感情が全く無いわけではない。

真名は呂布奉先。中国の三国志時代に名高い武将であり、バーサーカー、ランサー、ライダー、アサシン、アーチャーと五つのクラスに該当する資質がある。三国志において最強の一角に数えられるその力が、バーサーカー化したことによってさらに引き上げられている。

宝具は「軍神五兵(ゴッド・フォース)」。彼の軍師・陳宮が考案し、後に彼の主武器として知られる人工宝具方天画戟を解放する。五つの形態を持つ万能武器であるが、今の彼はバーサーカー化しているため、矛と砲(弓矢)の形態しか使えない。

 ランサー、あるいはライダーのクラスで召喚された場合がもっとも強いが、「強すぎる気がする」という制作側の理由でバーサーカーのクラスとなった。結果として弱体化はしているが、それでも遠坂凛と契約したクー・フーリンと対等に渡り合っていることからも、本来の実力がどれほど凄まじい英霊であるかが伺える。



『Fate/Apocrypha』

Fate/Apocrypha』では、三体のバーサーカーが存在する。



バーサーカー

電撃を纏ったメイスを装備している、寡黙な少女。狂化はしているものの「ヤァァ(はい)」「ウィィ(不満)」など返事はできる。節電に熱心で、マスターが入っているトイレの電気をこまめに切ろうとする。

真名はフランケンシュタイン。博士ではなく人造人間の方である。

他のバーサーカーと比較するとステータスは低いが、実体のない攻撃を吸収、電気に変えて放出することで無効にするなど様々な機能がついており、決して弱いサーヴァントではない。

宝具は第二種永久機関を再現する巨大なメイス「乙女の貞節(ブライダルチェスト)と、それを用いて電撃を解放する「磔刑の雷樹(ブラステッドツリー)」の二つ。

磔刑の雷樹を使用すると彼女も死んでしまうが、その際一定確率で新しいフランケンシュタインの怪物が誕生する。ただし、死んでしまう彼女がそれを見ることはできない。




バーサーカー

青白い肌に金の髪の毛を持つ大男。身長は220センチ以上あり、征服王より大きい。

バーサーカーでありながらはっきりと理性があり、会話も可能。しかし思考回路が「最も困難な道を行く」ことで固定されてしまっており、誰の命令も全く聞き入れない。

真名はスパルタクス。古代ローマにおいて奴隷たちを率いて大反乱をおこした剣闘士である。弱者を救済し、強者に反骨するだけの男であり、劣勢にある敵には一切攻撃せず、敵の攻撃を全て受け止めた上で反撃するレスラーじみた戦闘スタイルをとる。

この戦術を可能にしているのが彼の耐久EXという凄まじいタフさと、傷つけられるほど闘志が燃え上がり、強くなっていくという宝具「疵獣の咆吼」である。

公式曰く、「抱擁系マゾヒスト」。虚淵玄のお気に入りサーヴァントである。

「大丈夫、ほら傷口も笑ってる」というセリフが特に気に入っているらしい。




バーサーカー

金髪のおかっぱ頭にサングラスをかけた、ヤンキーのような男。小学生レベルの精神構造をしており、召喚されてすぐに現世の文化に染まった。

真名は坂田金時。足柄山の金太郎として多くの人々に親しまれる日本の英霊。

現代文化の影響で「ゴールデン」という言葉を気に入り、自ら「ゴールデン」を名乗り、子供たちのヒーローたらんと振る舞う。唯一の弱点は色恋沙汰で、美少女であったらしい酒呑童子をだまし討ちで殺してしまったことが尾を引いているとのこと。

宝具は雷を封じたカートリッジが付いている巨大なマサカリ、「黄金喰い(ゴールデンイーター)」。応用として範囲を広げ対軍宝具として使う「黄金衝撃(ゴールデンスパーク」)もある。宝具の正式な名前は別にあるが、これで何故か解放できてしまう。

他、「ダメージを受けると狂化して真っ赤になる」「動物と会話できる」などのスキルを所持する。


関連タグ

Fate/staynight  Fate/Zero  Fate  バーサーカー  間桐雁夜  黒主従

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