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ケルディムガンダムの編集履歴

2023-05-27 17:07:14 バージョン

ケルディムガンダム

けるでぃむがんだむ

ケルディムガンダムとは、『機動戦士ガンダム00』に登場するモビルスーツ。

「ハロ、今日は本気モードで行くぜ」

「ハロ、TRANS-AMは!?」「1 second 可能!1 second 可能!」「…上等!!」

機体データ

分類第4世代ガンダム
形式番号GN-006
頭頂高18.0m
総重量58.9t
装甲材質Eカーボン
動力GNドライヴ
マイスターロックオン・ストラトス(ライル・ディランディ)

機体説明

型式番号GN-006ガンダムデュナメスの後継機であり、マイスターは2代目ロックオンことライル・ディランディ


元々は初代ロックオンことニール・ディランディが運用することを考慮して開発された機体だったが、完成前にニールが戦死したため、急遽マイスターがライルに変更されたという経緯がある。そのため、ライルの得意とする早撃ちを前提とする武装よりもニールの得意とした狙撃を重視した武装が施されている。ライルも兄のために用意された武装を見事に使いこなし、自分の得意な戦法と組み合わせて多大な戦果を挙げた。


頭部ガンカメラやライフル型コントローラー、ハロによる制御サポートなどの主だった機能が受け継がれており、バックパックにはトランザム時にのみ使用可能な照準用フォロスクリーンが新たに搭載された。このフォロスクリーンは、膨大な情報を高速演算処理し敵機の動きを予測することで、ガデッサを上回る命中精度と射程を発揮する。

またガンカメラはカバー開閉式に変更されている。


GNドライブは精密射撃時にドライヴのトロポジカルディフェクトが空間に影響を与えるため、照準が阻害されないように尻部に外付けされ、普段はシールドビットで保護されている。


最終決戦ではアリー・アル・サーシェスアルケーガンダムからリヴァイヴ・リバイバルガデッサと連戦する形になったが、損傷により戦力低下を起こしながらも最後まで戦い抜いている。またこの時、ケルディムはトリガーを引く為の人指し指が壊されており1秒間だけトランザムを発動し回避。続けてGNビームピストルⅡをガデッサの懐にねじ込み、逆手の持ちの要領で小指で連射、撃破している。決戦後は、サーガに改修されてフェレシュテの元、宇宙用の機体として運用されている。


武装

本機の武装は、ニールが提出したレポートを元に開発されているため、格闘戦用の武装が廃されている。


GNスナイパーライフルⅡ

デュナメスのスナイパーライフルの発展型。銃身を折りたたむことで、取り回しと連射性能に優れた3連バルカンモードに変形する。

ライルの戦闘スタイルには合わなかったのか、投棄したり破壊されたりすることが多かったが、ここ一番の狙撃はしっかり決めている。


GNビームピストルⅡ

バックパックに外付けされたビームピストル。

威力は低いが、至近距離であればMSの装甲を撃ち抜いたり腕を吹き飛ばしたりすることも可能。

敵機の格闘攻撃を受け止められるように耐ビームコーティングを施したブレイドが装備されている。グリップを可動させることで垂直状にモードチェンジできるのだが、こちらは格納状態として設定されており(見た目はハンドアックスのように見えなくもないが、どうもそういう設定がない)、背部や腰部から取り出しやすくなっている。


ライルは狙撃よりも早撃ちや速射が得意なためか、専らこれによる近接戦闘をすることが多い。


GNミサイルポッド

デュナメス同様、腰部フロントアーマーに内蔵されている。


GNシールドビット

ハロによって遠隔操作されるオールレンジ兵器

基本的には立体防御用の兵装だが、ビーム砲が内蔵されているため、攻撃にも使用可能。

4基組み合わせるとアサルトモードとなり、より強力なビームを発射することができる。


関連動画

バリエーション

ケルディムガンダムGNHW/R

ケルディムガンダム

ケルディムガンダムの最終決戦仕様。

GNビームピストルⅡが2丁、GNライフルビットが右肩に2基、臀部に4基の計6基追加され、戦闘力が格段に向上している。右肩のライフルビットは装備したままでも使用可能。なお、臀部に装備されていたGNシールドビットは全て左肩に移動している。

劇中ではGNライフルビットはアルケーガンダムとの戦闘でGNファングを封じる為に用いられた為、オールレンジ攻撃には用いられていない。


ケルディムガンダムサーガ

詳細はこちら


立体物

いずれも主力武装一式が付属するが、フロントスカートに搭載されたGNミサイルは省略されている。

GNシールドビットも全て分離し専用の台座も付属するが、後付で登場したアサルトモードはいずれの立体物でも再現されていない。

ガンプラ

1/144スケールのHG版と1/100スケールのガンプラが登場。

HG版では通常のケルディムに加え、トランザム仕様とGNHW/R仕様もラインナップ。なお、ケルディムサーガはバトローグに登場したBF版が立体化されている。

実は、ガンダム・エアリアルに先んじて粘着面に彩色されたシールを採用したガンプラでもある(頭頂部の開閉カメラ部分)。


HGは革命とも言われたHGダブルオーガンダムのPC-001ランナーがポリキャップとして採用され、狙撃ポーズに重要な膝立ても簡単に出来るなどダブルオーにも劣らない広い可動範囲を誇る。ただし、腰軸に関しては長いポール式のボールジョイントで胴体に繋がれる独特の接続構造を持ち、腰根本から曲げる挙動は苦手。

また、GNスナイパーライフルⅡの変形はこの頃のキットで顕著だった差替式となっている。

GNHW/Rは本体のクリアパーツがすべて無着色だったのに対し、追加武装のライフルビットのセンサーがちゃんとクリアブルー成形になっている。一方、右肩のライフルビット用ジョイントは固定されているため、劇中でもやっていた砲口を補助砲台のように前に向ける事は出来ない。


1/100は同スケールのダブルオー同様腰ではなく胸に回転軸を持ち、頭部にLEDユニットを仕込めるスペースがあるが、LEDユニットは同梱されていない上首元のボールジョイントとポリキャップが非透明なため、そのままでは光らせることは出来ない。

後発のデザイナーズカラーバージョンならポリキャップと首元のジョイントが透明に変更され、LEDユニットも付属するため発光させることが可能なので、このスケールで買う場合はデザイナーズカラーの方が推奨される。


アクションフィギュア

ハイコンプロ、ROBOT魂で発売。


ハイコンプロはダクトを保護する胸部装甲が稼働する独自のギミックを持つ。さすがにカメラ開閉はサイズの関係でアンテナ丸々交換での再現となっている。またGNビームピストルⅡのカラーリングが濃いグレーと設定とは大きくかけ離れている(設定上は水色とライトグレーの中間みたいな色)


外部出演

Gジェネレーションシリーズ

「WORLD」以降、「GENESIS」以外に登場。

デュナメスから開発可能。MAP兵器の狙撃を持ち、敵に確実にダメージを与えられるのが特徴。

一方、防御アビリティはデュナメスのGNフィールドと比較すると使い勝手がいまいちなシールドビットになっており、無効化できる数値自体は高いものの、防御しないと効果がないという欠点がある。

また、シールドビットは覚醒武器のため、覚醒値を持たないライルとの相性は実は悪い。懐に入られるとトランザム以外では攻撃できないという射程の穴がある、という点もツラい。長射程を生かして懐に入られないように立ち回ろう。

GNHW/Rに開発すると、シールドビットがライフルビットに変わり武装の威力が底上げされるが性能にほとんど変化はない。逆にサーガに開発すると武装ががらりと変わるので、GNHW/R→サーガと開発すると、リストを埋めやすい。いずれを経由しても、「OVER WORLD」以降は最終的な到達点はサバーニャになる。

なお、なぜか騎士スペリオルドラゴンが設計素材に要求される。


スーパーロボット大戦シリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇」に登場。

スパロボではGNHW/Rにならず、武装として追加される。デュナメスと比べて格闘武器を持たず、GNHW/R追加までは癖が強く燃費の良くない武器が目立つため使い勝手はいまひとつ。武装追加後が本番。

トランザムが2つあり、精密射撃と連続攻撃になる。連続攻撃の演出はアルケーガンダム戦とガデッサ戦を元にしている。

なおライルにはヒット&アウェイが無いため、優先的に取得させたい。


関連タグ

機動戦士ガンダム00 ガンダム00 ロックオン・ストラトス ライル・ディランディ

ガンダムデュナメス ガンダムサバーニャ


ダブルオーガンダム アリオスガンダム セラヴィーガンダム セラフィムガンダム

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