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フサエ・キャンベル・木之下の編集履歴

2023-07-18 20:01:07 バージョン

フサエ・キャンベル・木之下

ふさえきゃんべるきのした

フサエ・キャンベル・木之下は『名探偵コナン』の登場人物である。

CV:増山江威子 / 少女時代:本多知恵子

概要

イチョウをモチーフとした有名ブランド、フサエブランドの創設者にして社長。

金髪の美女で、両親のどちらかが外国人のハーフ

元々木之下フサエという名前だったが両親の離婚後、アメリカで母親が再婚し、フサエ・キャンベル・木之下となった。

昔は日本に暮らしており、自身の金髪を周囲の子供に揶揄されコンプレックスになっていた。


40年前の秋の初恋

阿笠博士とはお互いに初恋の相手。

小学4年生の頃は髪を高い位置でツインテール状の三つ編みにしており、登下校時はずっと帽子を目深に被り、頬にそばかすがあった他、帽子の下からのぞく大きな瞳が愛らしい少女だった。

40年前の夏休み明けに阿笠と出会い、飼い犬にかまれて以来動物嫌いになっていたために大型犬に吠えられて困っていた所を助けられた。

以降、彼女の動物嫌いを克服するのに阿笠は付き添い続け、ハムスターで動物に慣れた上で上述の犬にも怖がらないようになった他、学校のニワトリの世話も共にしていたが11月の末には両親の離婚に伴い引っ越してしまう。

風で帽子が吹き飛ばされた時に阿笠に嫌われたくないと必死で髪を隠そうとして泣きじゃくるも、阿笠は帝丹小学校のイチョウ並木のイチョウの葉を一枚拾い「ボクは好きだよ…、イチョウの葉っぱみたいできれいじゃないか!」と褒めたためコンプレックスから救われることになる。


再会を願う葉書

フサエは引っ越しの前に阿笠の当時の実家(後に田舎へと引っ越す)のポストに葉書を直接投函しており、引っ越しをした11月24日から十年後、また会えることを希望する内容となっていた。

ただ場所は想い出の場所とだけでクイズ形式であったため、江戸川コナンたち少年探偵団たちの協力でどうにか再会できるまで40年の歳月を要してしまうこととなった。

しかし、たとえ会えなくてもまた十年後も同じ場所で待ち続けると葉書に書いてあった通り彼女は十年ごとに思い出の場所で待ち続けていた。


再会と予感

コナンたちのお蔭で40年ぶりに再会できたもののコナンたちと一緒にいる阿笠を見て、彼は既に結婚し幸せな家庭を築いていると誤解する。

そしてフサエは自分に付き添ってきてくれた母の再婚相手の友人、ビリーを夫だと言って偽り車へと戻っていったのは、40年間も自分を待たせていたと知ったら阿笠が心を痛めると思い、あえて素性を明かさないようにするためだった。


今までビリーに無理を言って十年毎に思い出の場所に来ていたが、形はどうあれ今回で阿笠と再会できたので、今回で終わりにすると告げて車を出すように言ったフサエだったが、車が動き出した事に気づいた阿笠が「今でもイチョウは大好きですよーー!!!」と叫んだことから彼が自分の正体に気付いたことを知る。

阿笠の声が聞こえたフサエはつい目に涙を浮かべ、後ろを振り返って阿笠を見つめる。

そして照れた様子でビリーにまた十年後も付き添って欲しいと伝えたものの、ビリーはバックミラーで阿笠達を見ながら「たぶん次に会うのは、そんなに時間はかからないんじゃないかな…」と意味深な事を言うのだった。


少女との約束

10年前、フサエが引っ越しをしてから30年目の11月24日にもフサエは阿笠を待ち続けていた。

雨の中、イチョウの木の下で雨宿りをする小学1年生の毛利蘭と出会い、もう夕刻で阿笠が来ないことを分かっていたフサエは蘭に傘を譲った。

フサエが濡れてしまうと遠慮した蘭だったが、フサエは自分のブランドがいずれ有名になったらバッグかアクセサリーを買うようにと約束をすることで蘭は傘を受け取り、同じく雨に降られていた工藤新一と共に帰っていった。

そしてフサエブランドの来日となる現在、約束を果たすためにショッピングに訪れる蘭の姿があった。


余談

  • 声優は峰不二子役で有名な増山江威子。運転手のビリーが次元大介役の小林清志という某大泥棒4人組の内の2人という粋なキャスティングである。
  • フサエブランドは初恋の人との思い出のイチョウの葉をモチーフにしたデザインで、高級品からリーズナブルな値段の物まで幅広く展開。ブランド好きの灰原哀が交換条件に新作モデルを要求するなど、フサエの登場以降は作中の人気ブランドとして度々名前が出るようになる。











※以下劇場最新作のネタバレ注意





















最新映画にて

劇場最新作『黒鉄の魚影』の冒頭にて、イチョウの葉をかたどったフサエブランドの限定アクセサリーが登場した。灰原が限定のブローチを購入しようと最後の整理券を受け取るが、自分の後ろにいたおばあさんが残念がっているのを見つけ、整理券を譲る。その様子を見ていた鈴木園子が灰原へのご褒美として、八丈島にある鈴木財閥のホテルに一同を招待するところから物語が始まる。


エピローグで実はこのおばあさんはベルモット(名探偵コナン)の変装した姿と判明する。本作の中でベルモットが灰原を助ける行動をとっていて監督曰く「ブローチを譲ってくれた灰原を助けたエピソードは先生が初期に足してくれたアイデア」とのこと。ベルモットが殺したいはずの灰原に対してそのような行動をとった理由は別にあり、フサエとベルモット、フサエと黒ずくめの組織に何らかの関係性があるのではと疑う声がネット上で散見される。イチョウの花言葉が「荘厳」「長寿」「鎮魂」なのも影響しているのかも。なお、海外なら永遠の愛、阿笠博士との関係を匂わせるものとなる。


ちなみに灰原はおばあさんに対して全く警戒心を抱いていなかったが、元々灰原の組織の匂い感知能力は精神状態に大きく左右されるもの。当初は大好きな実姉からすら匂いを感じていた程の高性能さだったが、普通の日常を送る中で鈍ってきていて、さらにベルツリー急行殺人事件で組織の人間はシェリーは死んだ思っていると灰原はコナンから聞いているので気が緩んでいる。現に原作においても妊婦に変装したベルモットが間近にいたのに発動していない。


また今作ヒロインの灰原とゲストキャラクターの直美・アルジェントとは、子どもの頃に人種差別を受けていたといった共通点がある。


関連項目

名探偵コナン 阿笠博士 フサエブランド イチョウ

峰不二子…上述の通り声優繋がり

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