藻は植物のうち、生活の大部分を水中で過ごすものをひっくるめた呼びかたである。
植物体のほぼ全体が水中にあり、繁殖のときだけ水面より上に花を咲かせる。種類によっては花も水中に咲かせ、一生水上に現れないものもいる。
植物学的には、水中生活をする植物のうち、種子を作らず卵子と胞子を放出して「あとは勝手におやんなさい」とばかりに水の流れに任せているものを指す。
(参照:水草)
藻に総じて言える特徴として
- 葉っぱらしい葉がない、または茎らしい茎がない。
- 栄養を取り込むための根が無い(根っこらしき器官を有する藻は多いが、あれは仮根と言い、周囲にしがみつくためのものにしか過ぎない)。
- 植物体全体がくにゃくにゃと柔らかい。水の中で生息していて重力に逆らう必要がないのだから、頑丈なボディは不要なわけである。
- 上にも書いたように、種を作らない。胞子と卵子を放出するのみである。
といった点がある。
藻の利用法
藻は、水槽の中などに配置して飾りとして使用するだけではなく、いろんな利用法がある。