概要
姿は黒い双頭の犬で、鬣と尻尾の一本一本が蛇になっている。
性格は落ち着きがなく、せっかち。
ゲリュオン(クレタ島)の不思議な雄牛の番犬だったが、ヘラクレスにフルボッコにされてしまう。
ファイナルファンタジー
ファイナルファンタジー6で初登場。なぜか犬ではなくタコの姿をしている。
関西弁と讃岐弁が混ざったような怪しげな口調で喋りまくる。女の子が好きで筋肉ムキムキが嫌い。得意技はタコじるしのすみ。
テュポーンを大先生と呼ぶ。一応元ネタであるギリシャ神話ではテュポーンはオルトロスの父であるため関連はある。
主に崩壊前の世界で出現し、合計で4回戦う事となる。
戦闘時にも台詞やイベントが用意されてる珍しいキャラクターである。
崩壊後の世界ではコロシアムの受付を行っている。
第1回の戦闘はレテ川。
ティナに惚れてしまう、と言ったりマッシュに筋肉ダルマ嫌い、と言ったりと台詞が豊富である。
しかしながら、この戦闘で最も怖いのは怖い顔のバナンがたこ足で殺されてしまうことだろう。<バナン死亡で即ゲームオーバー>
ティナのファイアなどが有効である。
海の生物であるはずのタコが川に登場するというネタもあるが、まだここでは水棲生物らしさがある。
第2回の戦闘はオペラ劇場である。
セッツァーの真似をして脅迫状を送ってきたが無視された腹いせに劇場を台無しにするべく登場する。
その際には劇場の天井裏から4tの重りをセリスの頭に落とそうと企むが、予定より重かったこともあり、落とすのに手間取ったところをロック達に邪魔される。
このイベントは突っ込み所が多く、そもそも天井裏まで運んだはずの重りが「予定より重い」ということもないだろうし、4tの重りが耐えられる天井裏というのも不思議である。
第3回の戦闘は西の山。
三闘神像を狙ってロック達と対峙する。暫くすると体質が変化し、三属性魔法で攻撃するとそれぞれのガ系魔法で反撃してくるようになる。
さり気なく、崩壊前の世界でブリザガ、サンダガを見る事が出来る唯一の戦闘である。
この戦闘ではある程度ダメージを与えるとリルムが乱入してくる。その後、リルムのスケッチを使うとその時点で戦闘が終了する。
第4回では魔大陸突入直前の連戦で対峙する。
今回はある程度のダメージを与えると大先生を呼び出してくる。
最終的にはオルトロスを倒そうと倒すまいと大先生を倒すと鼻息で飛ばされて戦闘が終了してしまうため、決着は着かない。
実は、この4戦を全て戦う事が出来るキャラクターはいない。
第3回の戦闘でロックに三度、と言われるが第1回の戦闘ではロックは戦闘に参加していないし、ティナは第2回の戦闘では参加していない。
崩壊後の世界では戦う事は無いが、大先生と共にコロシアムに居て、しょうもないアイテムを賭けた時には大先生が相手をしてくれる。
オルトロスとは戦う事は出来ない。
DFFでは大先生と同じく召喚石として登場。
使用すると相手プレイヤーはブレイブの表示が墨で見にくくなる。
一撃必殺状態の時は光るのは見える為、あまり脅威ではないかもしれないが、相手のブレイブが5の倍数時に使用で相手をブレイブブレイクする、デスゲイズなどの条件型相手の召喚石を使いづらくする効果などはある。
敢えて言うならば『BRVが5の倍数』を付けていればその条件が発動しているかで分かるが……。
この今ひとつといった効果もネタキャラであるオルトロスっぽい、といえなくもない。
13-2では、大先生と一緒にDLCとして、コロシアムに登場し倒すと仲間になる。
担当声優は、小野坂昌也。
スクエニ公式PV⇒こちら
ベン・トー
強力な狼である「沢桔梗」「沢桔鏡」の2人の二つ名。買い物カゴを使った攻撃と息の合ったコンビネーションが強み。