「シャーリィ」のタグで登録されることが多い。
注意 正シャーリィ 誤シャーリー
概要
年齢 | 15歳 |
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身長 | 154cm |
体重 | 41kg |
3サイズ | 77-56-82 |
声 | 広橋涼 |
「テイルズオブレジェンディア」のヒロインキャラクター。
テイルズオブシリーズのマザーシップタイトルで主人公勢と敵対する唯一のヒロインであり、またシリーズのヒロイン勢で、非戦闘員と戦闘員の両方を経験した最初のヒロインでもある。
(なお、非戦闘員キャラクターの初出はテイルズオブリバースの クレア、他にどちらも経験したキャラクターにテイルズオブハーツのコハクがいる)
これと決めたことは譲らない芯の強さがあり、また交わした約束を裏切らない責任感の持ち主。
水の民の指導者「メルネス」と呼ばれる重大な役職に立つ関係上、あらゆる陣営からその身柄を狙われる。
また水の民でありながら、後天的に爪術を失い海水や潮風に当たると体調を崩してしまう特異な体質となった。
これは幼少時に、覚醒し水の民の指導者となるべく臨んだ「託宣の儀式」を、ある少年の存在から拒絶し失敗したのが原因。
幼い頃から親しんだその少年セネルを兄、また異性として慕う。
同時に姉であるステラのセネルに対する想いも知っており、セネルに自身の想いを伝えずにいたが、
物語が進む中でセネルとステラが相思相愛である事を知ったことにより、気持ちに区切りをつけセネルからの自立を果たしている。
戦闘面
物語のメインシナリオでは前述の立場や体質からパーティメンバーに加わることはないが、
物語の後半『キャラクタークエスト』からパーティの戦線に加わる。
独自の古代詠唱を用いたブレス系爪術と、ペン先から撃ち出す光弾(テルクェス)を武器に戦う後方支援キャラクター。
彼女の術はどれも高出力高燃費であり、詠唱の早い初級術でも他の上級術並の火力が出るのが特長。
また通常攻撃の飛び道具は判定の持続が長いため置きトラップのようにも機能し、それを活かしたジャンプ攻撃の性能はシリーズ随一とも。
なお、シャーリィはテイルズオブザワールドレディアントマイソロジー3でも登場し、通常攻撃での性能こそ劣化したが、扱いやすい攻撃術と秘奥義によって参戦者屈指の強キャラとなっている。
性格
無駄な争いを好まず困っている人間を見捨てることのできない勇敢で優しい性格。
また恋愛観については幼少時から一途にセネルを慕ってはいるものの、ステラへの気遣いもありあまり積極的ではない。
セネルに告白を試みた際は、相手の意向を先に聞き届けて自ら身を引いており、またセネルが口説きに来た際もやはり最初にステラへの気遣いを見せている。それを差し置いてでも詰め寄ろうとするセネルに対しても、感謝だけ告げ仲間を裏切るまいと抵抗するなど、
私事よりも仕事、その上で自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先する傾向がある。
フェニモールとシャーリィ
水の民を統べる存在『メルネス』として誕生したシャーリィは水の民の頂点に立ち導く立場であり、幼少の頃より腹を割って打ち解けられる相手はいなかった。
その後も長くセネルの監視下に置かれ交流の機会を閉ざされていたが、物語が進み自らヴァーツラフ軍の捕虜として投降後、同じく捕らわれていた水の民の少女・フェニモール・ゼルヘスと出会ったことで彼女の交流に転機がもたらされる。
当初フェニモールとは、シャーリィがメルネスという立場でありながら陸の民であるセネルを慕い、メルネスとしての力を行使しない事から衝突した。
そして同時に自分の仕えるべき民の少女から想いの丈をぶつけてもらった事で、長く眠っていた使命感に目覚めていく。
その二人が衝突した脱走の地、毛細水道にてシャーリィの機転により軍の追手から助けられた事で、フェニモールの態度も軟化し次第に二人は和解するようになる。
無事軍の捕虜の身から生還した二人だったが、あくまでメルネスと民の関係として接してくるシャーリィに、フェニモールは一個人としてぶつかっていく。
素直な気持ちを伝えるのを手助けするなどシャーリィ自身の気持ちを案じ、フェニモールはシャーリィにとって打ち解け合える初めての人物となった。
だが友情の契りを交わし苦悩も不安も打ち明けこれからという矢先、シャーリィはフェニモールと死別し二人の邂逅は終わりを告げる。
遺されたのはシャーリィ個人に幸せになってほしいという願いだったが、水の民の代表者であるシャーリィは、陸の民の殺意を聞いて失望し残された仲間たちと共に反撃を決意。
陸の民の暮らす大陸を海に還す大沈下の遂行を条件に、力を取り戻して託宣の儀式を成功。3年越しの覚醒を果たすこととなる。
改めて民の指導者として立ち上がったシャーリィだが、
最後に一個人として別れを惜しむ気持ちから区切りをつけるように、
物言わぬフェニモールの亡骸を葬り弔うよう親衛隊長のワルターに託している。
こうして火蓋を切った水の民と陸の民の抗争は、最終的に彼女の決断で遺恨を残しながらも講和にこぎつけている。
陸の民との繋がりを待ち望んでいた彼女の未練が、覚醒後も大沈下をすんでのところで食い止めていた。
そこへこれまでの陸の民との繋がりが全てすれ違っていた事実を知り、
その未練を捨て約束の地へと向かうが…
なぜ人はすれ違い理解し合えないのか、すれ違わないために自分は何をしていけばいいのか
その答えを自身の中で見つけたシャーリィの手が、ただ待つことをやめ自らの意志で陸の民と手を繋ぎ直し共闘に踏み切った事で、
両種族が歩み寄る未来の先駆者として、駆け抜けていく道を切り開いた。
その後フェニモールの遺した想いはキャラクタークエストのクロエ編で無事に実りを迎える。
以前のように期待に応えるだけだった受け身な姿勢はなく、明確な主体性を持って人の繋がりを広げていく彼女の姿がそこにあった。
かつて友情を交わした人をなぞるかのように、境遇に共感したクロエにぶつかり仲間達の想いと引き合わせた事で、互いを気遣うあまりすれ違い離れていくメンバーが、再び歩み寄るきっかけを作っている。
関連イラスト
関連タグ
ワルター・デルクェス フェニモール・ゼルヘス テューラ・ウェルツェス