江戸時代の年貢について

八公二民が一般的だなんてどこからそんな誤情報を得たんだ?

『天領』(江戸幕府直轄領)での年貢徴収率は「五公五民」(収穫された農産物の5割を年貢として上納し、残り5割を農民の所得とする)であり農民がノホホンと暮らせる楽園であったが、『大名領』(地域領主直轄領)では「八公二民」(収穫された農産物の8割を年貢として上納し、残り2割を農民の所得とする)が標準的な年貢徴収率であった。なお一向一揆が絶えない『大名領』では「九公一民」(収穫された農産物の9割を年貢として上納し、残り1割を農民の所得とする)という過酷な年貢徴収率であった。

-【21世紀の年貢：ウクライナ南部の穀倉地帯で『七公三民』政策を実施するロシア軍】 [youtube:kS_SCTGpOmc] ※詳細は『CNN(Cable News Network)』 2022年5月5日公式報道『Ukraine farm thefts: Russians steal vast amounts of grain and equipment, threatening this year's harvest』の公式英語情報を参照の事。

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